ユニークな見た目からファンの多いサボテンは、観葉植物としてだけでなく風水アイテムとしても人気です。しかし実は、サボテンを間違った場所に飾ると運気を下げてしまいます。今回は風水の観点から、サボテンを置くべき場所と置いてはいけない場所をご紹介します。
サボテンが風水アイテムとして人気が高い理由とは
サボテンは「見た目が良く」「頑丈で」「手に入りやすい」と3拍子揃った観葉植物です。インテリアとしても素敵ですが、最近では風水アイテムとして飾る方も増えてきました。
サボテンが風水アイテムとして人気なのは、サボテンの代名詞ともいうべき「トゲ」が理由です。風水では、細く尖ったトゲは、悪い気(邪気)を寄せ付けず弾き飛ばしてくれると考えられています。
また、サボテンの場合は弾き飛ばすだけでなく、ときには自分が枯れるまで悪い気を吸い込んでくれることもあるそうです。
サボテンが枯れてしまったときには、何か悪運を引き受けてくれたのかもしれませんね。
一見するとプラス要素しかないサボテンですが、実は、悪い気だけでなく良い気も弾き飛ばしてしまいます。適当な場所に置いては、運気アップどころか逆効果になるかもしれません。
サボテンの風水効果をしっかり発揮できるよう、「置くべき場所」と「置いてはいけない場所」について知っておきましょう。
【風水効果別】サボテンの置き場所おすすめ一覧!方角もあわせてチェック
まずは、アップしたい運気別におすすめの置き場所をご紹介します。自分がアップしたい運気の項目を、しっかりチェックしてみてくださいね。
なお方角は、陰の気を吹き飛ばしてもらうために「北」へ置くよう意識しましょう。
金運をアップさせたいとき
サボテンで金運をアップさせるためには、金運に関する悪い気を吹き飛ばしてもらう必要があります。
おすすめの置き場所は「トイレ」です。
トイレ
トイレは風水における重要スポットで、家中の悪い気が溜まる場所とされています。
サボテンを設置すると、悪い気を吹き飛ばしたり吸い込んだりして家庭内を浄化してくれます。金運のアップにつながるでしょう。
なおトイレにサボテンを設置するときは、より邪気を放出できるように、窓を開けるなど換気を意識してくださいね。
仕事運をアップさせたいとき
多くの方にとって身近な悩みである「仕事」に関する運気も、サボテンで高めましょう。
ポイントはほかの運気と同様に、悪い気を近づけないようにすることです。「書斎や仕事部屋」あるいは「仕事場のデスク」に飾りましょう。
書斎や仕事部屋
自宅に書斎や仕事部屋があるのであれば、サボテンの設置で「仕事の悪い人間関係」を弾き飛ばす効果が期待できます。
同僚や取引先などにいる少し気が合わない方とも、適切な距離感を見つけられたり、接する機会が少なくなったりするかもしれません。
サボテンは見た目が愛らしいですから、気が滅入ったときには水やりなどの手入れをして、のんびりとリラックスするのも良いですね。
仕事場のデスク
書斎や仕事部屋と同様に、仕事場にサボテンを飾る場合も、仕事の人間関係に関する悪い気を吹き飛ばしてくれるでしょう。
小型サイズのサボテンを、いつでも目に入るデスクの上に置くのがおすすめです。
健康運をアップさせたいとき
もっとも大切な運気ともいえる「健康運」も、積極的に高めたいですよね。適切な場所にサボテンを飾って、悪い気を弾き飛ばしましょう。
おすすめの置き場所は、「ベランダや窓辺」あるいは「玄関」です。
ベランダや窓辺
ベランダや窓辺のような「家と外との境界」にサボテンを置くと、近隣トラブルを防いでくれるといわれています。
些細なことでイライラしてしまう機会も減り、健康運をアップさせてくれるでしょう。
家の周りにある悪い気を、侵入前にサボテンバリアで弾き飛ばすイメージです。もし近隣の方と少しうまくいっていないのであれば、試してみてはいかがでしょうか。
玄関
人だけでなく気の出入り口でもある玄関も、サボテンの置き場所としてぴったりです。ベランダや窓辺と同じく、悪い気の侵入を防いでくれるため、病気の心配も減らしてくれるでしょう。
玄関に置くときは、できるだけ「玄関のすぐ外」に置きましょう。玄関の中に飾っては、良い気も吹き飛ばしてしまうかもしれません。
要注意!風水上サボテンを置いてはいけない場所とは?
