庭木の剪定にチャレンジ!適した時期・方法・注意点まとめ

庭木の剪定にチャレンジ!剪定の時期や方法、業者に依頼するときの費用についても解説

庭木を美しく育てるには「剪定」が欠かせません。ラクな作業ではありませんが、自分で手入れをした木々が元気に育つ姿を見るのも庭木栽培の醍醐味です。この記事では、庭木を剪定する目的や樹木ごとの剪定時期・やり方・注意点などをまとめて解説します。ぜひ参考にしてください。

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目次

庭木に剪定が必要な理由

庭木に剪定が必要な理由

剪定とは樹木の不要な枝や葉を切り落とすことです。樹木は生きているので、何もしないでいると枝がどんどん増え、樹高も伸びていきます。

自然のままに成長した樹木も素敵ですが、やはり庭木の場合は樹形をきれいに整えるための剪定が必要です。

また、枝葉が密集しすぎると日当たりが悪くなるので、庭全体が暗い印象になるばかりか、植物の育ちにも影響が出ます。

害虫も集まりやすくなり、葉や幹を傷めてしまいます。樹木が元気に成長するためにも、剪定は大切なことなのです。

さらに、伸びた枝葉が道路や隣家の敷地に侵入すると、トラブルや危険にもつながりかねません。電線が近くにある場合は、枝葉が電線に絡まないよう樹高にも気をつけましょう。

夏剪定と冬剪定の違い

夏剪定と冬剪定の違い

剪定に適した時期は樹種によっても異なりますが、基本的には年に2回、夏と冬に行います。ここでは、「夏剪定」と「冬剪定」の目的とやり方を説明します。

夏剪定(弱剪定)の目的とやり方

新芽が成長する夏に行う「夏剪定」は、長く伸びすぎた枝や葉を切って形を整える程度の軽い剪定です。「弱剪定」や「軽剪定」とも呼ばれています。

日当たりや風通しを良くすることで樹木の栄養状態が改善し、夏に増えやすい害虫も予防できて、花や実が付きやすくなるでしょう。また、伸びすぎた枝を短くしてバランスを整えることは、台風への備えにもなります。

ただ、夏場は樹木の成長期にあたるうえ、暑さで弱っていることも多いです。負担をかけすぎないよう、あくまで軽めに剪定をしてくださいね。

冬剪定(強剪定)の目的とやり方

樹木の休眠期間にあたる冬に行う「冬剪定」は、夏剪定よりも大がかりな剪定です。「基本剪定」や「強剪定」とも呼ばれています。

樹高や樹形を調節するために太い枝を切ったり、たくさんの芽を切り落としたりします。休眠期間に不要な枝をバッサリ切ることで、春から夏にかけて成長しやすくなるのです。

冬剪定のコツは、成長スピードが早い上部の枝を強めに、成長スピードが遅い下部の枝を弱めに剪定することです。

夏剪定よりも難易度が高くなるため、「夏剪定は自分でやるけれど、冬剪定はプロに任せる」というケースも多いようです。

代表的な庭木の剪定時期

代表的な庭木の剪定時期

庭木の剪定時期は大きく分けると「夏剪定」「冬剪定」の2種類ですが、細かい時期は樹種によって異なります。ここでは、庭木によく使われる樹木の剪定時期をご紹介します。

落葉広葉樹

代表的な落葉広葉樹は、ハナミズキ・梅・バラ・ブルーベリー・リンゴなどです。

これらの樹木は、葉が落ちて休眠期間に入った後から花の季節が来るまでの間、12月~翌2月頃に強剪定をするのがおすすめです。

強剪定をしっかり行うことで花づきも良くなりますし、成長期にきれいな樹形に育ちます。

夏は最盛期にあたるので、弱剪定をする場合は春先(3月頃)か秋口(9月~10月頃)に行いましょう。

常緑広葉樹

代表的な常緑広葉樹は、サザンカ・ツバキ・キンモクセイ・ミカン・オリーブなどです。

冬に花を咲かせたり実をつけたりする樹種が含まれているので意外かもしれませんが、常緑性広葉樹は耐寒性が低いです。

寒い時期に強剪定をすると負担がかかりすぎて枯れてしまうこともあるため、強剪定は冬ではなく3月~6月頃に行いましょう。弱剪定は夏から秋(8月~10月頃)に行えます。

