エバーフレッシュは育てやすく、観葉植物を育てるのが初めての方にも人気です。細くて長い枝と特徴的な葉を持つエバーフレッシュを育てるには、定期的な植え替えを行う必要があります。今回は、適切なエバーフレッシュの植え替え方法についてご紹介します。
エバーフレッシュとはどんな植物??
涼しげで、魅力的な見た目を持つエバーフレッシュは、中南米原産で、自生するもので最大2mにまで育つ大きめの観葉植物です。昼間は太陽の光を吸収するために、葉を広げますが、夜になると、葉を閉じてその体を休ませているようです。
昼と夜で違った姿を見せてくれるのもエバーフレッシュの特徴です。
2年~3年周期で行うべき植え替えとは
小さな鉢の中で根が育ちすぎ、エバーフレッシュ全体に栄養がいかなくなってしまう状況を防ぐために、定期的な植え替えは必要な作業になります。
エバーフレッシュの生育状況に鉢の大きさが合わなくなると、上手く栄養が吸収できなくなり、葉が落ちてしまったり、枯れてしまう原因となります。
エバーフレッシュを元気に育てるためにも、植え替えはとても重要です。
植え替え時期
エバーフレッシュの植え替えは2年~3年周期で行うのが適切です。こまめにお手入れをした方が、長く生き生きと育ってくれるので、2年に1度植え替えができれば、2年周期で行うのがベストです。
また、2年を待たずとも根が鉢底から出始めたら、それは植え替えのサインになります。すぐに大きな鉢に移し替えてあげましょう。植え替えに適切なのは4月から7月です。
古い土を捨てて新しい土を入れる
植え替えの際は、必ず今まで使っていた古い土は捨てて、新しい土を使用しましょう。鉢底石を敷きその上に新しい土を入れます。
エバーフレッシュの植え替えと、土の入れ替えが終わったら、底から水があふれるくらい、水をあげてください。
根づまりに注意
根が鉢いっぱいに張り、収まりきらなくなってしまった根が鉢底から出てしまっている状況を根づまりと言います。根づまりに気づかず放置してしまうと、根が腐り、異臭の原因となります。
さらに、水をあげても吸収が悪く、水切れの早さも落ちるため、エバーフレッシュの成長の妨げになってしまいます。常に、根の状況を気にするように意識しましょう。
土の配合も大事
植え替えに使う土は、市販されている観葉植物向けの土を使用すれば大丈夫です。配合した土を使ってエバーフレッシュを育てたいと思うのであれば赤玉土6、腐葉土4の割合で配合した土を使用してください。
赤玉土は、雑菌と害虫の増殖を防げる土です。さらに保水性と排出性にも優れているので、一度、植え替え時に赤玉土を入れておくことで、長く元気にエバーフレッシュを育てることができますよ。
正しい植え替えをして立派なエバーフレッシュを育てよう
植え替えに大切なのは、適切な時期に行うことです。そのために、根の状況を確認する習慣をつけると良いです。2年に1度を目安に、植え替えをして魅力的なエバーフレッシュを育ててあげましょう。