ガーデニングポーチは単なる道具入れに留まらず、庭仕事の楽しさをグンと格上げしてくれる秘密兵器です。せっかくなら、長く愛用できるこだわりの一品を見つけたいもの。そこでこの記事では、ガーデニングポーチの選び方やおすすめの商品、さらにはガーデニングポーチをDIYする方法をご紹介します。
ガーデニングポーチがあると庭仕事がはかどる
ガーデニングポーチがあれば、庭仕事に必要な道具を簡単に持ち歩くことができます。
枝の剪定用のハサミやスコップのように、さっと取り出したい物がいつでも簡単に取り出せます。移動するたびに道具も大移動といった手間とはサヨナラ。手袋を外した時もガーデニングポーチに入れておけば、どこに置いたかと探すこともありません。
ガーデニングポーチひとつで、究極のストレスフリーが実現します。一度ガーデニングポーチを使ったら、もう手放せない相棒になること間違いなしです。
収納力やツールの出し入れのしやすさといった機能性はもちろんのこと、デザインにこだわったガーデニングポーチも数多く登場しています。人と被らない、お気に入りのデザインのガーデニングポーチを携えれば、庭仕事が一層楽しくなるでしょう。
ガーデニングポーチを選ぶポイント
ガーデニングポーチといっても、形や素材はさまざまです。長く愛用できるガーデニングポーチを選ぶときにチェックしたいポイントを5つ紹介します。
- 素材
- 重さ
- 収納力
- 仕切りの有無
- デザイン
素材
ガーデニングポーチの素材は強度を補う加工を施したコットンやキャンバスのようなナチュラルな風合いが魅力の布製のほか、身につけているのを忘れそうなほど軽いナイロン、丈夫で使い込む程に味わいが深まるプロユースにも対応するレザーと、さまざまです。
素材によってガーデニングポーチ自体の丈夫さや、見た目の雰囲気も大きく変わります。どんなガーデニングファッションを楽しみたいか、に合わせて考えるのもおすすめです。
重さ
ガーデニングポーチの素材によって、本体の重さも変わります。
例えばコットンやナイロンといった軽量タイプのガーデニングポーチは持ち運びが楽なのが魅力ですが、重い物をたくさん収納するのには向きません。一方、レザーやキャンバスはずっしりした重量感はあるものの、丈夫でヘビーユースにも耐えられます。
持っているガーデニングツールの数や庭仕事の頻度を考慮して、快適に使えるガーデニングポーチを選んでください。
収納力
ガーデニングポーチに収納したいものが多い時は、収納力もチェックしましょう。どんな道具をガーデニングポーチに入れて持ち歩きたいか、先にピックアップしておくと、どの程度の収納力のガーデニングポーチを選べば良いかの参考になります。
ただ収納力があるからといって道具を詰め込みすぎると重くなり、持ち歩くのが負担になってしまう恐れも。ガーデニングの道具は金属製でずっしり重量感があるものも多いので、詰め込みすぎには注意してください。
仕切りの有無
ガーデニングポーチの収納力と一緒にチェックしたいのが、仕切りの有無です。シザーケースのようにそれぞれの道具を決まった場所に収納したい場合は、仕切りが細かく設置されたガーデニングポーチが便利です。
逆に気楽にざっくりと道具の出し入れをしたい場合や収納したい道具のサイズがはっきりしない場合は、大きなポケットタイプのポーチが汎用性が高くおすすめです。
デザイン
ガーデニングポーチのデザインはバリエーション豊富です。形は主に腰に巻くタイプのエプロン型や、職人仕様のシザーケースタイプ、ざっくり収納できるのが魅力のポシェットタイプがあります。
色や素材、ポケットの位置や仕切りの形が違うだけでも、表情が変わります。キュートなエプロンタイプでカジュアルなガーデニングファッションを楽しむのも良し。またレザーの重厚感溢れた風合いのガーデニングポーチを身につけて、ガーデニングファッションを格上げするのも素敵です。
【タイプ別】ガーデニングポーチおすすめ5選
ガーデニングポーチはバリエーション豊富に展開されているので、どれを選べば良いか迷ってしまうでしょう。そこでおすすめのガーデニングポーチを、タイプ別に厳選してご紹介します。
