結婚記念日の花は何をプレゼントすれば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、結婚記念日の花の選び方、目安にしたい予算、おすすめの花の種類を詳しくご紹介します。花言葉やおしゃれな贈り方とあわせてぜひ参考にしてみてください。
出典:HitoHana
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誰に贈る?結婚記念日の花の選び方
結婚記念日の花の選び方は、誰に贈るのかで決めていくのがおすすめです。まずは、相手に適した選び方のポイントをおさえていきましょう。
妻(パートナー)に贈る
結婚記念日の花を妻(パートナー)に贈る場合は、旦那様がよいと思った花を選ぶことがポイントです。妻は夫が選んでくれた花なら、どのような種類の花でも夫らしさを感じられて嬉しいもの。
まさに、「夫であるあなたが選んだ花」というのが選び方のポイントになります。また、1年目の結婚記念日、2年目の結婚記念日など、その時々で旦那様が妻に贈りたいと感じる花にも変化があるはず。
結婚記念日の花を選んでいるときのご自身の感性をぜひ大切にしてみてください。結婚生活を重ねていくと、当日の思い出を振り返る楽しみも生まれるはず。結婚式を挙げているなら、ブーケに使った花を加えても喜ばれるでしょう。
子供から両親へ贈る
子供から両親へ結婚記念日の花を贈る場合は、子供側の年齢や人数が選び方のポイントになります。高校生や大学生がご自身のバイト代やお小遣いから捻出する場合は、金銭的に負担の少ないささやかな形で祝うことがおすすめです。
ミニブーケやアレンジメントの花はどうでしょうか?すでに社会人として働いている、もしくは社会人を含む兄弟姉妹で共同でプレゼントするなら、高級感をポイントにして選ぶと良いでしょう。
特に、ご両親の銀婚式や金婚式のお祝いなら奮発したいものです。若々しい色合いやデザインより、少し落ち着いた雰囲気の花を選ぶと親世代に似合いやすくなります。花を育てるのが好きなご両親なら、普段は購入しないような花の鉢物を選んでも良いでしょう。
家族・親戚・友人へ贈る
結婚記念日を迎えた兄弟姉妹の夫婦、親戚、友人へ花を贈るなら、花瓶や花器を用意する必要がないタイプのものを選ぶことがポイントです。せっかくプレゼントしても、自宅に手持ちの花瓶がないとなるとお相手の負担になってしまいます。
そのまま飾れるタイプのアレンジメントがおすすめです。万人受けするタイプの花を選べば、どのようなインテリアのお部屋であっても馴染んでくれるはず。
飾るスペースに困らないように、大きすぎないサイズのものがベストです。長い間眺めて楽しめるプリザーブドフラワーも気に入ってもらえるでしょう。
相手の好きな色や種類で決めても
相手の好きな花や好みの色などをよく知っているという方もいるでしょう。もしそうであれば関係性に関わらず、相手の好きな色や種類で結婚記念日の花を決めるのもひとつの選び方です。
特別な記念日にプレゼントする花選びは、迷ってしまって難航しやすくあります。相手の好みを熟知しているあなたが選んだ花のプレゼントなら、きっと何を贈っても嬉しく思ってくれるはず。相手のイメージにぴったりな花言葉から選ぶのも素敵です。
種類別!結婚記念日の花の予算・相場は?
