観葉植物を壁掛けでおしゃれに飾る方法とおすすめグリーン10選！

観葉植物を飾りたい気持ちはあっても、部屋が狭かったり、小さいこどもがいたり、またペットがいたりすると、「床に置くのはちょっと心配…」という方もいらっしゃるでしょう。そんなときには、壁掛けで飾るのがおすすめです。この記事では、観葉植物をおしゃれに壁掛けする飾り方や、壁掛けにおすすめの観葉植物をご紹介します。

観葉植物を壁掛けで飾る魅力

観葉植物を壁掛けで飾る魅力には、以下の4つがあります。

部屋のスペースを有効活用できる

部屋が狭いと、大きいサイズの観葉植物を置いたり、何個も置いたりすると、生活スペースがより狭くなってしまいます。しかし壁にかければ、床のスペースが取られないので、有効活用できます。

床のスペースが開くだけでなく、掃除のときなどに移動させる手間がかからず邪魔にならないのもメリットといえるでしょう。

白い壁にグリーンが映える

白い壁に観葉植物を飾れば、グリーンが映えておしゃれになります。部屋全体が明るい印象になり清潔感も出ます。

こどもやペットがいても安心

こどもやペットがいるご家庭では、床に観葉植物を置くと、倒してしまったり、ぶつかったりする心配があります。しかし、壁なら手の届かない位置に飾れるので安心して、存分に観葉植物を楽しめます。

自由自在に飾れる

違う飾り方を組み合わせたり、オブジェやポストカードと一緒に飾ったりと、さまざまな飾り方ができます。自分が好きなように自由自在に飾れるのも大きな魅力です。

観葉植物をおしゃれに壁掛けする飾り方

観葉植物をおしゃれに壁掛けする飾り方には、以下の5つがあります。

それぞれおすすめの商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ハンギングで吊るす

プランターやバスケットにロープやワイヤーを付けて、天井や壁面に吊るすのがハンキングです。通気性が良いので、乾燥に強い観葉植物や、窓辺に飾るなら日光に強い観葉植物を飾るのがおすすめです。

【LA JOLIE MUSE】ハンギング プランター

こちらは、白をベースに斑点が入った丸いモダンなデザインのハンギングプランターです。コンクリートのような見た目をしていますが、耐久性のあるリサイクルできるプラスチックと、天然石の粉末で作られています。軽量で、持ち運びも楽です。

土台には水受けがあり、4つの排水穴が開けられているので、植物に必要な水を確保することができます。

【T4U】植木鉢 ハンギングバスケット 吊り鉢

こちらは、ホワイトの円形のハンギングプランターです。環境に優しいポリプロピレン素材で作られています。
鉢の中に水はけの良いスノコ付きで、スノコは土や水分を分解するので、植物の根を腐らせる心配がありません。水やりは土の上からするのではなく、底面から土に水を染み込ませて根から水を与える底面給水機能付きです。

ウォールプランターを使う

ウォールプランターは、フックが付いていたり、穴が空いていたりして、壁に飾ることができる鉢です。デザインも豊富にあるので、インテリアに合わせて選べます。

【I3C】ハンギングプランター

こちらは、コットンとリネンで作られたバッグのような見た目のハンギングプランターです。シンプルでエレガントなデザインで、環境に優しく安全に使えます。

ロープが60cmと長く、耐久性が高いので、お気に入りの鉢植えや植木鉢を入れて飾れます。

【Goopot】ココナツプランター 壁掛け

こちらは、通気性と排水性に優れたココナツライナーが付きのハンギングプランターです。ココナツライナーは、ココヤシの繊維を天然ゴムで固めて作られています。

背面にフックが付いていますが、収納することもできます。

フレームを使う

フレームを使って、観葉植物を壁掛けにする方法もあります。

フレームを使う場合は、土の代わりに「パフカル」というスポンジを用います。フレームの色を変えることで、インテリアの雰囲気も変わるので、インテリア性が高く飾ることが可能です。

縦置きになるので、水分が偏らず必要な空気を植物に与えることもできます。他のインテリアと合わせて選ぶと、おしゃれ度がアップするでしょう。

【無印良品】壁に掛けられる観葉植物

※写真はイメージです

『無印良品』の“壁に掛けられる観葉植物”は、スポンジ状の素材「パフカル」で育てた観葉植物を、樹脂フレームに入れたものです。

植え込みには土を使っていないため、室内に飾れますし、軽量なので付属のピンだけで壁に掛けられます。

複数の観葉植物を組み合わせた18種類から選択可能です。

また、“壁に掛けられる観葉植物”をはめ込むだけで取り付けられる“壁にかけられる観葉植物用フレーム オーク材突板”もあります。フレームを付けることで、雰囲気を変えることもできます。

