南国の観葉植物おすすめ10選!育てやすい観葉植物はどれ?

南国由来の観葉植物は、その大きく美しい葉が特徴で、種類によっては色鮮やかな花を咲かせ、お部屋を明るく彩ります。南国の観葉植物を選ぶ際には、寒さ耐性、日陰での成長力、置き場所、鉢のサイズ、そして初心者にも育てやすい種類かどうかを考慮することが大切です。今回は、ご自身の家に合う南国の観葉植物を選ぶためのポイントと、おすすめの南国の観葉植物をご紹介します。

目次

南国の観葉植物の特徴とは

南国の観葉植物は多くが熱帯・亜熱帯産で、大きく広がる葉に鮮やかな緑色や模様などが入っているものが見られます。例えばモンステラのように、自然に作られた穴やユニークな葉の形は視覚的な魅力もあり、見ていて飽きることがありません。

色鮮やかな花を咲かせる種類もあり、インテリアを明るくさせるアイテムとしても人気があります。

南国原産の観葉植物は、高い湿度と温暖な気候に適応できるのが特徴です。そのため、室内で育てる場合は、温度や湿度を適切に管理することで短期間で大きく育てることも可能でしょう。

南国の観葉植物には、テーブルに置いても邪魔にならないコンパクトなサイズから大きな床置きタイプまで、さまざまな種類とサイズがあります。そのため、ろいろな空間に合わせて選ぶことができます。

南国の観葉植物の選び方

南国の観葉植物を選ぶ際、どこに置くのか、どれくらいの大きさがほしいのかなどを事前に確認したうえで選ぶことがおすすめです。

寒さにも耐えられるか

南国の観葉植物は基本的に温暖な気候を好むため、低温には弱いことが多いです。日本のように四季があり、寒暖差がある地域で南国の観葉植物を育てる場合、低温にも耐えられる種類を選ぶようにしましょう。

日陰でも育てやすいか

全ての南国の観葉植物が強い日差しを必要とするわけではありません。日陰で育てやすい植物を選ぶ場合は、常時光が当たらない場所でも元気に育つ観葉植物を選ぶと良いでしょう。例えば、直射日光を避けた明るい日陰で育つ観葉植物なら、室内の光が限られた場所でも適応していきます。

置き場所に合わせた品種を選ぶ

家の中のどこに置くかを考えて観葉植物のサイズや形を選択することが大切です。広いリビングには大型の南国の観葉植物の方が空間を引き立ててくれますが、小さなスペースや棚の上に飾る場合は小型の観葉植物が適しています。

また、あまりにも成長スピードが早いものを選んでしまうと、あっという間にその空間に合わなくなってしまう…ということが考えられるため、サイズと成長速度もチェックして、置きたい場所に合った植物を選びましょう。

鉢のサイズ・高さを確認する

植物を健康的に育てるためには、鉢の選び方にも気を付けましょう。鉢が小さすぎると根詰まりを起こし、逆に大きすぎると水はけが悪くなることがあります。

また、買ったばかりのときは小さくても、ぐんぐん伸びる性質の植物だと、成長することで鉢ごと倒れてしまう危険性があります。

植物の大きさに合わせて適切なサイズの鉢を選ぶことや、鉢の材質も通気性や保水性を考慮することなど、植物に合った鉢を選ぶようにしましょう。

初めての観葉植物には育てやすい品種を選ぶ

観葉植物初心者には、お手入れが簡単で丈夫な種類がおすすめです。水やりの頻度が少なくても元気に育つ種類、病害虫に強い種類の観葉植物などは初心者には理想的と言えます。

初めて南国の観葉植物を家に迎えるなら、育てやすい品種を選ぶようにしましょう。

南国の観葉植物おすすめ10選

ここからは、自宅で育てられるおすすめの南国の観葉植物10選をご紹介します。

アレカヤシ

アレカヤシは、エレガントな外見と軽やかな葉の姿で人気のある観葉植物です。細長い幹から放射線状に広がる葉が特徴で、比較的明るい光を好みます。

耐寒性が弱いため、日当たりの良い場所に置くようにしましょう。窓の近くなど冷気が発せられる場所は苦手なので、季節によっては置き場所に工夫が必要です。

モンステラ

モンステラは大きな切込みが入った独特の葉の形が魅力的な観葉植物です。存在感のあるモンステラは家に置くだけでお部屋が一気に南国ムードへと変わります。

モンステラの葉はハートのような形に見えるものもあり、自宅で飾るほか、贈り物としても人気です。

南国の植物のため日光を好みますが、耐陰性もあるため日陰でも育ちやすく、室内でも管理しやすいでしょう。1週間に2回程度は外に出して空気に触れさせることで元気に育ちます。

