キャンプ料理の調理器具としても人気の『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、IH対応のものも多く、自宅での調理にもおすすめです。この記事では、いつもの料理を美味しくする『ロッジ(LODGE)』のスキレットの使い方や、サイズ別の特徴について解説します。
ロッジ(LODGE)スキレットの魅力
『ロッジ(LODGE)』は、1896 年にアメリカのテネシー州サウス・ピッツバーグで誕生したアメリカのNo.1キャストアイアンメーカーです。
まず『ロッジ(LODGE)』が多くの人に選ばれている理由、魅力についてお伝えします。
熱をじっくり伝えるため、旨味が凝縮
キャストアイアン(鋳鉄)の最大の特徴は、熱をゆっくりじっくり伝えることです。
素材にじっくりムラなく火を加えられるので、『ロッジ(LODGE)』のスキレットで調理すると、旨味がギュッと凝縮します。
蓄熱性が高い
キャストアイアン(鋳鉄)は蓄熱性が高いという特徴がありますが、ロッジ(LODGE)のスキレットは5mmの肉厚構造を採用しているため、さらに高い蓄熱性を誇ります。
蓄熱性の高さから、一度加熱すれば長い時間温かい料理を味わえます。見た目もおしゃれなので、鍋ごとテーブルに出して食卓の雰囲気を演出するのもおすすめです。
IHやオーブンで利用できる
『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、直火だけでなくIHヒーターやハロゲンヒーターなど、さまざまな熱源に対応できるのも魅力のひとつです。ミニサイズならオーブンでもそのまま入れて使えます。
ただし、電子レンジは利用できませんのでご注意ください。
シーズニングが不要
スキレットは本来、使い始めにサビ止め用ワックスを洗い流し、シーズニング作業が必要です。
シーズニングは、鍋の表面にある微小孔を食用油で埋めるという作業であり、食材をくっつきにくくする、サビを防止するといった効果を期待できます。
『ロッジ(LODGE)』のスキレットはシーズニング済みなので、お湯を使って洗うだけで面倒な作業することなくすぐに使用できます。
料理の器としても使えるおしゃれさ
『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、調理後そのままテーブルに置いても見栄えするミニサイズも大人気です。
キャンプや自宅でフライパンのように手軽に使えて、さらに調理後はそのままお皿代わりに使える見栄えの良さと利便性の高さは、『ロッジ(LODGE)』のスキレットの人気の秘訣だと言えるでしょう。
持ち運びしやすい
『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、重ねて収納できるところも魅力のひとつです。
重ねてコンパクトにまとめて持ち運べるので、キャンプといったアウトドアで重宝します。
ロッジ(LODGE)のスキレットサイズ・タイプ別特徴
『ロッジ(LODGE)』のスキレットには、さまざまなサイズがあるので、どれを選べば良いか迷うこともあるかと思います。
ここでは、サイズごとの特徴や対応人数など気になる情報をお伝えしますので、ぜひ参考にご覧ください。
ミニチュア スキレット
可愛いらしい手のひらサイズの最も小さなサイズのスキレットです。お皿代わりに使うとパッと目を引きます。
- 幅:10cm
- 高さ:2.2cm
- 重量:0.32kg
- IH 対応商品
※ご利用のIIH機種によっては、使用できない場合があります。
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スキレット 5インチ
ひとり分の料理を作るのに適したサイズで、目玉焼きを作るのにちょうど良い大きさです。
チーズフォンデュ鍋のラックに載せると、アヒージョも楽しめます。
- 幅:13cm
- 高さ:2.9cm
- 重量:0.49kg
- IH 対応商品
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スクエア スキレット 5インチ
かわいい四角いミニスキレットは、目玉焼き2個分作れる大きさで、ひとり暮らしや夫婦・カップルで使うのに適しています。
食卓にそのままサーブして使うのもおすすめです。
- 内径:11.7cm
- 重量:0.8kg
- IH 対応商品
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スキレット 6 1/2インチ
1~2名分の料理を作るのに適したサイズで、お皿代わりに使ってもかわいいスキレットです。
スキレットは、一般に販売されている鉄製のフライパンよりも厚みがあるので、ハンバーグや餃子なども簡単に美味しく作れます。
- 全長:26cm
- 内径:15.5cm
- 深さ:3cm
- 重量:0.88kg
- IH 対応商品
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スキレット 8インチ
スタンダードサイズのスキレットです。肉料理を作るのにも使えます。
サイドディッシュも同時に調理可能です。
- 全長:約32.5cm
- 内径:20.2cm
- 深さ:4.3cm
- 重量:1.49kg
- IH 対応商品
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スキレット 9インチ
“スキレット 9インチ”を器として利用すると、メイン料理と副菜など、カフェ飯のようなおしゃれな見た目に仕上がります。
9インチ以上のサイズは、女性やあまり力のない人には重たく感じられるかもしれません。サイズ選びは、慎重に行いましょう。
- 全長:約34.8cm
- 内径:22.5cm
- 深さ:4.3cm