次に、サボテンを置くべきではない場所についてご紹介します。
幸運を誤って手放してしまわないよう、しっかりチェックしてみてくださいね。
寝室
一日の疲れを癒す場所である寝室に、サボテンは不適切です。サボテンの「トゲ」は争いをイメージさせるうえ、「癒し」の気を吹き飛ばしてしまいます。
さらに寝室は、人間関係に関する気も溜まる場所です。サボテンで吹き飛ばしてしまっては、友人や家族との関係にも悪影響があるかもしれません。
キッチン
水回りであるキッチンは、金運や健康運に関する風水スポットとして大切にされています。
同じ水回りのトイレほど悪い気が溜まりやすい場所ではないため、サボテンですべての気を飛ばしてしまっては、運気をダウンさせてしまうかもしれません。
洗面所やお風呂
洗面所やお風呂も水回りです。またお風呂は、湿気が多かったり温度が激しく上下したりと、観葉植物を育てる場所としてあまり向いていません。
できるだけ、サボテンの設置は避けた方が無難でしょう。
一人暮らしの部屋
特に注意したいのが、一人暮らしの部屋にサボテンは向いていないことです。
風水では、一人暮らしの場合は、家に陰の気が溜まると考えられています。サボテンで吹き飛ばしてしまえば良いようにも思いますが、実際にはサボテンを置くと、陽の気を飛ばしてしまうケースが多いです。
どうしてもサボテンを置きたいのであれば、できるだけ陰の方角である北側に置き、陽の方角の南から遠ざけましょう。
サボテンの風水効果を保つためのポイント
最後に、サボテンに風水効果をしっかり発揮してもらうためのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トゲの有無に注目
もっとも重要なのは「トゲの有無」です。ときどき販売されているトゲのないサボテンでは、気を払う効果が期待できません。しっかりとトゲありの品種を探しましょう。
一方で、トゲなしのサボテンであれば良い気も吹き飛ばしませんので、置き場所に気を使わずに済みます。
今回ご紹介した風水効果は期待できませんが、インテリアとして寝室などに飾りたいときにはぴったりです。
日光にはしっかりと当てる
サボテンの健康状態にも注意しましょう。サボテン自体に元気がなければ、気を吹き飛ばす効果も期待できません。
サボテンはもともと、日光や乾燥を好む植物です。たとえばトイレに設置する場合であっても、そのままずっと放置していては、段々と元気を失ってしまいます。
休日にはベランダに出して思いっきり日光を当ててあげるなど、ときには労わってあげましょう。
枯れたサボテンは取り替える
もしサボテンが枯れた場合には、できるだけ早く取り替えるようにしましょう。
上記でご紹介した通り、サボテンは悪い気を吸収して身代わりとなってくれる植物ですから、枯れること自体は不吉ではありません。
しかし、枯れた観葉植物を放置するのは、風水では非常に縁起が悪いとされています。「何か悪運を引き受けてくれたんだな」と労わりながら、土に還してあげましょう。
サボテンの風水効果で悪い運気を吹き飛ばそう
トゲトゲした見た目が可愛いサボテンは、置き場所によって風水効果が大きく異なります。
良い気も悪い気も吹き飛ばす効果があるため、間違えた場所に置くと、逆効果になってしまうかもしれません。
この記事を参考に、正しい場所を確認しながら飾ってみてくださいね。