観葉植物は世界にたくさんありますが、なかにはあまり見かけることのない珍しい観葉植物(品種)もあります。他の観葉植物とは違う魅力を楽しんでみませんか?この記事では、珍しい観葉植物や大切に育てるポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
出典:HitoHana
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珍しい観葉植物の特徴
珍しい観葉植物といっても、どのような植物がレアなのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
珍しい観葉植物の主な特徴は、以下の3つです。
- 市場にあまり流通していない
- 生育環境が限られている
- 量産が難しい
市場にあまり流通していない
市場にあまり流通していないものは、珍しい観葉植物といえるでしょう。ショップやホームセンター、通販サイトなどでもあまり見かけない観葉植物はレアです。
さまざまな理由がありますが、流通が難しかったり、育てるのが大変だったりするなどで、流通量が限られます。
生育環境が限られている
観葉植物は、海外が原産のものも多いですが、生育環境が限られていると流通が難しくなります。
特定の地域のみに自生していたり、自生している環境が特殊だったりすると、あまり出回らずに希少価値が高くなるのです。
量産が難しい
珍しい観葉植物のなかには、絶滅危惧種に指定されているものもあり、量産が難しくて出回っていない場合もあります。
生長がゆっくりで増やしにくい、花を咲かせるのが難しいといった観葉植物は、なかなかお目にかかれないレアなものになりやすいです。
超レア!?珍しい観葉植物15選
ここでは、普段ショップで見かける機会が少ないレアな観葉植物をご紹介します。珍しい観葉植物それぞれの特徴や生育環境などをチェックして、気になる観葉植物を見つけてみてくださいね。
ツピダンサス
ツピダンサスは、シェフレラやピュックレリとも呼ばれる観葉植物です。舟型の可愛らしい葉を付け、とても大きくなる性質を持っています。
剪定せずそのまま育てると、背丈を越えるほどの大きさになるので、リビングのシンボルツリーとして飾るのがおすすめです。
ぐんぐん生長していくので、部屋に合わせた大きさで飾りたい場合は、定期的に剪定を行いましょう。
【HitoHana(ひとはな)】ツピダンサス10号曲り エコストーンLightGray
こちらは、10号サイズの大きめなツピダンサスです。樹形が曲がっているのが特徴で、くねくねした形が可愛らしい印象を与えてくれます。
比較的大きいので、広い部屋のシンボルツリーにおすすめです。
ツピダンサス【ラスターポット(鉢カバー) 付き】
こちらのツピダンサスは、先ほどの商品とは異なり、まっすぐ伸びる樹形が特徴です。ツヤのある緑色の葉っぱを多くつけています。
ホワイトまたはブラックの鉢カバーが付いているので、購入してすぐ飾れるのも嬉しいポイントです。
フレボディウム アウレウム(ブルースター)
フレボディウム アウレウム(ブルースター)は、青みがかった独特な葉の色と形がユニークなシダ系の観葉植物です。そのたたずまいは幻想的で美しく、部屋に置くだけでスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。
耐陰性があるため、室内で育てることができます。直射日光を避けて、カーテン越しのやさしい光が当たる場所に置きましょう。
【遊恵盆栽】フレボディウム ブルースター 5号鉢
こちらは、5号サイズのブルースターです。個体によって、新芽がある場合も。ゼンマイのような形で可愛らしく、立派に育てる楽しみがあります。
コウモリラン
コウモリランは、樹木や石にくっついて生息する着生植物です。独特な葉の形や着生している様子がコウモリのように見えることから、名前が付けられたとされています。
室内でも育てられる観葉植物ですが、寒さには弱いので注意が必要です。10℃を下回ると弱ってしまうので、置き場所選びに気を付けましょう。
