セメント鉢の作り方ポイントとおしゃれなおすすめアイテム5選!

セメント鉢

「観葉植物を自宅でおしゃれに飾りたい!」「普通の茶色い鉢を使っているけれど、何となくおしゃれじゃない…」そんな方にぴったりなのが、重厚感と存在感を演出できる“セメント鉢”です。この記事では、自分でセメント鉢を作る方法と、通販で買えるおしゃれな一品をご紹介します。

目次

重厚感と存在感を演出できる「セメント鉢」

セメント鉢

観葉植物をインテリアとして楽しむとき、大切なポイントとなるのが「どのような植木鉢に入れるか」です。

植木鉢は素材によって見た目や性質がまったく異なります。設置場所や育てる植物にぴったりな鉢を見つけられると、より自分好みに演出できますよ

セメント鉢の場合は、植物に重厚感と存在感を与えられます。セメントゆえの独特の質感がスタイリッシュで、おしゃれなインテリアとなる観葉植物を育てたい方にぴったりです。

水はけが良く湿気を嫌う植物に◎

セメント鉢は水を土から吸収したうえですぐに乾く性質も持ち、ほとんどの多肉植物のような湿気を嫌う植物が元気に育つことでも知られています

初心者が観葉植物を枯らしてしまう際に、ありがちな原因が「水のやりすぎ」です。植物は水をやりすぎると根が酸欠状態となり、やがては根も本体も腐り落ちてしまいます。

初心者の場合、頭ではわかっていても、植物を元気に育てようとついつい水をやりすぎてしまうものです。

不要な水分をしっかりと吸収・排出してくれるセメント鉢なら、これまでに植物を枯らしてしまった方も安心して観葉植物を楽しめるでしょう

自分で作るか市販品を買う手がある

そんなセメント鉢の入手方法は2種類あり、「自分で作るか」あるいは「市販品を買うか」です。どちらも一長一短ありますので、以下を参考に決めましょう。

【自分で作る】

  • 世界でひとつしかない自分だけの鉢が作れて、愛着が湧きやすい
  • 図工や実験をしている気分で作れるので、熱中できる趣味を探している方に◎

【市販品を買う】

  • おしゃれなデザイン&カラーの鉢など、自作よりも見た目の良い鉢が手に入る
  • 手間がかからず、気になったら今日にも注文できる

この記事では、自分でセメント鉢を作る方法と、通販で手に入るおすすめの市販品のどちらもご紹介します。自分の興味のある方をチェックしてみてくださいね。

初心者でもできるセメント鉢の作り方!

セメント鉢

まずは、自分でセメント鉢を作る方法から見ていきましょう。今回は初心者でも失敗しにくい、できるだけ簡単な方法をご紹介します。

必要な道具を準備する

最初に行うのは必要な道具の準備です。ホームセンターや通販などで、以下の道具を揃えましょう

【セメント鉢の自作に必要な道具】

  • セメント(水で溶いて使う。速乾タイプのものがおすすめ)
  • セメントを混ぜるための大きな容器(バケツなど)
  • ・鉢の型にする容器(紙コップ・プラコップ・空の牛乳パックなど)
  • 中穴を作るための容器(上記より小さな紙コップあるいはプラコップ)
  • 竹串
  • ヘラ(セメントの移動補助用)
  • ビニール手袋(手の汚れ防止)
  • 新聞紙(足元に敷く用)
  • ミョウバン(アク抜き用)
  • 振動ドリル(最後の穴あけ用)

セメントを入れる鉢の型用の器を加工する

まずは、鉢の型となる容器を加工していきます。後ほどセメントと中穴を作るための容器を入れたときに、竹串で浮いてこないよう固定できるようにしておく作業です。

【鉢型用の容器の加工手順】

  1. 牛乳パックを作りたい鉢のサイズより大きめの高さで切る(コップの場合は不要)
  2. 中穴用の容器を、鉢型用の容器に入れる
  3. 鉢型用の容器の上部に竹串を通す(中穴用の容器の頭を竹串で浮いてこないように押さえつけるイメージ。中穴用の容器には穴を開けない)
  4. しっかりと穴が空いたことを確認したら、一度竹串を抜く