【サントリーミドリエ】ミドリエデザイン

※写真はイメージです

『サントリーミドリエ』の“ミドリエデザイン”は、土の代わりにパフカルを使った、インテリア用の観葉植物です。

壁掛けピンが付いています。種類の違う5つの観葉植物の組み合わせになっています。

また、スクエアフレーム（FRAME）と、パフカル交換苗を5苗別々に買って、自分だけのフレームが作れる「My midorie」もあります。差し込むだけなので簡単に作ることが可能です。

フレームの色は、木目調ナチュラルやアイボリーなど8色から選べます。

着生植物にする

観葉植物をヘゴ板などの板材や流木に着生させて、壁に飾る方法もあります。ベースとなるヘゴ板や流木はさまざまな種類があるので、オリジナルの壁掛け植物が作って楽しめるのが魅力的な飾り方です。

また植物が成長して大きくなればなるほど、存在感が増し、長期間で楽しむことができます。

【インテリアプランツ】ヘゴ板

『インテリアプランツ』の“ヘゴ板”は、着生植物のアレンジに使える天然素材100％のヘゴ板です。通気性、排水性、保水性に優れています。穴が開けられているので、すぐにワイヤーを通すことができます。

【charm】着生植物栽培セット コルクバージョン チランジア エアープランツ 着生ラン

『charm』の“着生植物栽培セット コルクバージョン チランジア エアープランツ 着生ラン”は、着生ランやエアープランツなどを着生植物で栽培するセットです。コルクと、麻紐、針金、ミズゴケが一つずつ付いています。

コルク自体に保水力がないので、乾燥気味に育てる植物に向いています。

ウォールシェルフに置く

ウォールシェルフとは、壁に付けられる棚です。壁にウォールシェルフを取り付けて、その上に観葉植物を置くだけなので簡単です。デザイン性の高いウォールシェルフを選べば、おしゃれ度がアップします。

通常はウォールシェルフに飾りながら、たまに日光を当てたい植物でも、サッと出せるのでおすすめです。

【DOSHISHA】壁掛け ウォールシェルフ棚 L型

『DOSHISHA』の“壁掛け ウォールシェルフ棚 L型”は、ピンで取り付けられるウォールシェルフです。壁へのダメージが少ないので、賃貸でも安心して付けられます。

専用フックの取り付けは、固定ピンかネジから選べます。ネジは壁に穴を開けてしまうので、賃貸なら固定ピンがおすすめです。

必要な部品はすべて付いているので、ネジなどを別で買う必要がありません。

【無印良品】壁に付けられる家具・コーナー棚・オーク材 幅22×奥行22×高さ10cm

『無印良品』の“壁に付けられる家具・コーナー棚・オーク材 幅22×奥行22×高さ10cm”は、オーク材のウォールシェルフです。石膏ボードの壁であれば、どこでも簡単に取り付けることができます。

別売りの棚と合わせることで、部屋の隅に取り付けられるので、角を有効利用することが可能です。

ただ、こちらは専用の画鋲を使って取り付けるため、壁に穴が開きます。

壁掛けにおすすめの観葉植物の種類10選

ここからは、壁掛けにおすすめの観葉植物をご紹介します。

エアプランツ

エアプランツは、空気中の水蒸気を吸収しながら育ちます。土がなくても元気に育ってくれるので、さまざまな飾り方が楽しめる観葉植物です。

乾燥に強く耐暑性がある一方、寒さには弱いため5℃以上を保てる環境が必要になります。

耐陰性もあるので気軽に部屋で育てることもできますが、日照不足になると葉の色が悪くなったり、元気がなくなったりするので、できるだけ日当たりの良い場所に飾ってあげましょう。

エアプランツの種類はたくさんありますが、特にチランジア・キセログラフィカや、チランジア・ストレプトフィラ、チランジア・ウスネオイデス、チランジア・イオナンタなどが人気です。

