ペペロミアはグリーンインテリアを取り扱うショップや100均でも購入できる人気の観葉植物です。今回はペペロミアを増やしてみたい、という方に向けた、ペペロミアの増やし方をご紹介します。ペペロミアを増やすのにおすすめの時期も一緒に見ていきましょう。
ペペロミアの育て方については、こちらの記事をご覧ください。
ペペロミアってどんな植物?
世界の熱帯地方や温帯地域で多く見られるペペロミアは、世界で1,400もの種類がある植物です。
そのなかで観葉植物として人気なのがペペロミア・オブツシフォリアという種類のもので、楕円形で濃い緑色をした葉が特徴のペペロミアです。
葉は多肉質で水を蓄えて厚みがあり、ぷっくりとした見た目も人気。葉の色や形、斑の入り方にもバリエーションがあります。初心者でも育てやすい!ペペロミアの育て方のポイントはこちらの記事もチェックしてください。
ペペロミアの増やし方3つ
ペペロミアを増やして育てたい!そんなときにおすすめの方法を3つ紹介します。
【ペペロミアの増やし方その1】挿し木
ペペロミアの増やし方、ひとつめは挿し木をする方法です。
元の株にある先端の木を約10cm切ったら、木の下側についている葉を摘み取ります。その後土に挿しておけば根付いてペペロミアが増えていきます。
挿し木をしたら明るい日陰に置いて、土が乾きそうになったら水をやります。新芽が出てくるかどうか見守りましょう。
【ペペロミアの増やし方その2】葉挿し
ペペロミアの種類のなかで、斑が入っていないものは葉挿しで増やすことができます。
葉柄(ようへい)という、葉の下部分の細い枝のような部分を3~4cm残して葉を切り取ります。葉挿し用の葉は元気なものを選びましょう。
葉をカットしたら土に挿します。その後、明るさを感じられる日陰に置き、乾かないように水やりなどをして管理すると新しい芽が出てきます。
【ペペロミアの増やし方その3】水挿し
ペペロミアの水挿しの方法は挿し木と同じです。元の株から木を切ったら、土ではなく水を入れた小瓶に挿します。
発根を促進させるため、木の下側の葉は忘れずに取ってください。
水に挿した木は、風通しの良い日陰で育ちます。木が腐らないように見守りながら、ときどき水を替えましょう。
しばらくすると木の下部分から新しい根が出てくるのがわかります。根が出てきたら土に植え付けます。水の中に挿したまま成長を楽しむこともできます。
ペペロミアを増やすのに適した時期はある?
ペペロミアを増やすのには、植物の生長時期に合わせることがおすすめです。ペペロミアの場合は初夏から夏にかけて作業をするのが良いでしょう。
生長時期に行うことで、植物に多少のダメージを与えても早く回復します。株分け、植え替えも同じく初夏から夏の間に行いましょう。
ペペロミアのお手入れ方法
ペペロミアは増やす前と後、どちらもお手入れ方法に違いはありません。
水は土が乾いたら
多肉質の葉を持つペペロミアは、葉の中に水分を蓄えているので、頻繁に水を与えないようにします。
鉢の中の土を見て、乾いていたら水を与えるようにしましょう。
生長期間中に肥料を与える
基本的に肥料は必要ありませんが、葉がしおれていて元気がないなと感じたら、ペペロミアの生長している期間に合わせて肥料を与えましょう。
水やりの際に液体肥料を与えます。
置き場所は直射日光を避けたところに
ペペロミアは観葉植物として室内で楽しむのがおすすめです。直射日光を避けた明るめの日陰に置いて管理しましょう。
寒さに弱いため、屋外よりも屋内で育てた方が元気に育ちます。
初心者でもできる!ペペロミアを増やしてみよう
ペペロミアの増やし方はとても簡単で初心者でも取り入れやすい方法ばかりです。
お気に入りのペペロミアをもっと増やしたい!と思ったらぜひ挿し木・葉挿し・水挿しのいずれかの方法でペペロミアを増やすことにチャレンジしてみてください。