1934年創業の老舗琺瑯メーカーの『野田琺瑯』のバターケースをご存知ですか?実用性とデザイン性を兼ね備えたバターの保存容器です。この記事では、そんな『野田琺瑯』のバターケースがおすすめな理由や、使うときの注意点、お手入れ方法などをご紹介します。
そもそも「琺瑯(ホーロー)」とはどんな素材なの?
琺瑯は金属の表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を施して、高温で焼きつけた素材です。壊れにくいけどさびやすい鉄と、キレイだけど割れやすいガラスの良いところを兼ね備えています。
歴史は古く、現在一般的に使われている鉄ホーローとは異なりますが、紀元前1300年頃には金や銀の金属にガラスを加工したものが使われていたそうです。日本では明治時代から実用化されています。
そんな琺瑯の特徴は、以下のとおりです。
- ニオイ移りがしにくい
- 汚れが付きにくい
- 耐熱性・冷却性が高い
- 酸・塩分に強い
- べたつきがなく、洗いやすい
- 直火・オーブンの使用OK
一方、衝撃や落下に弱く、鉄サビが生じることがあるという短所も持っています。
バターの保存容器として野田琺瑯のバターケースがおすすめな理由
バターの保存に使うバターケースですが、さまざまなメーカーから販売されています。そのなかでも、『野田琺瑯』の“バターケース”がなぜ良いのでしょうか。
『野田琺瑯』の“バターケース”がおすすめな理由は、以下の5つです。
- 飽きのこないシンプルなデザイン
- 固形バターがそのまま収まるサイズ
- 蓋をカッティングボードとして使える
- 密閉性が高い
- 冷却性が高い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
飽きのこないシンプルなデザイン
『野田琺瑯』の“バターケース”は、琺瑯の白と、木蓋のコントラストが美しいのが特徴です。イラストや模様などが一切なく、シンプルなデザインでありながら、木の蓋のぬくもりや、丸みのある角の形状が温かみを感じさせてくれます。
飽きのこないシンプルなデザインなので、長い間使い続けたくなるようなバターケースです。
固形バターがそのまま収まるサイズ
『野田琺瑯』の“バターケース”には、200g用と450g用の2種類があります。それぞれに200gのバター、450gのバターが固形のまま収まるのもポイントです。
蓋をカッティングボードとして使える
天然木を使った蓋は、ミニカッティングボードとしても使用可能です。蓋をしたまま本体をひっくり返すと、バターが落ちてくるので、そのまままな板代わりにして、バターを切ることができます。
ナイフとの感触も柔らかいのでカットしやすく、そのまま食卓に出してもおしゃれですよ。
また、桜の木を使った蓋は、バターのトレイとして使用することで、どんどんツヤが増していき、色合いの変化も楽しめます。
密閉性が高い
蓋には溝があるので、本体としっかりフィットして、密閉性が高いのもポイントです。持ち上げると簡単に開きますが、持ち運び時などの振動ではズレる心配はないでしょう。
冷却性・耐熱性が高い
琺瑯は熱伝導率が高いため、冷却性・耐熱性に優れているのも特徴です。冷却性が高いので、バターの鮮度を長く保てます。また、そのまま直火にかけて、調理することもできます。
野田琺瑯のバターケースを使用するうえでの注意点
『野田琺瑯』の“バターケース”は、琺瑯と木の組み合わせです。使用するうえで、注意すべきポイントが2つあります。
落とすと破損する恐れがある
琺瑯はガラス質なので、ぶつけたり、落としたりすると、割れや破損する恐れがあります。そのため、扱いには十分注意しましょう。
また、ステンレス製など銀色のバターナイフを使うと、琺瑯が傷ついてしまうので、木製のバターナイフを使うのがおすすめです。
本体と蓋それぞれで洗い方が異なる
『野田琺瑯』の“バターケース”は、本体が琺瑯、蓋が木なので、それぞれ洗い方を変える必要があります。本体を洗うときは、表面を傷つけてしまうたわしやクレンザーなどを使わないようにしましょう。
また、蓋は乾燥する原因になるため、食洗機や乾燥機を使わないようにします。もし、バターが付いてしまった場合は、洗剤を使わずにぬるま湯などで流すだけにしておきましょう。
野田琺瑯のバターケースのお手入れ方法
『野田琺瑯』の“バターケース”をお手入れする際も、ちょっとしたコツが2つあります。
琺瑯(ホーロー)の鉄地部分が出た場合はバターを塗る
万が一、ぶつけたり、落としたりして、琺瑯の鉄地部分が出てしまったら、そこにバターを塗るといいでしょう。
琺瑯はヒビが入ってしまうと、そこからさびやすくなるため、注意が必要です。バターを塗ることで、サビ防止の役割をしてくれます。
木蓋には植物油で軽く拭いてなじませる
蓋には時折、植物油などでお手入れすることで、乾燥を防いでくれます。蓋全体に植物油をなじませることで、ツヤが増します。
野田琺瑯のバターケースは2種類
野田琺瑯のバターケースは200g用と、450g用の2種類があります。それぞれどのような違いがあるのか見ていきましょう。評判と口コミを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
バターケース 200g用
こちらは、一般的な200gのバターを固形のまま入れられるサイズです。使用頻度がそこまで多くなく、普段から200gのバターを使っている方にぴったりでしょう。
容量 | 0.42L | 重量 | 約390g |
サイズ | W15.7×D9.7×H5.2cm 本体内寸:W14.8×D8.8×H3.2cm | ||
価格 | 3,080円(税込) |
楽天市場
Yahoo!ショッピング
【ピックアップ】評判・口コミ
いままでバターは購入時に入っている箱から引き出して使っていましたが
野田琺瑯のバターケースを購入してその煩わしさから解放されました。蓋の仕上げも美しく、朝の食卓にとても良く合います。
もっと早く購入しておけば良かったと思う一品でした。
これからも大切に使っていきます。
200gのバターを入れるとスペース余りますが見た目が綺麗で使うたびににんやりしてしまいます。
満足です。
バターケース 450g用
こちらは、450gのカルピスバターなどを保存するのにぴったりなサイズです。家族で住んでいてバターを使う頻度が多い方や、料理やお菓子作りにバターを使うことが多い方に向いています。
容量 | 0.76L | 重量 | 約490g |
サイズ | W15.7×D9.7×H8.1cm 本体内寸:W14.8×D8.6×H6.2cm | ||
価格 | 3,630円(税込) |
Yahoo!ショッピング
【ピックアップ】評判・口コミ
とにかくかわいい!
朝見るたびにニヤニヤします。
450のバターを入れてもはしに少し余裕があるのが◎蓋がぱかぱかするのがいや!て人もいますが私は気にならないのでまぁいいかなて思います。
引用:Amazon/あきち
このサイズが入るものはそう選べません。
ホーローなので軽くて割れないので使いやすいです。
蓋がそのまままな板代わりになることもとても便利で良いです。引用:Amazon/ふー
野田琺瑯のバターケースで朝食の食卓を華やかにしよう!
琺瑯はガラス質で、保存する食材の風味と質を変化させにくい特徴を持っています。空気に触れることで酸化して、鮮度が落ちやすいバターを保存するのにぴったりな素材です。
トースターに欠かせないバターの保存だけでなく、食卓に出してもおしゃれな『野田琺瑯』の“バターケース”を使ってみてはいかがでしょうか?