砂利敷きは、庭の見た目をよくするために適した作業です。実際にはいくら費用がかかり、作業が完成するまでに、どのようなプロセスを踏むのでしょうか。今回は、砂利敷きの費用と費用を抑えるための方法についてご紹介します。
砂利敷きにかかる費用に関わる4つの要素
砂利敷きにかかる費用を算出するのに必要な4つの要素を見ていきましょう。
- 砂利を敷く場所の面積・広さ
- 砂利を敷く厚み
- 砂利の種類
- 砂利を運ぶためにかかる運賃
それぞれの要素について、ご説明します。
砂利を敷く場所の面積・広さ
まず、砂利を敷き詰めようとしている場所の広さを把握するところから、始めます。ホームセンターやコンビニで売っているメジャーを使って測ってみましょう。
この際に、ミリ単位まで正確に調べる必要はありません。広さは、縦の長さと、横の長さをかけるだけで簡単に出すことができますよ。
砂利を敷く厚み
広さが分かったら、次に砂利の厚みをどのくらいにするべきか決めます。
必要以上に厚くしすぎる必要はありませんが、費用を気にするあまり地面が見えるほど薄くすると、あまり砂利を敷く意味がなくなってしまいます。
砂利の厚さは、用途によって決めましょう。人が通行するような場所であれば3cm~5cm、駐車場の場合は10cm~15cmが適切になります。
砂利の種類
続いて、どの種類の砂利を使うかも、価格を決めるうえで重要な要素になります。
多少労力がかかっても個人で砂利敷きをするのであれば、ホームセンターで売っているものを購入するのがお手頃です。よくホームセンターで売っている商品が、バラスとガーデンストーンです。
バラスが粒サイズ1cm程度、ガーデンストーンは3mm~5mmです。10kg入り、12kg入り、20kg入りで売られていることが多いです。
価格は販売しているお店によりバラバラで一概にはいえませんが、バラスならば20kgで200円~500円売られていることが多いです。
砂利を運ぶためにかかる運賃
コストを計算するのに、忘れがちなのが運賃です。1袋10kg~20kgある砂利は、数袋運ぶだけでも大変なので、輸送手段を考える必要があります。
ネットで購入すれば砂利を運ぶ手間はかかりませんが、その分運送にかかる費用は、自分で運ぶよりは割高になってしまいます。
ホームセンターで砂利を買えば、無料でトラックを貸し出しているところもあるので、運賃はかかりません。
費用を優先して考えるのであれば、ホームセンターで購入することをおすすめします。
砂利敷きの費用の抑え方
厚みの薄い砂利「砕石」と呼ばれるものを購入すると、1袋あたりの単価が安く、費用は抑えられます。例えば前述したバラスは砕石にあたり、安い砂利です。
また、大量の砂利が必要な場合は、造園業者で運搬をやってくれる会社もあるので、依頼してみるのも良いでしょう。
その場合、砂利敷き自体も全て業者に依頼するのが、コストや手間を考えた場合にも、ベストな方法と言えます。
砂利敷きの相場
実際にどのくらいの費用がかかるのか、一軒家の庭と一軒家の駐車場に砂利を敷いた場合を例にご紹介します。
一軒家の庭
個人で行った場合は10㎡あたり2万円~3万円、業者に依頼した場合は3万円~4万円が相場になっています。
だいたい、ガーデニングやバーベキューが楽しめるサイズの庭の大きさが3坪で10㎡弱になります。
業者に依頼した場合は、この費用の中に、除草やその他付随する作業代などが含まれている場合もあります。
一軒家の駐車場
1台の駐車に必要な十分なスペースが15㎡あたりになりますので、個人で作業する場合は3万円~4.5万円、業者ならば4.5万円~6万円が相場になります。
ただし、個人でDIYする場合は、使う砂利によってかかる費用は変動し、業者の場合は、使う会社によって費用や施工内容は変わります。
砂利敷きは業者に依頼するのがお得
個人で砂利敷きをするとなると、何かとやることが多く、時間がかかってしまいます。
材料を集めてみたものの、業者に依頼した時と比較してかえって費用がかさんでしまったり、結局面倒になってしまい、やらないままになってしまうケースもよくあります。
