「ひな祭りに花を飾りたいが、どのような種類が良いのかわからない」そんな方に向けて、この記事ではひな祭りに飾るおすすめの花とその理由をご紹介します。花探しで役立つおすすめサイトや、飾り方のルールなどのよくあるQ&Aも一緒にチェックしていきましょう。
出典:HitoHana
『HitoHana』は、国内最大級の品揃えを誇る、多種多様な植物を取り扱うオンラインストアです。
商品数は10,000点を超え、種類豊富な観葉植物やフラワーギフトの他にも鉢カバーやフラワーベースなども取り揃えています。
ひな祭りで飾られる花は5種類!その理由は?
3月3日のひな祭りは、女の子の健康と健やかな成長を願うためのお祝いの日です。
ひな祭りではひな人形と一緒に花を飾ってお祝いすることが多いですが、その花々には「魔除け」や「厄払い」の意味が込められています。
まずは、ひな祭りでよく飾られる花とそれぞれの理由を見ていきましょう。代表的な花は以下の5種類です。
- 桃の花
- 橘
- 桜
- 菜の花
- 紅白の梅の花
桃の花
ひな祭りともっとも関係の深い花が、桃の花です。
ひな祭りは別名として「桃の節句(もものせっく)」とも呼ばれますが、これは旧暦における3月3日ごろが桃の開花時期と重なることに由来しています。
もともと、日本のひな祭りのルーツとなる中国では、桃の花(桃の木)は邪気を払う木として親しまれており、不老長寿に関係する「仙木」だともみなされています。
女の子の健康を守り、健やかな成長を願うための花として、まさにぴったりです。
橘
橘はみかんに似た実がなる日本固有の植物です。
寒さの厳しい冬も含めて一年中緑の葉を付ける姿と、実が長期間なり続ける特性から、縁起が良い花として愛されています。
ひな祭りでは「右近の橘」として、ひな人形の右側(私たちから見て左側)に飾る形が一般的です。次の「左近の桜」と対となり、女の子の魔除けをしてくれるといわれています。
桜
言わずと知れた日本を代表する花である桜も、ひな祭りで活躍する花です。
「左近の桜」として、ひな人形の左側(私たちから見て右側)に飾ることで邪気を払ってくれるとされています。
もともと、ひな人形たちを飾るひな壇は京都御所の「紫宸殿(ししんでん)」と呼ばれる正殿がモチーフだといわれています。
この建物の左右にはそれぞれ桜と橘が植林されており、ひな祭りの左近の桜と右近の橘もそれを模している形です。
菜の花
最近では、菜の花もひな祭りに飾る花として浸透しつつあります。
鮮やかな黄色が目を惹く菜の花は、邪気を払うなどの効果を期待してではなく、純粋に見た目の美しさから飾られます。
そのため、桃の花などの邪気を払うための花とセットで飾られることが多いようです。
また、菜の花は美味しく食べることもできるため、ひな祭りの定番食材のひとつとしても愛されています。
紅白の梅の花
桜と橘の代わりとして飾られることがあるのが、赤白の梅の花です。
紅白饅頭に代表されるように、赤と白の組み合わせは昔から縁起が良いとされる配色です。ひな祭りでも、白梅をひな人形の右側(橘の代わり)、赤梅を左側(桜の代わり)に置くと邪気を払ってくれるといわれています。
また、赤梅には単独での厄除けの効果もあるとされており、しっかりと女の子の成長を守ってくれるでしょう。
【ギフト用途もOK】ひな祭りの花選びに役立つおすすめサイト6選!