落葉針葉樹

代表的な落葉針葉樹は、イチョウ・カラマツ・メタセコイヤなどです。

自然にまかせていてもきれいな形に育つので弱剪定は必須ではありませんが、大きさを調節するために必要に応じて強剪定を行います。

葉が落ちた後の12月~翌3月が適した時期になります。休眠期間で樹木へのダメージが少なく、葉がない状態なので樹形を整えやすいでしょう。

常緑針葉樹

代表的な常緑性針葉樹は、松・スギ・コニファー・モミノキ・カイヅカイブキなどです。

耐寒性が高いので真冬に強剪定を行うこともできますが、発芽直前の3月~4月頃に行ったほうが樹形が整いやすいです。

弱剪定は必要に応じて、春以外の季節に行ってください。

なお、松の仲間は春に新芽を摘む「ミドリ摘み」や秋に古い葉を取り除く「もみ上げ」が必要になります。

剪定の種類

剪定の種類

それでは、いよいよ剪定の具体的な方法(切り方)について解説していきます。庭木の状態・季節・目的に合った方法を選んで、実際に庭木を剪定してみましょう。

透かし剪定

剪定バサミで不要な枝を1本ずつ切る剪定です。樹形を整えたいとき、日当たりや風通しを良くしたいとき、栄養が行き渡るようにしたいときなどに行います。

枝をどれくらい切るかによって大透かし・中透かし・小透かしと呼び分けます。

大透かしは強剪定で、主枝(一番太い幹から直接でている枝)を間引きます。中透かしは側枝(主枝から出ている枝)を間引く中程度の剪定です。小透かしは弱剪定で、先端の小枝を間引きます。

透かし剪定は枝の付け根から切るのがポイントです。分岐した枝の片方だけを切るときは、分かれ目に近いところで切ります。

枝おろし剪定

樹木を小さく整えたいときに行う強剪定で、主要な太い枝を切り落とします。ノコギリやチェーンソーを使う必要があるため、庭木のお世話に慣れていても、枝おろし剪定は業者に依頼しているという人は少なくありません。

また、樹木に大きなストレスがかかる剪定方法なので、時期をしっかりと見極める必要があります。間違った時期に行うと枯れてしまうこともあるので、樹種ごとに強剪定に適した時期を必ず確認しましょう。

業者に依頼する場合は剪定110番がおすすめです。

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切り戻し剪定

大きさや成長の具合を調節するために枝の途中の部分を切る剪定です。庭木を一定の大きさで維持したいとき、花や果実を大きく育てたいとき、弱った枝を再生したいとき、骨格になる枝を元気に育てたいときなどに行います。

切った枝の周りの栄養状態が良くなることで成長が促進され、特に切り口の下の目がよく伸びるようになります。

内芽(内側を向いている芽)が伸びると樹木の見栄えが悪くなるので、外芽(外側を向いている芽)の3mmくらい上を切りましょう。また、分岐した枝を切るときは若いほうの枝を残します。

切り詰め剪定

伸びすぎた枝を短くしたいときや樹形を横に広げたいときに行う剪定で、枝を短く切る剪定です。

切り戻し剪定と同じように、切り詰め剪定でも外芽(外側を向いている芽)の3mmくらい上を切ります。このとき、切り口が芽の成長を妨げないように、垂直ではなく斜めに切るようにしましょう。

