「おしゃれで機能的な花壇を作りたい」という方におすすめなのがガーデニングブロックです。さまざまなデザインや形状のものがあるので、理想の庭づくりに一役買ってくれるでしょう。今回は、ガーデニングブロックの選び方やDIY手順、おすすめ11選をご紹介します。
ガーデニングブロックの選び方
ガーデニングブロックは花壇ブロックともいわれていて、主に花壇の縁取りに使用されます。高さのあるものなら土留めとしても使用できるので、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
おしゃれなデザインのものも多いので、ガーデニングブロックを取り入れることで庭のイメージチェンジが叶います。
道路や隣家に接する境界線のブロックは耐震構造が必要なため、専門業者への依頼が必要ですが、花壇作りや庭のアクセントにガーデニングブロックを取り入れるなら個人のDIYも可能です。
ガーデニングブロックを選ぶときのポイントをチェックしておきましょう。
目的で選ぶ
ガーデニングブロックを選ぶ際は、まずどんな庭を作りたいのか、ブロックをどこに使うのかを明確にしておきましょう。
はじめに、ナチュラルガーデン、イングリッシュガーデン、北欧風、カリフォルニア風、もしくは和風などどんなイメージに近づけたいのかを考えておきます。
そして、ガーデニングブロックをどこにどのように取り入れるのかを決めましょう。例えば、花壇に使用する場合でも広さや形、高さなどによって選ぶブロックは変わってきます。
手軽に小さな花壇を作りたいという場合には、ガーデニングブロック風のプランターで代用したり、簡単に花壇を作れるブロックキットなどがおすすめです。
素材で選ぶ
一口にガーデニングブロックといっても、コンクリートやレンガ、樹脂など素材はさまざまです。
レンガ調の樹脂素材や、木材調のコンクリート素材などもありますが、素材そのものの強度や経年変化の有無などに注目して選ぶと良いでしょう。いつか撤去する際のことも考えておくと安心です。
形やデザインで選ぶ
ガーデニングブロックは長方形のものだけでなく、正方形のものやアーチのついたものなども販売されています。また、ブロックの色やデザインもたくさんあるので、理想の庭にぴったりなものを選びましょう。
例えば、レンガブロックにはモダンなデザインのものからアンティーク調のものまであります。色合いや質感、見た目のイメージが異なるので好みに応じて選びましょう。色も雰囲気に大きく関わる重要な要素です。
使用する場所に合った形やデザイン、色のブロックを選ぶことで理想の庭づくりができるでしょう。
手軽さで選ぶ
自分でモルタルを準備してガーデニングブロックを設置するのはなかなか大変な作業です。そこでおすすめなのが、置くだけで設置できるタイプや、はめるだけで重ねられるガーデニングブロックです。
土を掘りブロックを少し埋めるだけの簡易的な花壇でも、庭のイメージをガラリと変えることができますよ。
初めての場合は、手軽に設置できるかどうかに注目してブロック選びをすると良いでしょう。
ガーデニングブロックで作る花壇のDIY手順
ガーデニングブロックは場合によっては置くだけでも使用可能ですが、2、3段に積み上げたいという場合はモルタルを塗って固定すると良いでしょう。
初心者でも簡単にできるガーデニングブロック花壇のDIY手順をご紹介します。
1、場所を決めガーデニングブロックを準備する
まずはじめに、どこにどんな花壇を作るのかを決めましょう。栽培する花や植物に合った日当たりや風通し、水はけなどの条件が合うところがおすすめです。
できれば簡単な図面に起こしながら実際の場所のサイズを測り、動線に問題がないかなどをチェックしておきましょう。
それから、必要な分のガーデニングブロックを準備します。DIYの作業途中に材料不足にならないようにサイズを計測しながら、十分な量を購入しましょう。
あわせてモルタルや砕石、バケツ、コテ、水平器、スポンジ、スコップ、軍手などの材料も揃えておきます。
2、基礎を作る
実際にガーデニングブロックを置く場所に並べてみて位置を決めます。ブロックを置く部分に沿って土を掘り、足で踏み固めましょう。砕石を敷いたら平らにならしておきます。
この時点でモルタルを作っておきましょう。初心者なら水で混ぜて作れるインスタントモルタルがおすすめです。
3、1段目のブロックを置く
砕石の上にモルタルを置き平らにならし、1段目のガーデニングブロックを置きます。水平器で確認しながら並べていきましょう。
大きめの花壇の場合はブロック3つ分くらいずつ作業していくのがおすすめです。
4、2段目以降のブロックを積む
1段目が終わったら、その上にモルタルを置き2段目のガーデニングブロックを積んでいきます。モルタルは少し多めに置き、はみ出たものはコテですくって縦の目地に埋め込みましょう。
ひとつずつ水平器で確認しながら作業するのがポイントです。モルタルの量を調節しながら水平に積んでいきましょう。
3段目以降も同じ手順でブロックを積んでいきます。
5、表面をきれいに整える
ガーデニングブロックをすべて積み終わって、モルタルがある程度乾いたら、はみ出たモルタルをコテでかき取ります。その後濡らしたスポンジで表面に出ているモルタルを拭き取れば完成です。
もしモルタルが余ってしまった場合は、ガーデニングブロックの内側に塗っておくと強度が増しますよ。
プラ素材で気軽にDIYできるガーデニングブロック3選
ここからはおすすめのガーデニングブロックをご紹介していきます。
まずは、モルタル不要で気軽にDIYできる樹脂素材のガーデニングブロックを3つご紹介します。土に刺すだけで簡単に庭のイメージチェンジができるのが魅力です。
【ガーデンプラブロック】花壇 ブロック
丸太がつながったようなデザインながら軽量で扱いやすいプラスチック製のガーデニングブロック。濃いめのブラウンカラーが庭の花壇をシックに彩ります。
土に少し埋めて設置するだけで簡単に花壇を作れます。裏側は空洞になっているので、そこに土を入れてプランターのように使用することも可能です。
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【下村企販】ガーデンエッジ レンガ調
