自宅の改修を考えるとき、リノベーションとリフォームという言葉を目にすることが多く、どちらが適しているのか悩むこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、自宅の改修を考えている方に向けて、リノベーションとリフォームの違いや、リノベーションのメリット・デメリット、費用相場まで解説します。
『リノベ不動産』は、全国に200拠点以上を持つ、日本最大級の大手業者でもあります。北は北海道から南は沖縄まで、国内のほぼ全エリアから申し込みが可能です。
実績面でも優れており、2020年度には「中古仲介+リノベーション」のワンストップサービス市場において、業界NO.1シェアを記録しました。
パッケージリノベーションやプチギフトリノベーションなど、予算面に配慮されたメニューも用意されているのが特徴です。
『リノベ不動産』では、無料でリノベ事例集のカタログを配布しています。リノベーションに関するご質問や問い合わせも、随時受け付けていますので気軽に相談してみましょう。
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リノベーションとリフォームの意味は何?
まずは、リノベーションとリフォームの違いについて詳しく解説します。自宅を改修する際は、それぞれの意味を理解したうえで、自分たちの希望や予算などと合う方を選びましょう。
リノベーションとは
「リノベーション(renovation)」とは、英語で「革新・刷新・修復」という意味。
建築関係でリノベーションというときは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、プラスαで新たな機能や価値を加えることを指します。
例えば、キッチンをより機能性の高い現代的なものに変更する、部屋の数を変更する、仕切りの壁をなくして空間を広くするなどがリノベーションです。
リノベーションは、ライフスタイルなどの変化やそのときの希望に合わせて、自宅を自由自在に改修できるという魅力があります。
リフォームとは
「リフォーム(reform)」とは、英語で「悪い状態からの改良」を意味します。
一般的に「リフォーム」とは、古くなった建物や設備を修復し、新築に近い状態に戻すことを言います。
つまり、機能的にマイナスな状態になったものを、ゼロの状態に戻すという意味で使われることがほとんどです。
例えば、壁紙クロスの張り替えや、キッチン設備の交換、外装の塗り替えなどがリフォームに該当します。
リノベーションのメリット
リノベーションのメリットは、大きく分けて以下の3つです。
- 生活スタイルに合わせて自由に設計できる
- 新築を建てるよりコストを抑えられる
- 物件の資産価値が高まる
生活スタイルに合わせて自由に設計できる
リノベーションするメリットとしてまず挙げられるのは、家族の人数の変化や生活スタイルの変化などに合わせて自由に設計できるという点です。
長年生活をしていると、出産や子どもの独立、3世帯同居など、家族の人数が変わることもあります。
そういった場合にリノベーションして、仕切り壁を取り除いて空間を広くする、部屋数を増やすなど、自由にアレンジすることができます。
新築を立てるよりコストを抑えられる
リノベーションは、新築を建てるよりコストを抑えられる点もメリットです。
例えば、新築物件を購入する場合と、中古物件を購入しリノベーションを施す場合の費用を比較すると、中古物件購入後にリノベーションする方が20%から30%ほど費用を抑えられる場合も珍しくありません。
どれだけ費用を抑えられるかは中古物件の価格にもよりますが、リノベーションという選択肢を持つことで、新築よりも費用を抑えて理想の住空間を手に入れることができます。
物件の資産価値が高まる
住宅は築年数が経過するにつれ、価値は下がってしまいます。しかし、リノベーションを行い設備の状態や室内の使用を改善することで、建物の価値を高めることが可能です。
建物の価値は、築20年を目安に価格が落ちにくい傾向があります。
長い目でライフプランを考えたとき、築20年前後の中古物件など、資産価値が落ちにくい物件を所有することもポイントとなります。
リノベーションのデメリット・注意点
さまざまなメリットのあるリノベーションですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。リノベーションのデメリット・注意点は、次の3つです。
- 完成するまで時間がかかる
- 耐震工事が必要になる場合がある
- ローンの金利が高くなりやすい
メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、自宅をリノベーションするか決定しましょう。
完成するまで時間がかかる
物件をただ購入するだけであれば、物件を探して購入し、引き渡しが終われば住み始めることができます。
