観葉植物は室内で気軽に楽しめる素敵な趣味ですが、「もし室内が虫だらけになったら…」と思うと躊躇してしまいますよね。しかし、害虫がつきにくい種類の観葉植物を選び、尚且つ適切な予防を行えばそれほど心配する必要はありません。今回は虫がつきにくい観葉植物や予防法をご紹介します。
出典:HitoHana
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観葉植物を楽しむには「虫」対策が必須
観葉植物を始める前の、もっとも大きな懸念は「虫」ではないでしょうか?
確かに植物と虫は切っても切れない関係です。安心して観葉植物を楽しみたいのであれば、虫への対策は欠かせません。
観葉植物に必要な土と水は、虫にとってもごちそうです。何も意識せずに育てていると、すぐに虫が湧いてしまいます。
ハダニやアブラムシなどが沸きやすい
特に湧きやすいのがハダニやアブラムシです。多くの方が、植物についている姿を見たことがあるかと思います。
外で見るのならともかく、自分の家ではできるだけ見たくないですよね。
見た目に気分が悪いだけではなく、ダニやアブラムシを放置すると、それぞれ観葉植物に悪影響を与えてしまいます。
ハダニは葉から栄養を吸うため、植物がどんどん栄養失調に陥ります。本来は生き生きとした緑色の葉っぱが、白くくすんだ姿になっていれば、ハダニの仕業である可能性が高いです。
最終的には栄養が間に合わなくなり、葉が落ち植物自体も枯れてしまいます。
アブラムシも同様に栄養を吸うのですが、それだけではなく、排泄物として甘い蜜を出すため「アリ」を大量に引き寄せてしまいます。
また、この甘い蜜自体が「すす病」というカビによる病気の原因になり、やがては植物を枯らしかねません。
どちらの虫も、見かけた段階で駆除すべき害虫です。
水で流す、拭き取るなど定期的に駆除しよう
ダニやアブラムシのような小型の虫は、水で流したり拭き取ったりするだけで簡単に駆除できます。観葉植物を弱らせないためにも、定期的にチェックするように習慣づけましょう。
とはいえ、観葉植物は、適切な対策を行えばそれほど虫の心配をせずに楽しめます。
虫のつきにくい植物を選び、虫がつかないための予防を行えば、虫を目撃する頻度を限りなくゼロに近づけられますよ。
虫がつきにくい観葉植物おすすめ10選!
それでは、まずは「虫がつきにくい」として有名な観葉植物を10種類ご紹介します。少しでも虫が発生する可能性を下げたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホンコンカポック
“ホンコンカポック”は、カポック(シェフレラ)に黄色のまだら模様が入った種類です。小さな葉っぱがひとつの束となって育つため、成長すると可愛らしく高級感のある見た目に仕上がります。
ホームセンターの観葉植物コーナーでもよく売られている人気の品種で、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
ホンコンカポックは、ハイドロカルチャーと呼ばれる「土を使わない」栽培に対応しているため、適切に栽培するとほとんど虫がつきません。頑丈さもあり、初心者でも問題なく育てられる品種ですよ。
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トラデスカンチア(トラディスカンティア)
小さな葉っぱが身を寄せ合って生い茂る“トラデスカンチア”も、虫がつきにくい観葉植物として知られています。
トラデスカンチアは、日本の有名な多年草「ムラサキツユクサ」の仲間です。70種類以上の品種ごとに葉っぱの色・模様が大きく異なるのが特徴で、黄色・白色・紫色など様々な色のトラデスカンチアが存在します。
自分好みの葉っぱに出会いやすいと、愛好家たちから根強い人気を誇る観葉植物です。
虫に強いだけでなく育てやすい植物としても知られており、適切に日光に当ててあげれば、すくすくと伸びていきます。
虫がつきにくく可愛らしい観葉植物として、キッチンの窓際や玄関先に置いてみてはいかがでしょうか?