パキラ

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一年を通してみずみずしい緑色の葉が楽しめるパキラは、その光沢のある緑の葉とスッと立ち上がる幹が特徴です。パキラはテーブルサイズで置き場所を取らないものや、幹部分を編み込んでいるデザイン性の高い種類などがあります。

乾燥に強いため、水やりは控えめにして育てましょう。明るい光を好みますが、直射日光は避けて、レースカーテン越しに柔らかい光を与えてあげるのが理想的です。日差しがないとひょろひょろした元気がない株となってしまうため注意してください。

オーガスタ

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オーガスタは、ツヤのある緑の葉としなやかな枝がトロピカルな雰囲気を演出してくれる観葉植物です。上手に管理して育てることで、純白の花を咲かせてくれることもあります。

日当たりが良い環境が好みですが、葉焼けを防ぐため直射日光は避けましょう。明るい場所に置くことで美しい葉色が保たれます。

オーガスタを置く場所は10度を下回らないようにしましょう。10度以下では生育が止まり、5度以下では枯れてしまう危険性があります。

オーガスタの生育期は春から秋にかけてです。この時期はしっかりと水やりを行いましょう。

ストレリチア

ストレリチアは、その鮮やかなオレンジの花と、花を包む苞(ほう)が特徴的な南国ムードたっぷりの植物です。

明るい日陰の場所を好みます。耐陰性があるため日光が当たらなくても育ちますが、暗すぎる場所では株が弱り新しい葉が出てこない可能性があります。

水やりは土が乾燥したらたっぷりと与えることで、健康的に育てることができます。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュは、耐陰性があり、室内で育てやすい観葉植物です。長く細い葉を持ち、涼しげな印象を与えてくれます。葉は日中は開き、夜になると閉じるのもユニークです。

環境に適応する能力があるため、どのような場所でも元気に育ちます。耐寒性もありますが、10度以上をキープする場所に置くことで弱りにくくなります。

サンスベリア・ゼラニカ

サンスベリア・ゼラニカは、剣のような葉が特徴で、非常に丈夫で育てやすいため初心者におすすめの観葉植物です。

さまざまな種類の観葉植物のなかでも乾燥に強く、水やりは1週間〜2週間に1回でも元気に育ちます。

縦方向に伸びる葉のため、置き場所に困らないのもメリット。ただし、暖かい場所を好むため、冷気が当たる窓側からは離して置くようにしましょう。

アンスリウム

アンスリウムは、鮮やかなハート形の苞(ほう)とその中央に立つ花穂が特徴です。花のように見える苞は、ピンク色や赤色のものが多く、インテリアのアクセントになります。

耐陰性がありますが、直射日光が当たらない明るい場所の方が元気に育つでしょう。寒さには弱いため、暖かい室内で育てるのがおすすめです。

春から秋にかけては土の乾燥を感じたらたっぷりと水を与え、冬の間は控えめにしましょう。

ハイビスカス

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ハイビスカスは、大きな花が特徴の植物です。花色は赤・ピンク・オレンジ・白など原色系が多く、部屋に置くだけでリゾート地の雰囲気を演出してくれます。

温暖な気候を好み、特に夏にはたっぷりの日光と水を必要とします。

花が咲いている間は水分の吸収が良いため、たっぷりと与えるようにしましょう。冬は水やりを控えて管理します。

ソテツ

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ソテツは、太めの幹に濃い緑色の葉を茂らせる姿が特徴です。数年に一度花も咲かせます。恐竜が生息していた時代からほぼ形を変えずに自生していたといわれている珍しい植物。成長スピードがゆっくりで丈夫に育つため、観葉植物としても人気です。

乾燥に強く、多湿に弱いため水やりは土が乾いてから行うことで元気に育ちます。

南国の観葉植物を取り入れてお家でリゾート気分を楽しもう

南国の観葉植物を家に取り入れることで、リゾート地にいるような雰囲気にさせてくれます。暑さ・乾燥に強い種類の植物もあるため、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。南国風のインテリアに模様替えをしたいと思っていたら、ぜひ南国の観葉植物を家に置いてみてくださいね。




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この記事を書いた人

biotonique 編集部です。観葉植物で多くの方の暮らしが豊かになれるような情報を提供していけたらと思います。

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