差し込むだけで設置できるレンガ調のプラスチックブロック。設置するとレンガを積み上げたようなデザインになるので、庭の印象がガラリと変わります。
使用しないときは積み上げてコンパクトに収納しておけるので、季節に応じて花壇をアレンジしたいという方にもおすすめ。
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【アストロ】土留め ブロック調
土留めとして使用できるストッパーです。ブロックのようなデザインですが、実は板状なのでスペースを取らずに花壇作りが可能。両サイドのスリットをかみ合わせて連結できます。
土に差し込むだけで花壇や玄関アプローチなどをおしゃれに演出してくれるので、初心者の方にもおすすめです。
おしゃれなレンガ&枕木風ガーデニングブロック6選
庭の雰囲気アップにぴったりな、おしゃれなレンガや枕木風デザインのガーデニングブロックをご紹介します。花壇にはもちろん、アプローチにしたり庭のアクセントに飾っておくだけでも素敵です。
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ブレッドブリック 半丁×16個
パンの焼き目のような温かみのある色合いが魅力のガーデニングブロック。一つひとつブロックの表情が異なるので、並べただけでアンティークな印象を作り上げます。
厚みが半分の半丁サイズは、花壇の縁取りにはもちろん、アプローチなどにも使いやすいサイズ。門柱や薪ストーブの床などの装飾にも使用できます。
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【日唐石工】アンティーク レンガ カフェオレバニラ
日本各地で実際の建築物に使用されていたレンガを再利用したアンティークレンガのアソートです。明るめの色合いのレンガブロック6枚セット。自然にできた欠けや割れ、色むらがあるのも本物のアンティークレンガならではの魅力です。
自分で色の組み合わせを選ばなくてもセンスの良い花壇が完成するおしゃれなガーデニングブロックです。
枕木風 花壇ブロック 横置き
一見すると本物の木材のように見えるセメント素材のガーデニングブロックです。
幅60cm×高さ15cm×奥行き10cmの存在感のあるサイズで9.6kgの重量があるので、置くだけで花壇の縁取りができます。庭のアクセントとして飾るだけでも雰囲気がワンランクアップするでしょう。
本物の枕木ではないので朽ちる心配がなくメンテナンスフリーで長く使えるのがメリットです。
【ネクスタイル】イージーウォール アール
円形の花壇作りにおすすめなのが、こちらのアール状のガーデニングブロック。あらかじめブロックが積み上げられたデザインなので、初心者のDIYでも安心です。
ヨーロッパの街並みを彷彿させるエレガントなデザインで、庭をおしゃれに演出します。
4つ並べると円形の花壇ができますが、別売のストレートタイプと合わせて楕円形の花壇の制作も可能。好みで組み合わせていろいろな形を作ってみましょう。
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置くだけ 花壇ブロック サークル
置くだけで円形の花壇ができるキューブ型のガーデニングブロック。角を丸く仕上げたアールレンガの20個セットです。
レンガの風合いに加工したコンクリート製で、一つひとつ色合いが異なるのも魅力。寄せ植えをしたり、シンボルツリーを植えたりと、庭のアクセントに取り入れるのにぴったりな商品です。
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ブリックブロック21 モノホワイト
シンプルモダンなホワイト系のガーデニングブロック。凹凸のある表面デザインなので、光の当たり方によって美しい陰影が浮かび上がります。
芝生の庭にはもちろん、砂利敷きや駐車スペース、玄関前などどんな場所にも似合うでしょう。材質はコンクリートなので耐久性が高いのも魅力です。
初心者におすすめ!ガーデニングブロックセット2選
「面倒なDIYはなるべく避けたい」という方や初心者におすすめなのが、セットで販売されているガーデニングブロックです。モルタルを使わずにおしゃれな花壇が作れるキットをご紹介します。
【お庭の玉手箱】らくらくれんが花壇セット
おしゃれなアンティークレンガに目地板がついた花壇セット。100×40×20の花壇が簡単に制作できます。ブロック塀などに合わせて組み替えも自由にできるのが嬉しいポイント。
風合い豊かな色むらや欠け加工がされているので、組み立てるだけでこなれ感のある花壇が出来上がります。色は8種類から選べるので、庭のイメージに合わせてコーディネートできるのも魅力です。
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レンブロック ガーデン用キット
ブロックのように組み立てて10分で花壇が作れるキットです。材質には木質セルロース素材やバインダー材が使用されていて軽量なので、女性や子どもでも持ち運びが簡単。庭や玄関先以外にもベランダや室内でも使用できます。
組み立て方次第で3タイプの花壇が作れるので、使用する場所に応じてアレンジを楽しみましょう。
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お庭におしゃれなガーデニングブロックを取り入れてみよう!
庭をおしゃれに彩るガーデニングブロックをご紹介しました。
まずは気軽に試してみたいという方には、土に挿したり置くだけで設置できるガーデニングブロックがおすすめです。簡単に完成するガーデニングブロックのキットもぜひ活用してみてください。
お気に入りのガーデニングブロックでオリジナルの花壇を作りたい方は、インスタントモルタルを使用したDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか?
おしゃれなガーデニングブロックを取り入れて理想の庭づくりに挑戦してみましょう。