結婚記念日に贈る花の予算や相場はいくらぐらいなのでしょうか。ここからは、目安となる予算や相場を花の種類別に解説していきます。
花束
結婚記念日に花を贈ろうと考えたとき、真っ先に思いつくのは花束ではないでしょうか。結婚記念日で花束を贈る場合の予算は、ラッピング料金を含めて5,000~10,000円が目安です。
5,000円の花束のボリュームは、旦那様が会社終わりに抱えても持ち帰りやすい大きさ。種類にもよりますが10,000円に近い花束であれば、両手でしっかりと抱える必要がある大きさになります。
また、チューリップやガーベラなど茎が太めの花を多数で花束にしてしまうと、持ち手の部分がかなり太く、重くなってしまうため注意です。
一輪
最近では、一輪の花を結婚記念日に贈る方も増えています。その場合の予算は1,000~5,000円で考えておくと良いでしょう。花屋さんで花を一輪だけ包んでもらうなら1,000円前後が目安です。
ギフトと一緒にプレゼントする場合にも、一輪の華やかさがプラスされてより引き立ちます。バラの種類にこだわった一輪なら、ラッピング料金も含めて5,000円の予算を見積もっておけば選択肢も広がります。
アレンジメント
そのまま飾れるアレンジメントは、どのような関係性のお相手にもおすすめできるタイプのお花です。水を含んだスポンジに花が生けてあり、バスケットや花器などにセットされたもの、フラワーケーキに見立てたもの、ボックスに敷き詰められたものなどがあります。
贈りたい花のイメージそのもので選べるため、失敗のないプレゼント選びができるでしょう。結婚記念日にアレンジメントを贈る場合の予算の目安は3,000~10,000円です。
バラを主役にしたアレンジメントなら、5,000~20,000円ぐらいを予算にしておくと良いでしょう。
プリザーブドフラワー
長く楽しめるように保存加工を施したプリザーブドフラワー。水やりをする必要がなく、寿命は半年から2年間ほどとされています。結婚記念日の花としてプリザーブドフラワーを贈るなら予算は5,000~10,000円が目安です。
ただし、加工代が高いプリザーブドフラワーは5,000円台でも花の量が少なめであることが多いので、念のため購入前にサイズを確認することがおすすめです。美しく着色された色味が際立つように、ガラス製のケースに入っているタイプのものが多いことも特徴的です。
鉢物
結婚記念日の花を鉢物にする場合は、5,000~15,000円くらいが予算の目安です。お祝いの鉢物は高価な品種の鉢植えがメインとなるため、予算は高めに用意しておくと選びやすいでしょう。
鉢物は、普段から観葉植物や花を育てている方へのプレゼントに向いています。花を育てることのほかに、花後は鉢をガーデニングなどに再利用できる楽しみもあります。
結婚記念日の周年も参考に
これまで花の種類別に目安となる予算を紹介してきました。プラスして、結婚記念日の周年も参考に予算立てすることがおすすめです。
結婚記念日にお祝いを贈りたいお相手は結婚何年目でしょうか?ちなみに、結婚した年は結婚0年目となります。結婚生活を重ねるにつれて、予算は豪華になっていきます。
周年 | 婚式 | 予算・相場 |
---|---|---|
1年目 | 紙婚式 | 3,000~5,000円 |
2年目 | 藁婚式 | |
3年目 | 革婚式 | |
4年目 | 花婚式 | |
5年目 | 木婚式 | |
6年目 | 鉄婚式 | |
7年目 | 銅婚式 | |
8年目 | ゴム婚式 | |
9年目 | 陶器婚式 | |
10年目 | 錫(すず)婚式 | 5,000~15,000円 |
11年目 | 鋼鉄婚式 | |
12年目 | 絹婚式 | |
13年目 | レース婚式 | |
14年目 | 象牙婚式 | |
15年目 | 水晶婚式 | |
20年目 | 磁器婚式 | |
25年目 | 銀婚式 | 10,000~20,000円 |
30年目 | 真珠婚式 | |
35年目 | 珊瑚婚式 | |
40年目 | ルビー婚式 | |
45年目 | サファイア婚式 | |
50年目 | 金婚式 | 10,000~30,000円 |
55年目 | エメラルド婚 | |
60年目 | ダイヤモンド婚 |
節目となる銀婚式、金婚式は予算をやや高めに設定してお祝いする傾向にあります。しかし、プレゼントしたい気持ちが一番大切ですので、予算や相場はあくまでもひとつの目安として検討してみてください。
結婚記念日の花のおすすめ15選【素敵な花言葉も】
ここからは、結婚記念日に贈る花のおすすめを詳しく紹介していきます。素敵な花言葉もあわせてお伝えしていくので、花で想いを託したい方もぜひ参考にしてみてください。
バラ
結婚記念日に贈るおすすめの花は、ラグジュアリー感が漂うバラです。バラ全体をまとめた花言葉には「愛情」や「美」があります。本数別の意味もあるので、贈る際の参考にしてみてください。
- 1本 「あなただけ」
