ぷっくりとしたフォルムがかわいらしい多肉植物は、おしゃれなインテリアアイテムとして人気があります。比較的育てやすい植物なので、初心者の方にもおすすめです。この記事では、多肉植物の育て方や増やし方、寄せ植えの方法と、よりおしゃれに見える飾り方を紹介します!
出典:HitoHana
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おしゃれでかわいい多肉植物
多肉植物は、南北アフリカやその付近の島々などの乾燥地帯原産の植物です。ぷっくり肉厚な葉や茎に水をためられるため、頻繁な水やりは必要なく、観葉植物の中でも育てやすい植物として人気があります。
モフモフしたものやトゲトゲしたもの、樹木のようなものなど、色や形・サイズがさまざまで、好みの多肉植物を見つけるのも一つの楽しみです。
そのままでもかわいらしいフォルムの多肉植物ですが、飾り方にこだわったり、寄せ植えやアレンジをしたりすると、よりおしゃれなインテリアのアクセントになります。
色々な見た目&育てやすさが人気!多肉植物とは?
多肉植物にはたくさんの種類があります。サボテンや花びらのように葉が広がるエケベリア、グランドカバーとしても人気のセダムなどは目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
乾燥に強く水やりの頻度が少ないのが特徴の多肉植物
ですが、上手に育てるために基本的な育て方と増やし方を確認しておきましょう。
多肉植物の選び方
多肉植物を選ぶときのポイントは3つあります。
- 間延びしていないこと
- 茎がしっかりと太く、短いこと
- 葉が密になっていて、下葉が枯れていないこと
これらは日照不足や水のやりすぎで起こる「徒長」の状態ですので、なるべく徒長していない元気な苗を選びましょう。
多肉植物の育て方
多肉植物は乾燥を好むため、高温多湿になる状態は避けましょう。なるべく日当たりと風通しの良い場所に置き、葉焼けの原因となる直射日光は避けるようにします。
室内でも生育可能ですが、1日に数時間でもいいので軽く日に当てましょう。日照不足だと徒長し、形が崩れる原因になるからです。
水やりは、土が乾いたら鉢底の穴から水が流れ出るくらいたっぷりと行います。水のやりすぎは、ヒョロヒョロと間延びする原因になりますので注意が必要です。
鉢底に穴がない容器の場合は、底に余分な水分が残らないよう、傾けてしっかりと水を切ると良いでしょう。余分な水が残っていると根腐れの原因になってしまいます。
土が見えない場合は、重さを測る方法か、竹串や割り箸を挿し土がつくかどうかで見極められますよ。水やりチェッカーというアイテムも販売されているので試してみてください。
休眠期はほとんど水やりは必要ありません。月2,3回程度を目安にしましょう。
多肉植物の増やし方
多肉植物は簡単に増やすことができるのも魅力のひとつです。葉さし、挿し木、株分けの方法を紹介します。自分で増やせるようになると、多肉植物を育てるのがもっと楽しくなりますよ!
葉挿し
エケベリアやセダム、カランコエなどは、お世話をしていると葉が取れてしまうこともあります。捨ててしまいそうになりますが、その葉は捨てずに葉挿しにしてみましょう。
まず、多肉植物用の土に、付け根が軽く埋まる程度に葉を挿します。水は与えず、根が出るまでそのままにしておきましょう。根が出たらお気に入りの鉢に植えたり、寄せ植えに使ったりできます。
挿し木
多肉植物が伸びてきて、形が崩れていたら伸びた部分をカットしましょう。カットした部分の切り口を3,4日乾かします。空き瓶などに立てておくと良いでしょう。
乾燥させた茎は、寄せ植えなどに使えます。
株分け
広がりすぎた多肉植物の子株をハサミで切り分けます。切り口をよく乾かしてから、新しい鉢や寄せ植えに使ってみましょう。