【PLANCHU】コウモリラン 3.5号鉢
こちらは、3.5号鉢に入ったコウモリランです。コンパクトサイズなので、デスクなど狭いスペースにも気軽に飾ることができます。
鉢はプラスチック製で、光沢のあるホワイトカラーがおしゃれです。
【ノーブランド】コウモリラン
こちらは、ハンギングに相性が良いコウモリランです。ヘゴに着生させているため、ヘゴをワイヤーなどで吊るせば、あっという間にコウモリランのハンギングが完成。
壁にグリーンを取り入れたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ジャボチカバ
ジャボチカバは、ブドウのような実を付けることから、ブラジリアン・グレープという別名を持っています。白い花を咲かせてから幹や枝に実を付ける珍しい姿が特徴的です。
比較的育てやすく、暑さにも寒さにもある程度耐えることができます。ただし、乾燥は苦手としているので、土が乾いたらしっかり水をあげ、生長期は水を切らさないようにしましょう。
ストレリチア・ニコライ
ストレリチア・ニコライは、「極楽鳥花」といわれるストレリチアの仲間です。ストレリチアはオレンジ色のトロピカルな印象のある花を咲かせますが、ストレリチア・ニコライは白い花を咲かせます。
必ず花が咲くとは限らず、株をしっかり育てる必要があるので、白い花を付けたニコライの姿はとてもレアです。
日差しを好むので、日当たりの良い場所に置き、花が咲くまで根気強く育ててあげましょう。
【ガーデニング・植物・園芸専門店】ストレリチア・ニコライ 6号
こちらのストレリチア・ニコライは6号サイズで、高さは約65cmです。
丁度良いサイズ感なので、テーブルに置いたり、窓辺に飾ったりするなど、さまざまな場所に合うでしょう。
背の高いスクエア型の鉢はスタイリッシュで、部屋をおしゃれに演出してくれます。
【ノーブランド品】ストレリチア ニコライ
こちらは、飾る場所を選ばないコンパクトサイズのストレリチア・ニコライです。
高さは約45cmで、白色でマットな質感がある陶器鉢に入っています。
コンパクトながらも大きい葉は顕在で、ニコライの特徴を存分に感じられますよ。
ポトス・エンジョイ
ポトスは名前を耳にしたり、ショップで見かけたりする植物ですが、品種のひとつであるポトス・エンジョイはとても珍しい品種です。
葉っぱに白いまだら模様が入るのが特徴で、よく見かけるポトスとは違った見た目を楽しめます。丈夫な植物で環境を選ばず育てられるのも魅力です。
【charm】ポトス エンジョイ 3号(3ポット)
こちらのポトス・エンジョイは3号鉢に入っています。
コンパクトなサイズ感とマーブル模様の葉が可愛らしく、さまざまな場所を明るい雰囲気にしてくれるでしょう。
5ポットはセットになっているので、まとめて育てたい方におすすめです。
【euro plants studio】ポトスエンジョイ ハイドロカルチャー
こちらは、ハイドロカルチャーのポトス・エンジョイです。土とは異なり、汚れや害虫などの心配が少ないので、清潔にポトス・エンジョイを育てたい方に向いています。
鉢は、ハイドロボールが見えるガラス製です。清潔感があり、飾る場所をさわやかな印象にしてくれるでしょう。
モンキーパズルツリー
モンキーパズルツリーという名前には、猿が困る木という意味があります。とげとげの葉やギザギザの枝が特徴で、猿が登れないような見た目が名前の由来です。絶滅危惧種に指定されており、もし見つけられたら幸運といえるでしょう。
生長すると寒さにより強くなるので、冬越えもしやすいです。生長するまでは日光に当てるようにして、大きくなってきたら場所を移動してみましょう。
アルブカ・スピラリス・フリズルシズル
アルブカ・スピラリス・フリズルシズルは、名前も珍しいですが、バネのように巻いた葉っぱを付けた特徴的な姿をしています。不思議の形から「ナンジャコレ」という別名があり、名前にも何だか愛着が湧くでしょう。
湿気の多い環境を好まないので、水やりのタイミングにコツがあります。土が完全に乾いたことを目安に、一般的な植物の半分くらいの水をあげるようにしましょう。