砂利敷きは業者に依頼するのが、時間や費用がかからず安心してできます。
初めて砂利敷きをする方であれば、現場を見てもらった後に、全て作業はお任せしてしまうのが、1番楽で確実です。
1人で作業をすると、庭の面積を測り、購入する砂利の適量や費用を計算し、どの砂利を買うかを検討し…など、本当にやるべきことがたくさんあります。
業者に任せれば、今回の砂利敷きだけでなく、今後の庭管理に関する提案や、アフターフォローまで行ってくれます。
砂利敷きを依頼したいおすすめ業者5選
費用面や、特徴などから砂利敷きをするのに、おすすめの業者を5選ご紹介します。自分に合った業者を見つけて、実際に依頼してみてください。
砂利敷きのことなら「砂利110番」
・画像引用:砂利110番 HP
1㎡あたり1,400円からという良心的な値段で、10㎡から砂利敷きをしてくれるのが『砂利110番』です。
日本全国どのエリアの施工でも対応してくれ、24時間365日電話での受付を行っています。
砂利110番は全国に加盟店があり、依頼を受けた現場に近い加盟店が駆けつけることができるので、各地からの相談を受けることができる仕組みになっています。
さらに、ホームページの下部にお問い合わせフォームも設けられているので、詳細に相談内容を伝えたい方や、電話よりもメール応対の方が良い方でも、安心して利用できますよ。
電話やフォームからの相談を受けて、現地の状況確認と見積提出を行い、実際の作業に入るので、砂利敷きが初めての方や、業者に頼むのが初めての方でも安心して依頼できます。
気軽に頼める「ニワナショナル」
・画像引用:ニワナショナル
『ニワナショナル』は東京、埼玉を中心に、関東エリアで庭のメンテナンスサービスを行っている企業です。剪定・刈り込み、草刈り、花植え、砂利敷きなどを個人、法人問わず対応してくれます。
年間を通した管理も可能なので、庭の管理を全てお任せしたいしたいという方にもおすすめの企業です。
砂利敷きは1㎡あたり2,200円から作業してくれます。LINEからのお問い合わせができるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
庭手入れのプロ集団「お庭マスターズ」
・画像引用:お庭マスターズ HP
個人宅から法人の庭や草木の管理まで、幅広く行っているのが『お庭マスターズ』です。
年間3万件の依頼数と、今まで関わってきた企業名がホームページに載っていることからも、実績は豊富だと言えるでしょう。
「他社より1円でも高ければ今すぐご相談ください」との記載があるため、価格面の相談も気軽にしてみましょう。全国各地に加盟店があるので、最短で即日の作業も可能です。
電話での見積もできるため、時間がない方にもおすすめの企業です。
砂利敷きのことならなんでもやってくれる「YUWAグループ」
・画像引用:YUWAグループ
24時間365日受付、即日対応可能を強みにしているのが『YUWAグループ』です。
庭、駐車場、ガーデニングなどの砂利を敷き詰める場所に応じた、最適な砂利を1㎡あたり1,320円という良心的な価格で作業してくれます。
関東全域を対象に、施工実績が5000件以上あります。不安な点も、要望に沿ってイメージ通りに対応してくれます。
栃木の砂利敷き「リバー建送」
・画像引用:リバー運送 HP
庭関連の業者には珍しく、砂利敷き専門を謳っているのが『リバー建送』です。施工のほかに砂利の販売と配送を行っています。
現場立ち合いや見積もりをとる段階で、砂利のサンプルをいくつか持ってきて説明してくれます。実物が確認できるため、砂利敷き完成後のイメージが湧きやすいと好評です。
砂利敷きを業者に依頼するときは相場感やかかる費用を必ずチェックしよう
砂利敷きは、庭や駐車場の面積、砂利を敷き詰める厚さ、砂利の価格、運搬費用によって費用が決まります。
手間や時間を考えると、個人でやるよりも、結局は業者に依頼する方が、安く、また確実に作業が完了します。
砂利敷きを検討している場合は、この記事を参考に、おすすめの業者に費用や作業内容を確認、依頼してみてはいかがでしょうか。