ここからは、ひな祭りの花選びに役立つおすすめのサイトをご紹介します。自分の家族のために買うのはもちろん、身近な相手へのギフトを選ぶ際にもご活用ください。
なお、ひな壇に飾るための花は前述の5種類が基本ですが、純粋に「ひな祭りをお祝いするギフト」として花を贈る場合はほかの種類を選んでも構いません。
相手がすでにひな壇へ飾るための花を用意している可能性も考えると、むしろ気が利いたギフトとして喜んでもらえることもあるでしょう。
Hana Prime
・画像引用:Hana Prime
『Hana Prime』はお祝い用のフラワーアレンジメントや花束を多数取り扱う人気サイトです。
その時々で「現在の季節やシーンに応じた限定アイテム」を用意しており、たとえば2024年2月5日現在は、バレンタイン用のおしゃれな花のブーケを販売しています。
ひな祭りの時期にもぜひ一度覗いてみてください。
ベルビーフルール
・画像引用:ベルビーフルール
造花(例:プリザーブドフラワーやドライフラワー)を探す際に役立つのが、『ベルビーフルール』です。造花は手入れが不要で、虫も寄せ付けにくく、小さな女の子がいるご家庭でも安心して飾れます。
『ベルビーフルール』では花と一緒に、バウムクーヘンやカラフルな焼き菓子がセットになったアイテムも販売されています。
ひな祭りに家族で楽しい時間を過ごすための一品も見つけられるはずです。
AND PLANTS
・画像引用:AND PLANTS
『AND PLANTS』は観葉植物を主に取り扱うサイトですが、春の花々もたくさん取り扱っています。
桜の枝などひな祭りで飾られる花も売られていて、自宅でのお祝いの準備を進めるのにも◎です。
また、『AND PLANTS』では配送前に花の実物の写真をメールで送ってもらえます。「この花が来るんだよ」と、手元に届くまで子どもと一緒にわくわくしながら待ってみてはいかがでしょうか?
Flower & Plants tette
・画像引用:Flower & Plants tette
『Flower & Plants tette』はフラワー業界で10年の経験を持つ夫婦が一緒に創業した通販ショップです。名前の「tette」とは、手から手へ想いを繋げることから考えた造語だそう。
『Flower & Plants tette』の特徴は、お客さんから丁寧なヒアリングを行ったうえで、希望に応じたフラワーアレンジメントを提供してくれること。
「ひな祭りに花を贈りたくて。相手はこのような人で…」と相談を進めることができます。
プリマオンライン
・画像引用:プリマオンライン
フェイクグリーン&造花専門として活躍しているのが『プリマオンライン』です。
セミオーダーのフラワーアレンジメントに対応しており、希望のカラーやイメージを伝えると、プロのデコレーターがぴったりな一品を制作してくれます。
メッセージカードを付けることもでき、ひな祭りのお祝いギフトを探す際に◎です。
HitoHana
・画像引用:HitoHana
最後にご紹介するのは、登録者数20万人以上を誇るお花の定期便で有名な『HitoHana』です。
『HitoHana』は単発購入にも対応しており、季節の花々を手に入れることができます。
ラナンキュラスやミモザといった春の花々の品揃えも豊富で、ラインナップ数は観葉植物を含めて10,000を超えているそうです。
ひな祭りの花に関するよくあるQ&A
最後に、ひな祭りの花に関するよくあるQ&Aをご紹介します。
飾り付けの方法に決まりはある?
ひな祭りの花には、種類によっては正式とされる飾り付けの方法があります。
たとえば、前述の橘はひな壇の5段目の「仕丁」という人形の右隣に、桜は同じく左隣に置くのが正式な手順です。
ただし近ごろは、正式な7段ではない小さなひな壇を飾る家庭も多く、その場合には上記のような手順は省略しても良いと考えられています。
お祝いする女の子が喜ぶように、全体の見栄えを考えながら飾ってあげましょう。
五節句(ごせっく)とは何?
五節句とは、ひな祭りの由来となった中国の伝統のことです。中国では「奇数は縁起が良い」とする文化があり、以下の5日を五節句として縁起が良い日と定めています。
- 1月7日:七草の節句
- 3月3日:桃の節句
- 5月5日:菖蒲(しょうぶ)の節句
- 7月7日:笹竹の節句
- 9月9日:菊の節句
日本でも3月3日はひな祭り、5月5日は子どもの日、7月7日は七夕であるなど、お祝いの文化が共通しているのが興味深いですね。
素敵な花を見つけて楽しいひな祭りにしよう!
この記事では、ひな祭りに飾る人気の花とその理由、花選びで役立つおすすめサイト、よくあるQ&Aをご紹介しました。
ひな祭りでは一般的に、「桃の花」「橘」「桜」「菜の花」「紅白の梅の花」の5種類のいずれかが飾られます。
それぞれの理由や特徴も参考に、ぜひ素敵なひな祭りを実現してくださいね。
出典:HitoHana
『HitoHana』は、国内最大級の品揃えを誇る、多種多様な植物を取り扱うオンラインストアです。
商品数は10,000点を超え、種類豊富な観葉植物やフラワーギフトの他にも鉢カバーやフラワーベースなども取り揃えています。