ユッカ・アロイフォリア
ユッカ・アロイフォリアは、「青年の木」と呼ばれるユッカの仲間です。細くとがった葉を多く付け、ユッカよりも鋭い印象があります。
生息地が寒暖差、乾燥の厳しい場所であることもあって、どのような環境でも生長できる力強さが特徴です。屋外に植物を置きたいときに向いているでしょう。
【観葉植物のパーフェクトグリーン】ユッカ エレファンティペス 10号
こちらは、10号サイズのユッカ・アロイフォリアです。葉先までの高さは70cmほどで、部屋に置けば迫力のあるインテリアになります。
産地直送で届けられるので、良い状態で自宅に迎えられるでしょう。
サンスベリア・マッソニアーナ
サンスベリア・マッソニアーナは、鋭い葉っぱを持ち厄除け・魔除けにも使われるサンスベリアの一種です。
通常のサンスベリアは複数の葉を持ちますが、こちらの品種は大きな葉を1、2枚しか付けません。葉っぱの枚数こそ少ないですが、大きなサイズで存在感が抜群です。
葉が大きい分、ほこりやごみが付きやすいので、定期的に表面を拭いたり、霧吹きで水を与えたりしましょう。
【PLANQUOR】サンスベリア マソニアナ C
こちらは、高さ約65cmのサンスベリア・マッソニアーナです。大きめサイズなので、一枚だけの葉の大きさも迫力があります。
鉢は、ブラウンの陶器鉢です。葉の色との相性が良く、おしゃれなインテリアになるでしょう。
【ozaki StyleE】サンセベリア・マッソニアーナ 斑入り 3.5号
こちらは、3.5号サイズのコンパクトなサンスベリア・マッソニアーナです。小さいながらも一枚の葉の存在感があります。
葉にはまだら模様が入っているので、一般的な品種とは違った雰囲気を楽しめますよ。
ディスキディア
ディスキディアは、肉厚な葉を長く伸びるツルに付ける観葉植物で、葉や全体の印象が可愛らしいのが特徴です。
大きく生長した葉っぱは水分を蓄える貯水嚢をつくりますが、その見た目からカンガルーポケットという別名を持っています。
空気中の水分を取り入れることができるので、水やりの手間が少なく、育てやすいのも嬉しいポイントです。
【ITANSE】ディスキディア エメラルド 斑入り 吊り鉢
こちらは、ディスキディアのエメラルドという品種です。葉にまだら模様が入っていて、シルバーグリーンの色も可愛らしい印象を演出しています。
ハンギング用の吊り鉢に入っているので、天井や壁のフックなどに吊るして飾りましょう。成長するとつるが伸び、よりハンギングに合った姿になっていきますよ。
ミルキーウェイ
パキラという観葉植物は、よく見かけたことがあるのではないでしょうか。ミルキーウェイはパキラの一種で、ミルキーという名前からイメージできるように、葉っぱに白っぽい斑が入っているのが特徴です。
パキラと同様に丈夫な性質を持つので、どのような環境でも育てやすいです。直射日光による葉焼けや水のあげすぎによる根腐れなどは、他の観葉植物と同じく起こるので、日当たりと水やりは適切に行いましょう。
スパイラルグラス
スパイラルグラスは、うずまきのようにくるくると巻いた葉が特徴的です。可愛らしい葉も魅力的ですが、春から夏の終わりにかけて咲く白や紫の花も見どころですよ。
日光が好きなので、日当たりの良い窓辺やレースのカーテン越しの場所などに置きましょう。水はけの良い土でよく育つ性質もあり、土選びにも注意が必要です。
月下美人
月下美人はサボテンの仲間で、一晩だけ純白の「女王花」を咲かせることで知られています。たった1回花を咲かせるので、見逃す可能性もありますが、その1回を見るだけでも育てる価値があるでしょう。
花を見るためには、日光、水やり、温度管理が重要です。生長期にしっかり日光に当て、土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。温度は、最低でも8~10℃を確保し、寒い環境に置かないのがポイントです。
【charm】月下美人(ゲッカビジン) Mサイズ 3号