- 重量:1.93kg
- IH 対応商品
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スキレット 10 1/4インチ
“スキレット 10 1/4インチ”は、外径が26cmある大きめサイズです。
鳥もも肉3枚分くらいを同時に焼けるので、大人数の料理を作る時も活躍してくれます。
持ちやすいように、両手で持てるハンドルが付いています。
- 全長:約42cm
- 内径:25.7cm
- 深さ:4.7cm
- 重量:2.54kg
- IH 対応商品
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スキレット 12インチ
外径30.5cmの大きなサイズのスキレットで、両手で持てるハンドルが付いています。
ハンバーグ5~6人分をまとめて作れるサイズで、ホームパーティーを良く開催する家庭におすすめです。
- 全長:約45.5cm
- 内径:29.9cm
- 深さ:5.2cm
- 重量:3.6kg
- IH 対応商品
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ディープスキレット 10-1/4インチ L8DSK3
ロングセラーの “ディープスキレット 10 1/4インチ”は深さのあるタイプです。
深さがあることによって、煮込み料理を美味しく作れます。
- 全長:約42cm
- 内径:26cm
- 深さ:8.2cm
- 重量:2.96kg
ロッジ(LODGE)のスキレットは蓋と合わせて使うのがおすすめ
『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、お好みのサイズの商品と合わせて蓋(カバー)を購入するのがおすすめです。
蓋があると圧力がかかるので、食材が柔らかく仕上がります。さらに、蒸し料理も作れて料理の幅が広がりますよ。
HE スキレットカバー 5インチ
こちらは、サビ防止の熱強化処理を施した5インチのスキレットカバーです。
錆びにくいので、長くキレイな状態で使用できます。スキレットカバーは、食器洗浄機も利用可能です。
スキレットカバーは、さまざまなサイズがありますので、スキレットのサイズに応じてお選びください。
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ロッジ(LODGE)スキレットのお手入れ方法
『ロッジ(LODGE)』スキレットを毎日正しい手入れをすることで、良い状態をキープし、美味しい料理を作れます。
ここでは、『ロッジ(LODGE)』スキレットを使用した後の正しいお手入れ方法について紹介しますので、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
ステップ1.洗う
使った後は、タワシを使ってお湯で汚れを洗い流します。
焦げ付きがひどいときや錆びてしまった場合は、へら状の器具「スクレーパー」でこそぎ落としてから、スキレットに水を入れて火にかけ、汚れや錆を浮かせてください。
表面に馴染んだ油が抜けてしまうのを防ぐため、なるべくスキレットを洗う時は洗剤を使わない方が良いです。ただ、コゲや臭いが気になるときは、重曹か洗剤を使用しても問題ありません。
重曹や洗剤を使った後、そのまま使ってしまうと、表面の油が取れてしまい、鍋の表面に食材がくっつきやすくなりますので、必ずシーズニングしなおしてください。
ステップ2.乾かす
スキレットを洗ったら、火にかけて十分に乾かしましょう。
しっかり乾かすことによって、微小孔に入った水分までしっかり乾かせるので、サビの発生を抑えられます。ハンドルやカバーまで、よく乾かしてください。
IH調理器の場合は、上記の乾かし方ができないので、良く拭いてから食用油を塗りましょう。
ステップ3.シーズニング
スキレットの熱が冷めないうちにキッチンペーパーなどを使用し、スキレット全体に食用油を薄く塗り、微小孔まで浸透させましょう。
キャストアイアンシリーズの商品はシーズニングされていますが、使い続けるうちに徐々に油が取れ、時間が経つと錆びてしまうので注意が必要です。
使用後にお湯で洗い、しっかり乾かした後に、オリーブオイルかショートニングを薄く塗ってから保管すると良い状態を長期間維持できます。
使用する→シーズニング→使用する、この流れを繰り返し行うことで、「ブラックポット」という黒光りしたい風合いが出てくるので、見た目の変化も楽しんでみましょう。
シーズニングは、手間に感じてしまう作業でもありますが、丁寧に手入れをすることで、愛情を感られるものです。
美味しい料理を作る相棒を育てるつもりで、日頃からメンテナンスをしてみてくださいね。
ステップ4.保管
スキレットは、必ずしっかり乾かしてから、湿気の少ない場所で保管してください。
長期間使わない場合は、新聞紙などで包んで保管すると、余分な水分を吸収してくれます。
メンテナンスをするときの注意点
スキレットはぶつけたり、熱したスキレットに冷水をかけて急冷却したりするなど、強い衝撃を与えると製品にヒビが入ることがあります。
また、スキレットは蓄熱率が高いので、使用後も熱い状態が続くことに注意が必要です。うっかり触ってやけどすることのないよう、本人が注意することはもちろん、近くの人や子どもにも注意を払っておきましょう。
ロッジ(LODGE)のスキレットを使って料理を楽しもう!
『ロッジ(LODGE)』のスキレットは、自宅でもアウトドアでも調理環境を問わず使うことが可能です。
スキレットで作る料理は、長い時間温かい状態の料理を楽しめますし、見た目もおしゃれなので、テーブルにそのまま出して使うのにも適しています。
さまざまなサイズ・タイプが出ていますので、ぜひ目的に合わせてスキレットを選んでみてくださいね。
料理のレパートリーや楽しみがグンと広がりますよ。