- 3本 「あなたを愛しています」
- 5本 「あなたに会えてよかった」
バラは、花束・アレンジメント・一輪・プリザーブドフラワーとどのような種類でも入手しやすい花です。年代問わず喜ばれるので、結婚記念日には王道の花を贈りたいという方にぴったりです。
カーネーション
「無垢で深い愛」という花言葉を持つカーネーションも結婚記念日におすすめの花です。柔らかいフリルのような花びらが優しさに包まれるような気持ちにしてくれます。
カーネーションには色別の意味も込められているため、伝えたいメッセージの色を選ぶのも素敵です。
- ピンク 「感謝」「気品」
- 白 「尊敬」
- 赤 「母への愛」「純粋な愛」
- オレンジ 「あなたを愛します」
- 青 「永遠の幸福」
カーネーションは、カラーバリエーションが豊富な花。色をテーマに結婚記念日の花をアレンジするときにも大活躍してくれるでしょう。
スターチス
結婚記念日におすすめの花は、房状に咲かせる小さな花の姿が可愛いスターチスです。花言葉は、「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」です。スターチスの花の色の変わりにくさが由来となっています。
花束でメイン使いされるよりは添え役として輝く花ではありますが、ボリュームがあるため単品でも華やかです。青紫や赤紫など、鮮やかな色合いを活かして花束の差し色としても重宝されています。
スターチスは生花として楽しんだ後は、ドライフラワーに向いている花です。ドライフラワーを好む方に贈れば、きっと喜んでもらえるでしょう。
リシアンサス(トルコキキョウ)
「永遠の愛」「希望」などの花言葉を持つリシアンサス(トルコキキョウ)。初夏から秋にかけて咲く花です。
花びらが幾重にも重なったフリンジ咲きのリシアンサスが結婚記念日の花として人気。白やピンクの淡い色から、青紫などの鮮やかな色まで、さまざまな色があります。
ちなみに、リシアンサスとは、トルコキキョウの旧学名です。花に違いがあるわけではありませんが、店舗によって取り扱い名が異なっているため、両方の名前で探してみると見つかりやすいでしょう。
ピンポンマム
お祝いにふさわしくない花であるイメージのある和菊。しかし、西洋菊のピンポンマムはコロンとした見た目の可愛らしさやおしゃれな色合いから記念日や結婚式に人気の花となっています。
可愛い花やちょっと変わったフォルムの花を結婚記念日にプレゼントしたい方におすすめです。花言葉には「清らかな愛」「あなたを愛します」といった意味があります。日持ちもするため、花姿を長く楽しめるのもポイントです。
アルストロメリア
エキゾチックな見た目でありながら可憐でもある花、アルストロメリア。いつもと違う花を結婚記念日に贈りたいなら、アルストロメリアをぜひ候補に入れてみてください。
百合水仙という和名の通り、ユリに花姿が似ている花です。春から初夏にかけて開花の時期を迎える花です。
花びらに条斑という筋状の模様が入っていて、ほかの花にはない不思議な魅力を備えています。「持続」「未来への憧れ」が花言葉。1本の茎から複数の花を咲かせるため、花束やアレンジメントのボリュームアップにもおすすめです
オンシジューム
結婚記念日に黄色のキレイな花を贈りたいなら、オンシジュームもおすすめです。オンシジュームはラン科であることから、可憐でいて豪華さもあわせ持つ花です。花弁がドレスのような形であることから、「一緒に踊って」「清楚」の花言葉があります。
和名は「雀蘭(すずめらん)」「群雀蘭(むれすずめらん)」です。すずめが群れで飛んでいるような見た目の花であることが由来とされています。チョコレートのような香りと赤色の花を咲かせるシャーリーベイビーという種類のオンシジュームも人気です。
ガーベラ
眺めるだけで元気をもらえるような色合いが魅力的なガーベラ。さまざまな色がありますが、とくに美しく際立つオレンジ色の花を結婚記念日に贈りたい方におすすめの花です。
水吸いもよいので、長持ちすることも特徴です。また、ガーベラ全体の花言葉は、「常に前進」「希望」とポジティブなものばかり。
- ピンク 「感謝」「熱愛」
- オレンジ 「冒険心」「神秘」
- 黄色 「究極の愛」「優しさ」
- 白 「純潔」「律儀」
色の違いでネガティブになってしまうこともないため、一輪の花でお祝いしようと思っている方にもぴったりの花です。
カスミソウ
小さな花がまるでレースのように美しいカスミソウ。花束やアレンジメントなど、メインの花を際立たせたいときに組み合わせると抜群のパワーを発揮してくれる花です。
特に、バラと組み合わせるのが人気。最近では、ラメが施されたカスミソウを揃えている店舗も増えてきており、豪華さをプラスしたい方にも重宝する花です。「永遠の愛」「感謝」「幸福」など、ロマンチックな花言葉も魅力です。
チューリップ