吊り鉢で育てられることも多いですから、大胆にリビングへ飾り、部屋の印象を変えるのもおすすめです。
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ペパーミント
“ペパーミント”は、花の持つ香りで虫を遠ざける観葉植物です。コバエなどにとってペパーミントの香りは本当に嫌なものらしく、驚くほど寄りつきません。
ペパーミントの香りは、人間にとってリラックスあるいは気分転換の作用があると知られています。いわゆる「メントール」の香りで、食品やアロマを筆頭によく活用されていますね。
非常に繁殖力が強いため元気に育ちやすく、むしろ繁殖させすぎないように注意しなければいけないほどです。
庭に直接埋めるとあっという間に広がってしまいますので、屋外で育てる場合も鉢を使いましょう。
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サンスベリア
室内の空気を綺麗にしたい方には“サンスベリア”をおすすめします。
サンスベリアは空気の清浄力にとても優れていて、その効果はNASA(アメリカ航空宇宙局)が認めたほどです。大きめのサンスベリアを置いておけば、いつの間にか室内の空気を綺麗にしてくれますよ。
鋭く尖った葉っぱが邪気を払ってくれるとして、風水面でも人気の観葉植物です。その鋭さから「トラノオ(虎の尾)」の別名で呼ばれることもあります。
また、サンスベリアは乾燥に強く頑丈で、虫もあまり寄ってこない品種として知られています。
育てやすくインテリア性も実用性も優れた品種ですから、見た目が気に入った方はぜひお試しください。
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ポトス
ツル植物の代名詞である“ポトス”も、虫がつきにくい観葉植物です。
ツルにそって何枚もの葉っぱがつくポトスは、頻繁に「葉水(葉っぱの表裏に水をかけること)」をして育て上げるのが一般的です。
葉水には害虫を取り除き繁殖しにくくする効果があり、大切に育てているほどあまり虫が湧きませんよ。小まめにお手入れを楽しみましょう。
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モンステラ
同じく葉水をしやすく、虫がつきにくい観葉植物として“モンステラ”が挙げられます。大きく切れ込みが入った葉っぱが特徴的で、目にしたことのある方も多いでしょう。
生命力が強く頑丈なため、初心者の入門用として根強い人気を誇ります。全体的にボリューミーで存在感があるため、室内の印象をガラッと変えたい方におすすめですよ。
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ガジュマル
観葉植物で運勢を好転させたい方には、「幸運の木」の異名を持つ“ガジュマル”がおすすめです。
熱帯地方で見られることの多い植物ですが、日本でも沖縄に原生しており、現地では「キジムナー(火の精霊)」が宿る神秘的な木とされています。
日光さえ充分に当ててあげればすくすく育つといわれるほど頑丈で、虫もあまり寄りつきません。できるだけ窓際で育ててあげましょう。
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シュロチク
虫がつきにくく、かつ美しい観葉植物を探している方には“シュロチク”をおすすめします。
シュロチクは、葉っぱの形や美しさから「緑の宝石」の愛称で知られる品種です。涼しげな印象で、部屋の雰囲気を選ばずよくなじみますよ。
花言葉は「向上心」や「思慮深さ」です。シュロチクを飾って、部屋も自分もワンランク上を目指しましょう。
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フェイクグリーン
「絶対に虫は見たくない!」という方には、“フェイクグリーン”をおすすめします。
人口の観葉植物であるフェイクグリーンは、本物の土や水を必要としないため、虫が湧きません。虫を見ずに観葉植物は楽しみたいという願いを叶えてくれます。
また、種類によっては光成分が塗布されており、防臭効果も期待できますよ。
最近では、見た目がとても本物に近い商品も販売されていますから、ぜひ候補のひとつとしてご検討ください。
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エアプランツ
「虫は見たくないけれど、やはり本物の観葉植物を楽しみたい」という方には、“エアプランツ”をおすすめします。エアプランツとは、土を必要としない植物の総称です。
週1程度の頻度で水をやる、あるいは水に数時間漬けてあげるだけで、普段は土のない場所でも元気に育ちます。土がない場所で植物が育つなんて、不思議な感じがしますよね。
虫の大敵である土を使わないため、可能な限り虫が発生するリスクを下げられますよ。「本物の観葉植物」と「虫がつかない」を両立できる素敵な植物です。
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観葉植物に虫がつかないための予防法
上記でご紹介した虫がつきにくい植物たちも、すべてが100%つかないわけではありません。
少しでも虫がつかないよう、おすすめの予防法をご紹介します。
有機の肥料や土を使わない
本来であれば栄養が豊富で嬉しい有機の肥料や土ですが、「虫」という観点から見るとNGです。
有機の肥料・土は虫にとって絶好の生息場所です。植物だけでなく虫にとってもたくさんの栄養があり、充分な湿度と温度も揃っているため繁殖にも適しています。
虫対策の基本は、できるだけ寄りつかせず、また絶対に繁殖させないことです。繁殖させてしまうと爆発的に数が増え、完全な駆除が難しくなります。
赤玉土・鹿沼土などの無機質な土や化学肥料をできるだけ活用しましょう。
なお、どうしても有機の土でないと健康に育ちにくい植物の場合は、地表から5cmほど無機質な土に入れ替えるだけでも一定の効果があります。
コバエは地表から2~3cmほどの場所に卵を産みたがるケースが多く、その部分からエサを取り除くことで繁殖を防ぎやすくなるためです。
すべてを無機質の土にできない場合に、ぜひお試しください。
受け取り皿の水を小まめに捨てる
植物にとって必要不可欠な水も、虫対策では気をつけたいポイントです。
水は虫にとっても必要不可欠なものであり、受け取り皿に溜まった水を放置していると、水飲み場だと判断した虫がたくさんやってきます。
また、飲むだけではなく、ときには卵を産みつけられますので注意しなければいけません。
水やりを控えるべきではありませんが、定期的に受け取り皿をチェックして、溜まった水はできるだけ早く捨てるように習慣づけましょう。
できるだけ外に出さない
長い時間、外に出していた観葉植物を室内に入れると、虫も一緒に取り込んでしまうおそれがあります。目に見えている虫はもちろんのこと、外に置いている間に卵を植えつけられていてもわかりません。
虫対策を第一に考えるなら、室内用は室内用、屋外用は屋外用と明確に種類を分けて育てましょう。
ただし、葉に元気がなくなってきたときなど、日光に当ててあげたいタイミングもあるかと思います。
その場合は、すりガラスでない窓越しに当てる、10分間など決められた短時間だけ外に出して放置しない、といった方法で行いましょう。
虫対策を行って素敵な観葉植物ライフを
適切な種類を選びしっかりと予防も行えば、虫の心配をせず観葉植物を楽しめます。特に、有機の肥料や土を使わないように意識すると、虫を減らすことができますよ。
このページを参考に、ぜひ虫の心配がいらない観葉植物ライフを送ってくださいね。
出典:HitoHana
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