しかし、建物をリノベーションする場合は、引き渡しまでの間に住居の調査や設計、改修工事などの工程が加わるため、住み始めるまでに時間がかかってしまうデメリットがあります。
そのため、多忙で時間が十分に確保できない方や、すぐに住み替えたいという方は、リノベーションが適していない可能性もあります。
失敗を避けるためにも、しっかり検討したうえでリノベーションを決断しましょう。
耐震工事が必要になる場合がある
築年数が古い物件は、耐震工事が必要なケースも少なくありません。なぜなら、1981年に耐震基準が見直されたことで、法改正以前と以降で住宅の耐震基準が異なるためです。
また、古い建物は単純に老朽化により建物の耐久性が落ちていることもあるでしょう。
リノベーションは中古物件に対して行われるため、必然的に耐震工事が必要になるリスクが生じやすくなります。
なお、腐食やシロアリなどで傷んでいると、その分補修に費用と時間がかかってしまうので、そのあたりも注意したうえで物件を選びましょう。
ローンの金利が高くなりやすい
中古物件を購入する際は、住宅ローンを組むことが多いですが、リノベーション工事の場合は、一般的な住宅ローンは利用できません。
リノベーションする場合は、リフォームローンを組むことがありますが、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高いことが多いです。
そのため、リノベーション費用が高額になってしまった場合は、月々の返済額が新築を購入する場合と、さほど変わらない可能性もあるでしょう。
「思いのほか高くついてしまった…」という事態を避けるためにも、ローンを検討している場合は、あらかじめ料金に関する問い合わせをしておいてください。
リノベーションの費用相場
リノベーションの費用の相場は、フルリノベーションの場合坪単価10〜70万円といわれています。
部分的な工事のみであれば100万円から300万円程度、大規模な工事の場合は500万円を超える場合もあるでしょう。
ただし、この金額はあくまで目安です。戸建てかマンションかなど、住宅の種類によっても金額は変動しますし、リノベーションする部分や内容によっても値段は変わります。
例えば、キッチンやお風呂など、排水やダクトなどの設備が絡む工事の場合は、新たに設備を作り替えなければならないケースも珍しくありません。
具体的な費用については、見積りを出してもらい確認することができます。改修する場所や明確なイメージを固めたうえで業者としっかり話し合い、どのような工事を行うのか決めていきましょう。
工事に取りかかる前に設計や準備をすり合わせておくことで、見積りと実際にかかる費用の相違がなくなります。
リノベーションの流れ・手順
リノベーションの流れ・手順はケースによって異なりますが、リノベーションには大きく分けて4つのステップがあります。
- 物件選び
- 物件購入
- リノベーション設計
- リノベーション工事
それぞれのステップについて見ていきましょう。
STEP1.物件選び(1〜2週間)
まずは物件選びからスタートです。
このとき重要なのが、信頼できる不動産仲介会社を選ぶこと。物件調査や予算管理をしっかり行ってくれるようなところを選びましょう。
STEP2.物件購入(1ヶ月)
不動産契約完了後、住宅ローンの本審査が行われます。審査には1週間から2週間かかるのが一般的です。
本審査を通過したら、金融機関と住宅ローン契約を締結し、司法書士立ち合いのもと金融機関で決済します。
司法書士による必要書類の確認を経て、物件の所有権が売主から買主に移ります。
STEP3.リノベーション設計(2ヶ月半から3ヶ月)
リノベーション設計の流れは、設計士との初回打ち合わせでヒアリングし、ヒアリングした内容を元にプラン提案を行います。
その後何度か打ち合わせを重ねて、最終的なプランを作成します。そして、練り上げたプランが、実際にいくらかかるのか見積りを出してもらいます。
STEP4.リノベーション工事(2ヶ月半から3ヶ月)
実施プランと見積り完成後、業者と工事請負契約書を締結します。さまざまな工事契約や準備が整ったら、いよいよ工事開始です。
工事が完了したら、最後に業者による検査と施主検査を行います。万が一問題があれば是正工事を行い、問題がなければ物件の引き渡しです。
リノベーションの意味を理解し理想の暮らしを実現しよう!
リノベーションとは、「既存の建物に改修工事を行い、プラスαで新たな機能や価値を加える」という意味です。
リノベーションのメリットは、「生活スタイルに合わせて自由に設計できる」「新築を立てるよりコストを抑えられる」「物件の資産価値が高まる」というところでしょう。
ぜひ、リノベーションの意味を理解したうえで理想の暮らしを実現しましょう。
『リノベ不動産』は、全国に200拠点以上を持つ、日本最大級の大手業者でもあります。北は北海道から南は沖縄まで、国内のほぼ全エリアから申し込みが可能です。
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