こちらの月下美人は、3号サイズのポットに入っています。サボテンの一種ですが、とげとげとした印象はなく、さわやかなグリーンが印象的です。
花が咲くように、大切に育ててみてくださいね。
旅人の木
旅人の木は、マダガスカル原産の植物で、舟のオールのような枝と葉を扇が広がるように付けた姿が特徴です。
珍しい名前には、「旅人が葉柄から水分を補給した」「旅人がコンパスとして目印にした」などのいわれがあります。
温かい場所で自生していることもあって、寒さはとても苦手です。10℃を下回る場所を避け、温度が高く日当たりの良い場所に置くようにしましょう。
【MAKIMO PLANT】旅人の木 10号サイズ
こちらは、10号サイズの旅人の木です。写真で見る旅人の木に比べると小さいですが、大きな葉っぱをしっかり付け、トロピカルな雰囲気を部屋にプラスしてくれます。
旅好きな方はもちろん、部屋にシンボルツリーを飾りたい方におすすめです。
珍しい観葉植物をいつまでも元気に育てるポイント
せっかく珍しい観葉植物を手に入れても、枯れてしまったら台なしです。すぐに手に入れられるものではないので、大切に育ててあげましょう。
育て方のポイントを6つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 植物の性質に合わせた日当たり
- 温度管理に気を付ける
- 正しい量・頻度で水やりする
- 肥料で成長を助ける
- 風通しの良い場所に置く
- 定期的に植え替えてリフレッシュ
植物の性質に合わせた日当たり
日光を好む植物と日陰でも生長する植物があるので、性質に合わせて日当たりに気を付けましょう。日光を好む植物は、日当たりの良い場所に置いたり、こまめに日に当ててあげたりすることが大切です。
日陰でも育つ植物でも適度に日光を与えると、元気に育ちやすくなります。日光の当てすぎは葉焼けの原因になるので、適度に与えるように注意しましょう。
温度管理に気を付ける
暑さと寒さも植物によって適切な温度が異なります。暑さについては、耐えられる植物が多いものの、寒さを苦手とする観葉植物を多くあるので注意が必要です。
品種によって耐えられる温度があるので、温度に合わせて置き場所を決めたり、季節に合わせて場所を変えたりしましょう。
正しい量・頻度で水やりする
水やりをするときは、量と頻度に注意しましょう。量は鉢底にあふれるくらいたっぷり、頻度は土が乾いたときです。
水不足はもちろん、水のやりすぎでも枯れてしまうので、適切な量・頻度で水やりを行いましょう。
肥料で生長を助ける
生長を助けるために、肥料をあげるのもおすすめです。肥料の種類や商品によって、薄める倍率や一度にあげる量が決められているので、しっかり守りましょう。
肥料は多ければ多いほど育つわけではなく、むしろ多すぎると肥料焼けや枯れる原因になるので注意が必要です。
風通しの良い場所に置く
風通しの良い場所に置くと、病害虫やカビを予防することができます。病害虫が付きにくく、湿度を適切に保つことができ、健康に育てることが可能です。
家のなかで風が良く通る場所や人通りがある場所に飾ってみましょう。
定期的に植え替えてリフレッシュ
観葉植物を育てていると、鉢の中で根が生長して根詰まりを起こすことがあります。放置すると、栄養が行き渡らずに枯れたり、元気をなくしたりするので、定期的に植え替えが必要です。
一回り大きい鉢と新しい土を用意すると、生長するためのスペースが生まれ、生育環境もリフレッシュできます。
植え替えのタイミングは、根詰まりをしているときと、品種にもよりますが1~2年に1回がベターです。
なかなか手に入れられない珍しい観葉植物を自宅に飾ってみよう!
珍しい観葉植物は流通量が限られていて、めったに見かけることはできません。レアだからこそ特徴的な花や葉をつけたり、個性的な形をしていたりするので、部屋をより一層おしゃれにしてくれるでしょう。
ぜひ珍しい観葉植物を手に入れて、大切に育てながら自宅に飾ってみてはいかがでしょうか。
出典:HitoHana
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