ホーロー鍋のおすすめ12選！その特徴や使い方をチェック【おしゃれで機能的】

色鮮やかなものも多く、洗練されたおしゃれなデザインが魅力のホーロー鍋は、見た目の良さだけでなく、機能性にも優れた調理器具です。この記事では、ホーロー鍋の特徴や使うメリット、ステンレス鍋・アルミ鍋との違い、上手な選び方からお手入れ方法、おすすめのアイテムなどをご紹介します。

ホーロー鍋の特徴・メリット

ホーロー鍋は、高温で溶かした鉄やアルミなどの金属を型に流し入れ、ガラスを焼き付け加工した鍋のことです。

まずは、ホーロー鍋の特徴と使うメリットについてお伝えします。

見た目が可愛らしくおしゃれ

ホーロー鍋の大きな特徴に、デザイン性の高さがあります。

例えば、人気のホーロー 鍋には、『ル・クルーゼ』や『ストウブ』がありますが、ご存知の方はカラーバリエーションが豊富でおしゃれな鍋をイメージするのではないでしょうか。

ホーロー鍋は、置いているだけでキッチンインテリアのアクセントとして活躍してくれます。

素材の美味しさを引き出す

ホーロー鍋は、熱伝導率や保温力が高いのも特徴です。余熱でしっかりと味が染み込み、煮込み料理がおいしく仕上がります。

密閉性の高い蓋のものを選べば、水を使わず食材自体の水分のみで調理する「無水調理」も可能です。

ガスやIHなど熱源を選ばずに使える

ホーロー鍋は、ガスだけでなくIHで使えるものも豊富に揃っています。

しかし、基本的にIHクッキングヒーターは、プレートと鍋底の接地する部分が12cm以上ないと発熱できません。

IHで使用したい場合は、念のためIH対応か確認しておきましょう。

汚れや焦げ付きがつきにくい

鍋を使っていてすぐ黒ずんでしまったり、焦げついてしまうと手入れが大変です。

手入れの手間を省きたいなら、汚れや焦げのつきにくいホーロー鍋を選ぶと良いでしょう。

鍋の内部に張り付き・焦げ付き防止の「マット加工」が施されたホーロー鍋を選べば、お手入れが格段にラクになります。

「マット加工」が施されていないホーロー鍋を選ぶ場合は、商品の口コミなどを参考にお手入れのしやすさを判断してみることをおすすめします。

万が一焦げ付いてしまった場合、無理やりゴシゴシ磨くとコーティングが剥がれてしまう恐れがあるため要注意です。

普通の洗剤で洗っても汚れが落ちない場合は、重曹を使って洗うと焦げ付きもキレイに落とせます。

落としづらい汚れや焦げ付きの落とし方については、後ほど解説しますので、チェックしてみてください。

ホーロー鍋とステンレス鍋・アルミ鍋を比較違いは？

みなさんはご家庭でどのような鍋を使用していますか？一口に鍋と言っても、材質や種類はさまざまです。

この記事で取り上げているホーロー鍋と、家庭で使われることの多いステンレス鍋、アルミ鍋の違いについて解説します。

• ホーロー鍋

ホーロー鍋は、先ほどもお伝えした通り、熱伝導性と保温性が高いため、じっくり火を通す煮込み料理などに適した鍋です。

重たく割れやすい特徴があるので、落としたりぶつけたりしないよう注意して扱いましょう。

• ステンレス鍋

「ステンレス」とは、「汚れが少ない」と言う意味を持ちます。ステンレスの主な成分は鉄ですが、表面に「クロム」という素材で薄い膜を張り加工しているのが特徴です。

この加工のおかげで、ステンレス鍋はさびにくくなっています。丈夫な鍋なので、時間をかけてコトコト煮込む料理にぴったりです。

ただし、扱い方によっては、少々焦げつきやすいので、火加減には注意して利用しましょう。

• アルミ鍋

アルミ製の鍋は、熱伝導率が高く軽いのが特徴です。

ただし、アルカリ性と酸性に弱いため、塩分の濃い調味料やお酢を使って長時間煮込むと、鍋を傷めてしまいます。

つまり、アルミ鍋は長時間使用する料理よりも、アルミ鍋で食材をサッとゆでたり、炒めたりする短時間の調理に適した鍋だと言えるでしょう。

ホーロー鍋の選び方

ホーロー鍋を活用するには、いくつか押さえておいてほしいポイントがあります。