【Sacra】Secateurs Leather Pouch|コンパクトフォルムと軽量レザーのスタイリッシュ
日本のメーカー、『sacra』が送るハサミ用のレザーケースです。ハサミを仕事道具にしているプロフェッショナルのために作られたポーチは、シンプル設計。少数精鋭のガーデニングツールをコンパクトに携帯できます。
風合いの良いレザーは、使い込むほど味わい深くなるのも魅力です。
【カーハート】エプロン 道具入れ|庭仕事のタフなパートナー
アメリカの老舗ワークウェアブランド、Carhartt(カーハート)のエプロン型道具入れは、ラフでシンプルなデザインと抜群の収納力が魅力です。
腰に巻くベルトは2サイズ展開されていますが、収納部分の大きさは同じなので、収納力は維持したままフィットするサイズを選べます。
【モンベル】フィールド ラップエプロン|おしゃれと機能性の両立
『モンベル』のフィールドラップエプロンはビビットでキュートなカラーも用意されています。伸縮性と撥水性を両立させたナイロン素材で、機能性も抜群。
ウエスト調整ベルトのバックルはフック式になっているので、シザーケースを通すことも可能です。
【キャンベット】ガレージバッグ|計算し尽くされたミニマリズム
キャンバス×レザーのコンビネーションで、軽さと強度のいいとこ取りを実現したガーデニングポーチです。大小のポケットのほかに仕切り収納もあり、ガーデニングツールがたっぷり収納できます。
カラーの展開が豊富で、ガーデニングファッションに合わせやすいのも魅力です。
【ヘリテージレザー】ドライウォールバッグ 2PKT|長く愛用したいプロダクト
しなやかで肌触りのいいスウェードレザーのガーデニングポーチです。ベルトループがついているので、お手持ちのベルトを通して着用してください。
大容量のポケットが2つ設けられているため、ツールの出し入れも楽々。ナチュラルで柔らかなデザインと機動性の良さのギャップも魅力なガーデニングポーチです。
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手作りに挑戦!レザー製ガーデニングポーチの作り方
「市販のガーデニングポーチも良いけれど、自分の手持ちの道具に合わせてDIYしてみたい!」そんなDIY好きな方におすすめなのがガーデニングポーチのハンドメイドです。
今回はレザーを使ったガーデニングポーチの作り方を紹介します。
「レザーって自分で簡単に扱えるの?」
そんな不安を持たれるかもしれません。実はレザーはミシンのように大掛かりな機器がなくても取り扱える身近な素材です。しかも耐久性やデザイン性も高いので、DIYにおすすめの素材でもあります。
用意するもの
レザーのガーデニングポーチをDIYする際にご用意いただきたいのがこちらです。どれも手芸用品店で手に入ります。品揃え豊富な100円均一ショップでも手に入ることがあるので、お近くの店舗を覗いてみるのも良いでしょう。
- 型紙
- レザー
- 菱目(レザーを縫うための穴を開ける目打ち棒)
- 木槌か金槌
- 麻糸と針
- 革包丁(もしくはカッター)
- カッティングボード
なお仕上がりを大きく左右する型紙は、手芸店のほかにもインターネット上でも手に入ります。型紙を自分で作り、世界にひとつだけのオリジナルなガーデニングポーチに仕上げるのも素敵です。
作り方
ここでは基本的なレザーの縫い方をご紹介します。
レザーを型紙に合わせて切り出す
端から3㎜の位置に、菱目で等間隔に糸を通す穴を開ける
麻糸で穴に糸を通しながら縫い合わせる
作業のポイント
レザーは縫い目もデザインのひとつです。布のように中表にして縫い、ひっくり返す方法もありますが、レザーは硬いので難しいことがあります。糸を通す穴を均等に開けて、糸を引き締めながら縫うとキレイに仕上がるので、ぜひお試しください。
お気に入りのガーデニングポーチで庭仕事を満喫しよう
ガーデニングポーチは、庭仕事をより便利に、より楽しく彩ってくれる便利なツールです。機能性だけでなくファッションとしても楽しみが増えるので、ガーデニングの時間が華やぎます。
ガーデニングの相棒になってくれるお気に入りのガーデニングポーチを見つけて、庭仕事をもっとずっと満喫しましょう。