チューリップ全体の花言葉は「思いやり」です。結婚したふたりが初めて歩み始めた記念日を思い返し、祝う花としてぴったりな花言葉ではないでしょうか。カラー豊富なチューリップには、色別の意味も込められています。
- ピンク 「誠実な愛」
- 赤 「真実の愛」
- 紫 「不滅の愛」
花弁に厚みがあり、茎や葉もしっかりしているため、花束や一輪でのプレゼントにも向いています。チューリップは春の季節を彩る花なので、春に結婚記念日を迎えるお相手にも喜ばれるでしょう。
ダリア
初夏から秋にかけて最盛期を迎えるダリア。天竺牡丹とも呼ばれているダリアはキク科の花でありながら、西洋の雰囲気も兼ね備えた花なので、華やかな花を結婚記念日に贈りたい方におすすめです。
花言葉は「華麗」「豊かな愛情」「感謝」。小輪、中輪、大輪とサイズも幅広いため、花束でもアレンジメントでも、一輪でのプレゼントにも大活躍してくれます。
手まりのようなボール咲き、花弁が細長いカクタス咲き、ダリアの王道ともいえるデコラティブ咲きなど、咲き方も多岐にわたっています。贈るお相手のイメージを咲き方に重ねて選ぶのもおしゃれです。
芍薬(シャクヤク)
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。所作が上品で美しい女性を表すことわざとなるくらいに華やかな花である芍薬。春から初夏にかけて最盛期を迎えます。
高貴なイメージのある花を結婚記念日に贈りたい方におすすめです。花言葉は色で少し異なってきます。
- 赤 「荘厳」
- ピンク「はにかみ」「恥じらい」
- 白 「幸せな結婚」
芍薬のつぼみは球形で、とても可愛らしい見た目をしています。つぼみの部分は花開くまで時間がかかりますが、咲くのを待つ楽しみも味わえます。
カラー(カラーリリー)
凛とした雰囲気の花を結婚記念日に贈りたいならカラーがおすすめです。スタイリッシュな出で立ちのカラーは、結婚式でも人気のお花。夏に咲く花なので、耐暑性も持ちあわせています。
カラー全体の花言葉は「乙女のしとやかさ」「華麗なる美」。色別にも違いがあります。
- ピンク 「愛情」
- 白 「清純」
- オレンジ 「歓喜」
- 紫 「夢見る美しさ」
- ブラウン 「凛とした美しさ」
草丈の高いカラーは高級感があるため、ガーデニングが好きなお相手なら鉢物でプレゼントしても喜んでもらえるでしょう。
カサブランカ
結婚記念日のお祝いに、高価な花束を贈りたい方も少なくはないでしょう。そんなときは、ユリの女王と称されるカサブランカがおすすめです。
カサブランカの花言葉は、「純粋」「祝福」「甘美」「高貴」などがあります。色は白のみなので、真珠婚式のお祝いにもぴったりです。香りが華やかで強いため、芳香を楽しみたい方にも人気の花です。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、銀婚式や金婚式など節目となる結婚記念日のお祝いに人気の花です。ラン科で蝶のような花の形をしていることから、胡蝶蘭と呼ばれています。鉢物ではありますが、使われているのは土ではなくミズゴケです。
そのため、水やりも1~2週間に一度でよく、管理も簡単です。花言葉は「幸せが飛んでくる」という縁起のよいお花でもあります。胡蝶蘭のサイズには大輪とミディがあり、迷ったときは大輪よりコンパクトなミディがおすすめです。
結婚記念日の花のおしゃれな贈り方
心を込めて選んだ結婚記念日の花。相手に喜んでもらうためにも、おしゃれな贈り方を参考にしてみてください。
ちょっとしたプレゼントと一緒に
結婚記念日の花は、ちょっとしたプレゼントと一緒に贈るとよりおしゃれです。スイーツやワイン、ハンドクリームなどがセットにしやすいです。
夫から妻へ花を贈るなら、口紅や香水をプラスしても喜んでもらえるでしょう。
サプライズ!遠くに住んでいるなら宅配で
遠くに住んでいるお相手に結婚記念日の花を贈る場合、サプライズを兼ねて宅配で贈るのもおすすめです。忙しい毎日を過ごしていると、本人自身も忘れがちな結婚記念日。
家族や友人から、宅配で届いた思わぬプレゼントにきっと感激してもらえるはずです。
手紙やメッセージカードを添えても
インターネット通販で結婚記念日の花を購入すると、メッセージカードつきであることが多くあります。せっかくですから、日頃は伝えきれない感謝の気持ちを文字にして伝えてみましょう。
花屋さんで直接購入するなら、手紙をしたためて一緒に渡しても素敵。二人の思い出に残る素敵な1日になるでしょう。
大切なひとへ結婚記念日の花を贈ろう
結婚記念日の花は誰に贈るのかで候補を絞っていくことがおすすめです。花言葉に想いを託したり、お相手のイメージに重なる種類から選んだりするのも良いでしょう。
何を贈ればよいか迷ってしまったら、複数の花が使われているアレンジメントが安心です。予算や相場は5,000~30,000円ですが、プレゼントしたいと思う気持ちが大切ですので目安程度に参考にしてみてください。
大切なひとへ結婚記念日の花を贈り、お祝いの気持ちと喜びも伝えていきましょう。