ミドリノスズ

ミドリノスズは、別名“グリーンネックレス”とも呼ばれる観葉植物です。ほぼ球状の小さな葉が連なる可愛らしい見た目をしています。風通しが良く、日当たりの良い場所に飾りましょう。乾燥に強いですが、多湿状態には弱いので注意してください。

ぷっくりとした丸みのある葉を持つ植物と合わせて飾るのもおしゃれになり、おすすめですよ。

オリヅルラン

オリヅルランは、緑と白の細長い葉を持ち、スタイリッシュな見た目が特徴的な観葉植物です。日陰や寒さに強いため、屋外でも冬越しができるほどの丈夫さがあります。オリヅルランは葉が長いので、葉が短い観葉植物と合わせると、動きが出ておしゃれに飾れますよ。

観葉植物として人気の種類は、ソフトオリヅルランやナカフヒロハオリヅルラン、シャムオリヅルランなどです。

ポトス

ポトスは茎が長く伸びるのが特徴のツル性の観葉植物です。ヘゴ棒などで上向きに仕立てると葉が大きく育ち、下に向けて垂らすと葉が小さく育ちます。下に垂らせば、緑のカーテンのように飾ることも可能です。

日陰に強く、程よく日光に当てると、美しい葉の模様になります。寒さに弱いので、8℃以上が保てる環境で飾りましょう。

ライムやゴールデンポトス、マーブルクイーン、エンジョイなどの品種が人気です。

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コウモリラン

コウモリランは、鹿の角やコウモリの羽のような葉形が特徴的な観葉植物です。直射日光を当てると葉焼けを起こす可能性があるので、遮光をしながら、日当たりの良い窓際に飾るのがおすすめです。

個性的な葉の形をしているので、インパクトのあるアクセントになるでしょう。

ガジュマル

ガジュマルは、太い幹と厚く丸みのある濃い緑色の葉が特徴的な観葉植物です。沖縄では幸福を呼ぶ“キジムナー”と呼ばれる精霊が宿る木とされていて、風水アイテムとしても人気です。

耐陰性があるので、日陰でも育ちますが、日光に当たった方が元気に育つので、なるべく日当たりの良い場所に飾りましょう。

ドラセナ

ドラセナは、上に向かってスッと伸びる枝と、シュッと尖った葉のコントラスが特徴的な観葉植物です。いくつかの品種がありますが、比較的丈夫で育てやすいです。室内に飾る場合は、日当たりと風通しが良い場所に置きましょう。

直射日光に当てすぎてしまうと、日焼けする可能性があるので注意してください。

観葉植物として人気の品種には、ドラセナ・マッサンゲアナ（幸福の木）やドラセナ・フラグランス、ドラセナ・レモンライム、ドラセナ・リッキーなどがあります。

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ハートカズラ

ハートカズラは、可愛らしいハート型の葉がたくさん連なる常緑ツル性多年草の植物です。

耐陰性はあるので半日陰でも育ちますが、葉と葉の間が間延びしたり、葉を落としたりすることもあるので、日当たりの良い場所に置きましょう。

ツルが長いので、ハンギングで吊るして飾るのがおすすめです。垂れ下がったツルと、ハート型の葉がカーテンのようになるのでおしゃれになりますよ。

ホヤ・カルノーサ

ホヤ・カルノーサは、日本にも自生する美しい斑入りの肉厚の葉を持つツル性の植物です。厚めの葉にピンクの花を咲くことから、和名では“サクララン（桜蘭）」”と呼ばれています。

耐陰性がありますが、日光を当てた方が健康な株に育つので、日当たりの良い場所に飾りましょう。

多肉植物

サボテンやアロエなどの多肉植物は、乾燥に強く手入れも簡単なので、初心者にもおすすめの植物です。ぷっくりとした丸みを帯びたフォルムが可愛く、インテリアのアクセントとしてもおしゃれに飾れます。

種類にもよりますが、一般的にはなるべく日光が当たる明るい場所に置きましょう。

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壁掛けでおしゃれに観葉植物を飾ろう！

観葉植物は鉢で床に置いて飾るだけでなく、壁などを有効活用することでさまざまなインテリアアイテムに変身します。ハ単品でも寄せ植えでも飾れるので、自由度が高いのも魅力です。

壁掛けにすると部屋のスペースを圧迫することもないですし、こどもやペットがいても安心です。この記事で紹介したおすすめの観葉植物を参考にして、ぜひ観葉植物ライフを楽しんでください。

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