ここでは、特に意識したい3つのポイントについて解説します。

ベストな大きさのものを選ぶ

ホーロー鍋はサイズが豊富なので、家族構成や作る料理、量に合わせて選ぶのがおすすめです。

サイズ選びについては、下記を目安にしてみてください。

ホーロー鍋は重さがあるため、大きいものを選ぶと扱いづらく感じる可能性もありますので、サイズ選びは慎重に行いましょう。

目安としては、ひとり暮らしなら直径16cm、夫婦やカップルは18cm、3～4人なら直径20cmか22cmが扱いやすいサイズです。

作りたい料理に合うものを選ぶ

上手にホーロー鍋を選ぶには、作りたい料理に合うものを選ぶことも大切です。

ル・クルーゼを例に挙げると、定番の“ココット・ロンド”は、炊飯や煮込みに適していますし、鍋の高さが浅めで食材がすくいやすい“ココット・ジャポネーズ”は、鍋を囲んでの食事に向いています。

鍋にはそれぞれ特徴がありますので、作りたい料理にぴったりなものを選んでみてください。

好みのカラーやデザインのものを選ぶ

ホーロー鍋は、カラフルでおしゃれなデザインも魅力のひとつです。

好みのカラーやデザインのものを選ぶと、使っているだけで料理のモチベーションも上がります。

メーカーごとにカラーバリエーションやデザイン、大きさも異なりますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

片手鍋タイプの人気ホーロー鍋おすすめ4選

お湯を沸かしたり少量の煮物を作ったりするときも重宝する、片手タイプのホーロー鍋を4つご紹介します。

【野田琺瑯】POCHKA ソースパン 15cm

ロシア語で「つぼみ」という意味を持つ“POCHKA（ポーチカ）”は、ぽったりとした愛らしい形が特徴の、小さめサイズの片手鍋です。

15cmはひとり暮らしにもぴったりな大きさで、少量の調理や食材の下ごしらえにも適しています。

【月兎印】ソースパン 16cm

『月兎印』の“ソースパン”は、ソース作りだけでなくマルチに使える使い勝手の良い片手鍋です。

ホーローは、酸に強いのでフルーツでジャムを作るときに使っても変色の心配がありません。

16cmの鍋は、家族3～4人分のスープ作りにぴったりな大きさで、口が広いので野菜をさっと茹でたいときにも最適です。

【富士ホーロー】コットンシリーズ 16cmソースパン

コットンシリーズの“16cmソースパン”は、使いやすいシンプルなフォルムと優しい色づかいが特徴です。

味噌汁などのスープ作り、ショートパスタを茹でるなど、毎日さまざまな用途に使えます。ガスコンロやIHでの利用も可能です。

【Honey Ware Solid】ソリッドシリーズ 18cm ソースパン

使いやすさを追求した無駄のないフォルムの“ソリッドシリーズ”は、洗練されているのにどこか懐かしさを感じるデザインが魅力的です。

直径18cmのソースパンは、使い勝手の良いベーシックなデザインなので、ひとつ持っていると重宝します。

両手鍋タイプの人気ホーロー鍋おすすめ8選

次に両手鍋タイプのホーロー鍋を8つご紹介します。

【ル・クルーゼ】ココット・ロンド 22cm オレンジ

ホーロー鍋のパイオニア的存在で高い人気を誇る『ル・クルーゼ』は、「百年鍋」と言われる世代を超えて受け継がれる鍋です。

定番である“ココット・ロンド”は、煮込み料理はもちろん、ふっくらとご飯を炊くこともできます。

使い勝手の良い“ココット・ロンド”は、『ル・クルーゼ』を使ってみたい人が最初に持つのにおすすめのホーロー鍋です。

【ル・クルーゼ】シグニチャー ココット・ジャポネーズ

“シグニチャー ココット・ジャポネーズ”は、その名の通り和食を作るのに最適なシリーズです。

やや浅い作りの鍋は、すき焼きや水炊きなどの鍋料理のほか、リゾットなど洋食作りにも活躍します。

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【ストウブ】ピコ ココット ラウンド ブラック 20cm