セメントを入れることを考え、できるだけ上部に穴を開けておくのが成功するコツです。

セメントを水と混ぜて流し込む

容器は一度横に置いておき、セメントを作っていきましょう。

バケツなどのセメントを混ぜるための容器に、セメントと水を投入して混ぜ合わせてください。混ぜる量は、自分の購入したセメントの説明通りで大丈夫です。

このとき、一気にセメントを投入すると重たく混ぜにくくなってしまいます。少しずつセメントを追加していくのが上手に作るコツです。

無事にセメントができた後は、早速、容器に流し込みましょう。

鉢型用の容器に流し込み、その上から中穴用の容器を入れ、先ほど鉢型用の容器に開けた穴へ竹串を挿して固定してください。

数時間~1日ほど乾燥させる

固定した後は、数時間~1日ほどに渡ってそのままセメントを乾燥させます

乾燥に必要な時間は自分の購入したセメントによります。早く作りたいのであれば、速乾タイプのセメントを選んでおきましょう。

とはいえ、生乾きで剥がすと失敗するため、基本的には丸1日など余裕を見て長時間放置しておくのがおすすめです。

型からセメント鉢を取り外す

乾燥後は、いよいよセメント鉢を取り外す作業です。特別な手順はなく、鉢型用・中穴用どちらの容器もバリバリと剥がしていきましょう

綺麗に剥がせたら、ひとまずセメント鉢の完成です。文字にすると難しそうにも思えますが、慣れてしまえば簡単に作れますよ。

ミョウバンなどでアク抜きをする

注意点として、自作のセメント鉢は使用前にミョウバンによるアク抜きが必要です。

セメントは強アルカリ性の素材です。このままでは、水やり時にアルカリの成分が流れ出て植物が枯れてしまいます。

バケツなどに水を入れ、ミョウバンを濃度0.1%で溶かし(水1Lならミョウバン1gの割合)、ミョウバン水を作ります。作成後は、自作のセメント鉢をそのミョウバン水に漬けましょう。

翌日と3日後にミョウバン水を新しいものに入れ替え、7日後に今度は真水と入れ替えます。その後は、2週間~1ヶ月放置すればOKです。

底部に水を排出するための穴を開ける

後は振動ドリルを使って、水抜き用の穴を開けてあげれば完了です。穴の大きさは好みで調節して大丈夫ですが、1cmほどの小さめの穴から挑戦してみましょう。

なお、振動ドリルでないただの電動ドリルの場合、セメントになかなか穴が開かず大変です。多方向からの刺激を与えられるように、できるだけ振動ドリルで挑戦してみてください。

通販で買える!おしゃれなセメント鉢5選!

セメント鉢

最後に、通販で手軽に買えるおしゃれなセメント鉢をご紹介します。

セメント鉢の自作は難しくありませんが、アク抜きが必要になるなど時間はかかります。より手軽さを重視したい方は、通販で自分好みの一品を見つけましょう。

【スパイス】植木鉢 Lサイズ

最初にご紹介するのは、可愛らしいセメント鉢が欲しい方にぴったりの『スパイス』の一品です。

全面にサボテンのマークがあしらわれており、ベランダはもちろん室内でもよく映えます。プニプニした多肉植物を乗せれば、愛らしく決まりそうですね。ちなみに、鉢ではなく鉢カバーとしても扱えます。

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【はなつむぎグリーン】セメントポット ジャギー

大胆に入ったギザギザ模様がスタイリッシュな、『はなつむぎグリーン』の“セメントポット ジャギー”です。

3号(直径9cm)とテーブルの上などにチョコンと飾るのにぴったりなサイズで、おしゃれなインテリアとして活躍します。和風の机にも、洋風のテーブルにもよく似合いそうです。


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【T4U】 セメント製 植木鉢 10cm

『T4U』のセメント鉢は、無数に描かれたひし形模様がユニークな一品です。2.5号の植物がちょうど入るサイズで、3個セットで販売されています。

線の部分を指でなぞってみたくなるような、鑑賞効果の高い見た目です。模様の数に負けないほど、小さな葉がたくさん生い茂る植物を育てるとよく馴染みそうですね。

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【友膳】軽量ファイバーセメントポット 30cm

ベランダや庭にぴったりのセメント鉢を探している方には、『友膳』の“軽量ファイバーセメントポット 30cm”がおすすめです。

レンガ建ての洋風の家を思わせるような、温かみのあるデザインをした大型の鉢です。軽量な「ファイバーセメント」製の鉢なので、女性でも簡単に持ち運べます。

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【スパイス】セメント プランター


「クールに決まる、カッコ良いセメント鉢が欲しい!」そんな方にぴったりなのが、『スパイス』の“セメント プランター”です。

いかにも「セメント」を想起させるゴツゴツした見た目で、とても重厚感があります。

落ち着いた印象の観葉植物を鑑賞するのはもちろん、色鮮やかな花を育ててギャップを楽しむ…なんていうのもハイセンスに決まりそうです。

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セメント鉢でお気に入りの植物をスタイリッシュに飾ろう!

セメント鉢

重厚感や存在感を演出できるセメント鉢であれば、スタイリッシュに植物を飾れます。加えて、水をよく吸うため植物が湿気でダメになってしまいにくく、初心者も安心です。

自分だけの鉢が欲しい方は自作を、より手軽に手に入れたい方は通販を検討してみてくださいね。




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