多肉植物の種類と生育期とは?
たくさんの種類がある多肉植物は、基本的な育て方はどれも同じですが、生育期に注意が必要です。生育期とは、植物が活動して生長する期間のことを指します。生育期に水と肥料を与え、それ以外の時期には控えるようにしましょう。
寄せ植えを作る場合は、同じ生育期のものでまとめるようにするのが成功するコツです。それぞれの生育期の代表的な種類を紹介しますので、参考にしてみてください。
春秋型の多肉植物
春秋に生長する種類です。生育温度は10~25℃で、冬は休眠します。代表的な種類は、セダム、アロエ、エケベリア、ハオルチア、ペペロミアなどです。
夏型の多肉植物
夏に生長する種類です。生育温度は20~30℃で、冬は休眠します。高温を好みますが過度な湿度は嫌うので、風通しの良い場所に置き、根腐れに気をつけましょう。代表的な種類は、アガベ、カランコエ、ユーフォルビア、サンセベリア、夏型クラッスラなどです。
冬型の多肉植物
冬に生長する種類です。生育温度は5~20℃で、夏は休眠します。寒さに強いと言っても、霜には弱い品種が多いため、冬の夜などは室内に置くと良いでしょう。代表的な種類は、アエオニウム、冬型クラッスラ、リトープス、アルギロデルマ、オトンナなどです。
多肉植物は寄せ植えでもっとおしゃれになる
一つひとつの形がかわいらしい多肉植物ですが、寄せ植えをするとさらにおしゃれに飾れます。上手に作るコツは、植える多肉植物の生育期を合わせることと、メインの植物をひとつに決めることです。
寄せ植えの方法|準備するもの
まず、寄せ植えに必要な物を用意しましょう。
- 鉢
- 多肉植物用の土
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- 筒形スコップ
- ピンセット
- ・割り箸などの棒
寄せ植えの方法|手順
寄せ植えの手順を確認します。はじめに、どの苗をどのように配置するかよく考えておくと良いでしょう。
- 植える植物の水やりを数日間控えておく(ポットから抜いておくと良い)
- お気に入りの鉢に、鉢底ネットと鉢底石を入れ、3分の1程度の土を入れる
- はじめにメインとなる苗を置き、その後他の苗を置き、土を入れる
- 割り箸で土を押し込むようにして固定させる
- 空いている隙間に、葉挿しや株分けした細かい苗をピンセットを使いながら埋め込む
- 完成後はすぐに水を与えず、1週間くらいたってから水を与える
多肉植物はギュッと詰まった方がおしゃれに見えるので、細かい苗を上手に使いましょう。また、隙間に色のついた石やバークチップを置くと、さらにかわいらしい鉢になりますよ。
多肉植物のおしゃれな飾り方
多肉植物をさらにおしゃれに飾るコツを3つ紹介していきます。インテリアに合わせて鉢にこだわったり、アレンジ方法や飾る場所にこだわったりすると、ワンランクアップした空間づくりができますよ。
鉢の種類やデザインにこだわる
お好みの多肉植物を購入したら、ぜひ植木鉢にもこだわってみましょう。
インテリアにマッチした鉢を購入するのはもちろん、自分でペイントやリメイクした鉢を使うとオリジナリティが出て愛着が増します。あえてサビ加工をしたり、アンティーク調に仕上げたりすると雰囲気が格上げされるでしょう。
また、ガラス容器や調味料の空きボトルなどを使用するとこなれ感を演出できます。100均で購入できるアイテムや、ガーデニング用品を鉢代わりに使うとインテリア性がグッとアップしますよ。

アレンジにこだわる
多肉植物の栽培に慣れてきたら、寄せ植えやアレンジを楽しみましょう。
寄せ植えする鉢のデザインにこだわったり、リース風アレンジをするとかわいさがアップします。動物や家をモチーフにした雑貨などの小物を一緒に飾ってみても、ストーリー性が生まれて楽しめるでしょう。
飾る場所にこだわる
多肉植物の魅力にはまると、どんどん増えていってしまうこともあります。そのような時は、飾り方にも工夫をしてみましょう。ずらりと並べた多肉植物は、よりかわいい雰囲気を演出してくれるでしょう。
例えば、多肉植物専用の棚を作って並べたり、多肉植物コーナーを作ってみてはいかがでしょうか。また、ハンギングで飾ると空間にリズムが生まれるので、よりおしゃれな雰囲気になるでしょう。


おしゃれな多肉植物はプレゼントにもおすすめ
おしゃれな多肉植物は、プレゼントとしてもおすすめです。お店やネットショップでもかわいい寄せ植えが販売されているので、相手の好みに応じて選ぶと良いですね。また、ご自身で手作りした寄せ植えは、きっと喜ばれるでしょう。


おしゃれな多肉植物でインテリアを格上げしよう
種類豊富で、いろいろな見た目がかわいらしい多肉植物は、お部屋に飾るだけで雰囲気がアップする植物です。
お好みのデザイン鉢やリメイク缶に飾ったり、リース風アレンジをしたり……。多肉専用の棚を作ったりハンギングをしたりして、よりおしゃれな飾り方を楽しんでみましょう。
多肉植物は、一度育てるとその育てやすさやかわいらしさのとりこになるはずです。たくさん増やして寄せ植えやアレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか?


出典:HitoHana
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