20cmは、2~3人の料理にぴったりなサイズで、煮込みや炒め物など日常使いで活躍するホーロー鍋です。

油分の馴染みやすい黒マットエマイユ加工が施されているため、焦げつきも防止します。

小さな突起（ピコ）が付いていることで、蒸発した旨味を外に逃さずに留め、食材本来の旨味を引き出すのが特徴です。

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【バーミキュラ】オーブンポットラウンド22cm

「世界一素材本来の味を引き出す鍋」をコンセプトに製造された『バーミキュラ』は、日本の職人が作るホーロー鍋です。

極限まで高められた密閉性により、食材の水分や旨味が逃げず素材本来の味を楽しめます。

22cmサイズは、お米6合まで炊けて、カレーやシチューなら8皿分調理可能です。

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【ユニロイ】キャセロール 22cm

新潟県燕三条の日本発ブランド『ユニロイ』は、重さ2.7kgと驚くほど軽く扱いやすいホーロー鍋です。

ホーロー鍋は重たいものが多いですが、こちらのホーロー鍋であれば、力がない女性でも安心して利用できます。

【富士ホーロー】フルータスコレクションll 20cm 両手鍋

『富士ホーロー』の“フルータスコレクション”は、気品溢れるボタニカルアートが描かれたホーロー鍋で、空間を華やかにしてくれます。

丸みのある持ち手と注ぎ口のついた深めの鍋は、スープやミルクを温めるのはもちろんのこと、ほかの容器に移し替えるときにも便利です。

ガラス質は耐蝕性が高いので、美しい色合いを長く保つことができます。

【グッドプラス】キャストポット18cm

機能性にこだわったコスパの良いホーロー鍋は、時短しながら簡単に美味しい料理を作れます。

炊く・焼く・蒸す・煮るの4役をこなす万能な鍋で、ひとつあるとさまざまな料理に使用可能です。

44品目のレシピ付きなので、初めての人でもすぐに料理を楽しめます。

【高木金属工業株式会社】ホーローあじわい鍋 飛鳥21cm

ガラス蓋付きのホーロー鍋は、水炊き・寄せ鍋・すき焼き・しゃぶしゃぶなど鍋料理を作るのに最適な鍋です。

表面はガラス質でアルカリや酸に強いので、長く良い状態で利用できます。

ホーロー鍋の焦げつき・着色汚れのお手入れ方法

表面に「クロム」加工などコーティングを施していないホーロー鍋は、加工されている鍋と比べるとどうしても焦げつきやすくなります。

もし、ホーロー鍋が焦げついてしまったら、まずはお湯に浸して焦げた部分をふやかしてから、スポンジなど落としていきましょう。

この時、鍋の表面に傷がついてしまうので、金属製の固いものを使うのはNGです。

スポンジで焦げが落とせない場合は、木べらなど表面を傷つけにくいものでこすってみてください。

上記の方法で汚れが落ちないな場合は、重曹を使ったお手入れがおすすめです。

重曹は弱アルカリ性の性質を持つため、酸性の汚れを落としたり、研磨効果や消臭効果があります。

この方法を試すと、頑固な焦げつきもすっきりキレイに落とせます。

おしゃれで機能的なホーロー鍋で料理を楽しもう

ホーロー鍋は、カラー展開が豊富でデザイン性に優れたおしゃれな印象が強いですが、熱伝導率や保温性の高さなど、機能面にも優れています。

さまざまなサイズの鍋が出ていますので、人数や作る料理に合わせて選ぶことが大切です。また、好みのデザインやカラーのものを選べば、それだけで料理を作るのが楽しくなることでしょう。

ぜひ、この記事でご紹介した情報を参考に、自分にぴったりなホーロー鍋を見つけてみてください。

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