人気のガジュマルの種類10選!品種ごとの見分け方や名前、風水効果、選び方まで

人気のガジュマルの種類10選!品種ごとの見分け方や名前、風水効果、選び方まで

ガジュマルは、独特な樹形と丸い葉が特徴的な植物。丈夫で育てやすいため、観葉植物としても親しまれています。今回はガジュマルの主な種類や品種ごとの特徴、風水効果、選び方について解説します。これからガジュマルを育てたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ガジュマルの基本情報

ガジュマルは沖縄など南西諸島を中心に、東南アジア、インド、オーストラリアに分布する常緑高木です。

地植えの場合は、20mを越すほど大きくなりますが、鉢植えの場合は2m程度まで育ちます。

暑さに強く耐陰性もあるため育てやすいため、観葉植物を初めて育てる方にもおすすめです。

ガジュマルの名前・別名は?

ガジュマルという名前は和名で、学名ではFicus microarpaと呼ばれます。

また、別名「多幸の木」「精霊が宿る木」という縁起の良さそうな名前のほか、生命力が強く他の植物を巻き込んで育っていくこともあるため「絞め殺しの木」という別名も存在します。

ガジュマルの人気品種10選!見分け方とともに解説

ガジュマルは日本国内だけで約20種類、世界中には800を超える品種があるといわれています。

ここでは、種類豊富なガジュマルの品種の中から、観葉植物として育てるのにおすすめな人気の品種を10選ご紹介します

ガジュマル(沖縄に自生しているガジュマル)

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴厚みと光沢があり、真っ直ぐでV字型に反っている

沖縄に自生するガジュマルは、葉に厚みがありV字型に反っているのが特徴です。

ガジュマルは成長が早く、自生しているガジュマルであれば、樹高20mを越すものも珍しくありません。鉢植の場合でも、2mを超えるサイズまで育つことがあります。

ニンジンガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴厚みと光沢があり、真っ直ぐでV字型に反っている

観葉植物として販売されているガジュマルの中で、最もポピュラーなのがニンジンガジュマルです。沖縄や南西諸島などを覗く、国内で販売されているガジュマルと言えば、ニンジンガジュマルのことを指すケースが多く見られます。

ニンジンガジュマルは、根元がぷっくりとしていてまるでニンジンのようなユニークな見た目をしているのが特徴です。

センカクガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴葉の幅が狭く光沢があり、上向きでV字型に反っている

センカクガジュマルは、尖閣諸島と石垣島に自生するガジュマルで、沖縄に自生するガジュマルよりも小ぶりで細く、肉厚な葉を持ちます

流通量が少なく希少性がありますが、耐寒性と耐陰性があり育てやすい品種です。

パンダガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴丸みと厚み、光沢がある

パンダガジュマルは、センカクガジュマルを生産している中で誕生した品種だといわれています。

丸みと厚みのある葉がパンダの耳のように見えることから名前が付けられました。

コパンダガジュマル

成長したときの大き数十cm程度、パンダガジュマルより小ぶり(鉢植えの場合)
葉の形や特徴パンダガジュマル より小ぶり

コパンダガジュマルは、パンダガジュマルよりも小ぶりな葉を持ちます。

また、性でパンダガジュマルよりも縦に伸びにくく、横にボリュームが出やすいのが特徴です。

黄金ガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴黄色味がかっている、真っ直ぐでV字型に反っている

黄金ガジュマルは台湾で誕生した品種で、黄色味がかった黄金の葉を持ちます。

日光が当たらないと黄金色にならないため、日当たりの良い場所で育てるのがおすすめです。

シダレガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴光沢があり全体的に少し波打っている、先端が細い

シダレガジュマルは、ベンジャミンの和名です。ベンジャミンはベンゾイン(安息香)の原料としても知られています。

シダレガジュマルは、灰色の美しい幹を持ち、全体的に少し波打った先端の細い葉を持ちます。

葉をたくさん茂らせる性質があるため、刈り込みをしてさまざまな樹形を作ることも可能です。

マルバガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴小さく丸く光沢と厚みがある、枝は匍匐性で這うように伸びる

マルバガジュマルは、沖縄のガジュマルやニンジンガジュマルよりも葉が小さくて丸く、やや厚みがあります。

また、枝は匍匐性で這うように伸びていくのが特徴です。

つる性ガジュマル(フィカス・シャングリア)

成長したときの大きさ数十cm程度(鉢植えの場合)
葉の形や特徴小ぶりで光沢がありやや肉厚

つる性ガジュマルは、中国や台湾原産のガジュマルです。

ガジュマルは上に向かって育つものが多いですが、つる性ガジュマルは垂れ下がるように育ちます

台湾ガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴沖縄のガジュマルよりやや細長く薄い、下向けに反っている

台湾ガジュマルは、沖縄に自生しているガジュマルの原種だといわれています。

沖縄に自生しているガジュマルと比較すると、葉がやや薄く細長く、下向けに反っている葉が多いのが特徴です。

フイリガジュマル

成長したときの大きさ数十cmから2m(鉢植えの場合)
葉の形や特徴緑色の葉にクリーム色の班が入っている

フイリガジュマルは、葉に斑が入った品種です。他のガジュマルよりも幹が細い者が多く、すらっとした印象を与えます。

斑の入った葉は葉緑素が少なく、日光に弱く葉焼けしやすい傾向があるため、暑さの厳しい時期は屋内か木陰で管理しましょう。

ガジュマルの品種の選び方

最後に、飾る場所、大きさ、風水効果に分けてガジュマルの品種の選び方について解説します。

大きさでの選び方

ガジュマルはもともと20mを越す大木になる樹木ですが、観葉植物用として売られているものは卓上サイズのものから、数メートルの置き型のものまで幅広いサイズが揃っています。

飾る場所での選び方

観葉植物としてガジュマルを育てる場合、飾る場所によって選び方は変わってきます。

リビングにシンボルツリーとして飾りたい場合は、大きく育つ品種の中から1m〜2m程度のものを選ぶと良いでしょう。

デスクや玄関などに飾りたい場合は、場所を取らないコパンダガジュマル吊り下げて飾りたい場合は、つる性ガジュマルが適しています。

風水効果による選び方

風水では、丸い形状をした葉を持つ植物は、リラックス効果や金運アップに効果があるといわれています。

よりリラックス効果や金運アップの効果を高めたい場合は、丸い葉を持つパンダガジュマル、コパンダガジュマル、マルバガジュマルを選ぶと良いかもしれません。

また、黄色は金運アップに効果があるカラーだといわれていますので、黄色味がかった葉を持つ黄金ガジュマルを育てるのもおすすめです。

ガジュマルの種類を知り好みの品種を育てよう

ガジュマルは日本国内だけで約20種類、世界中には800を超える多くの品種が存在します。

それぞれ葉の形や色味、枝の伸び方などに違いがありますので、好みや目的に合わせてぴったりなものを選んでみましょう。




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この記事を書いた人

biotonique 編集部です。観葉植物で多くの方の暮らしが豊かになれるような情報を提供していけたらと思います。

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