つるし切り剪定

大木を剪定するときの方法です。切った枝をそのまま落下させると危険なので、クレーンを使って行います。

ロープを使って木にのぼり、切り落とす枝や幹にクレーンのワイヤーをくくりつけ、クレーンでつりながら切っていきます。切った枝や幹は最後にクレーンで降ろします。

危険をともなう作業で重機も必要なので、大木の剪定はプロでなければできません。

大きな庭木の剪定をしたい、つるし切り剪定が必要かどうか確認したい方は、剪定110番までお問い合わせください。

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庭木の剪定をするときの注意点

庭木の剪定をするときの注意点

庭木の剪定には、プロに依頼しないと難しい大がかりな剪定と、セルフでもできる剪定があります。

特に不要な枝を軽く間引く程度の弱剪定は初心者でもチャレンジしやすいのですが、いくつか注意したいポイントがあるので、参考にしてください。

不要な枝を見分けよう

庭木の剪定では、残すべき枝と不要な枝を見分けることが大切です。そこで、剪定で切り落としたい・切り落としても良い枝を12種類ご紹介します。

枯れ枝枯れた枝です。見栄えが悪くなるほか、病害虫の発生源になる、枝が折れてしまう危険性もあります。
立ち枝横に広がらず直立して伸びた枝です。樹形を崩します。
垂れ枝下に向かって伸びた枝で、下がり枝とも呼ばれます。樹形を崩します。
絡み枝交差するように伸びた枝で、見栄えが悪くなります。
逆さ枝自然な枝の流れと逆方向に伸びた枝です。樹形を崩し見栄えを悪くします。
重なり枝複数の枝が同じ方向に伸びた枝で平行枝とも呼ばれます。樹形を崩し見栄えを悪くします。
徒長枝飛び出すように真っ直ぐ伸びた枝で、飛び枝とも呼ばれます。樹形を崩し見栄えを悪くします。
胴吹き枝幹から直接伸びた枝で、幹吹き枝とも呼ばれます。樹形を崩すほか、栄養が他の枝に行きにくくなり樹木を弱らせる原因になります。
ヒコバエ樹木の根元から出る細い枝です。樹形を崩すほか、樹木を弱らせる原因になります。※もともと株元からたくさん枝が出る性質(株立ち)の樹木の場合は除きます。
懐枝樹幹に近い部分から伸びる枝です。日当たりや風通しが悪くなり、樹木の成長を妨げます。
かんぬき枝樹幹を中心に左右対称に伸びた枝です。樹形のバランスが悪くなります。
車枝1ヶ所から3本以上の枝が放射状に伸びたもので、樹形を崩します。

専用の道具を準備しよう

切れ味の悪いハサミで切ると樹木を傷めてしまうため、庭木の剪定には専用の道具を使うことをおすすめします。

以下のような道具があるので、用途に合わせて選んでみてください。

  • 剪定バサミ
  • 直径1.5cmくらいの枝を切ることができ、不要枝の剪定に使います。細い枝は刃先で、太い枝は刃の中央を使ってきりましょう。

  • 刈り込みバサミ
  • 生け垣などの刈り込みをするときに使います。柄が長いので安全に作業ができます。さまざまなサイズがあるので、使いやすいものを選んでください。

  • ノコギリ
  • 剪定バサミや刈り込みバサミで切れない太い枝を切るときに使います。折りたたみ式やケース付きのものが安全です。

  • 植木バサミ
  • 仕上げに枝先など細い枝を切るときには、ガーデニングでもおなじみの植木バサミが使いやすいです。手の大きさに合ったものを使いましょう。

このほか、剪定後のお掃除に使う竹ぼうきや熊手、樹高が高いと脚立も必要になります。ホームセンターなどで剪定道具をレンタルできるところもあるので、探してみてください。

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服装にも注意が必要

庭木の剪定を行うときには、服装にも注意が必要
です。枝で怪我をしたり虫にさされたりしないように、動きやすい長袖・長ズボンが良いでしょう。

手には作業用手袋を着用してください。ハサミやノコギリを使うため、できれば軍手よりもしっかりした素材のものがおすすめです。

帽子は怪我の予防になるほか、暑い季節の熱中症対策としても必須です。水分補給もこまめに行ってくださいね。

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業者に依頼する場合の費用について

業者に依頼する場合の費用について

庭木の剪定にかかる料金は、庭木の数・高さ・生け垣の幅(長さ)・植え込みの面積などによって決まりますが、「単価制」と「日当制」という2種類の料金設定があります。

  • 単価制
  • 庭木の本数や高さ、面積などによって設定された単価を足して料金を算出します。見積り額と請求額が大きく変わることはありません。

  • 日当制
  • 本数や高さ、面積などから作業時間を割り出して料金を算出します。職人の技術や作業スピードによって、良くも悪くも見積り額と請求額が変動する可能性があります。

近年は明確な単価制を用いている業者が多く、費用相場は生け垣などの低木で1本2,000円程度から、樹木が大きくなるほど高額になっていきます。

樹種・木の生え方・切り方などによっても細かく単価が設定されています。また、重機が必要な場合や刈った枝の処分を依頼する場合には、別途費用がかかることが多いです。

庭木の剪定を業者に依頼したい方は、まずは見積りを取ってみましょう。

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庭木の剪定は、樹種ごとに適した時期や切り方などのポイントを押さえておけば、自分でも行うことができます。

「失敗したり樹木を傷めたりしたらどうしよう…」と不安な方は、まずはチャレンジしやすい弱剪定(小透かし)から始めて、少しずつ難易度を上げていきましょう。きっと徐々に慣れて楽しくなりますよ。

お手入れの行き届いた庭木は見た目にも美しいですし、樹木を元気に育てるためにも定期的な剪定は大切です。花や実の付き方も変わってきますので、ぜひ試してみてください。

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