観葉植物は、部屋に置くとそれだけで雰囲気がガラリと変わるため、インテリアには欠かせないアイテムです。買ったときと同じ鉢のまま置いておくのも良いですが、鉢カバーを使えばさらにインテリアとして楽しめますよ。今回は、豊富な鉢カバーの種類の中から、軽くて扱いやすい布製の鉢カバーをご紹介します。
布製の鉢カバーの特徴
まず最初に、布製の鉢カバーの魅力や特徴について解説します。
軽くて扱いやすい
鉢カバーには、素材や色・形がさまざまなものがあります。布製の鉢カバーをつけると、落としたりぶつけたりして壊してしまう心配もなく、扱いやすいのが魅力です。
カジュアルな雰囲気になる
布カバーを使用すると、気取らないカジュアルな雰囲気になります。ナチュラルなインテリアやカジュアルなインテリアが好みの人には、特にマッチするでしょう。
素材やデザインの種類が豊富
布カバーは、硬めの素材から柔らかな素材、デザインやカラーも豊富です。そのため、自分の好みに合ったものが見つかりやすいでしょう。
また、布カバーは手作りもできますので、自宅のインテリアに合わせてご自分のイメージ通りのものを作れます。気になる方は、布選びから仕上げまでの工程も楽しんでみてくださいね。
使わないときは畳んで収納できる
ほとんどの鉢カバーは、使用しないときの保管場所に困ることも多いです。
しかし、布製の鉢カバーであれば、使わないときに折りたたんで締まっておけるので、スペースを取りません。
観葉植物に鉢カバーを使用するときの注意点
鉢カバーを使用する際に、いくつか気をつけて欲しいポイントをご紹介します。
鉢カバーから出して水やりをする
水やりをするときは、鉢カバーから観葉植物を出してから水をかけましょう。
こうすると、どのくらい水をあげたかが目ではっきり確認できるので、水が不足したり、逆にあげすぎてしまったりすることを防げます。
カバーの中に受け皿を入れる
布カバーを使用するときだけに限りませんが、鉢底に穴が空いているタイプの場合、水が流れ出てしまいます。必ず受け皿を使うようにしましょう。
水やりをした後、受け皿に水が溜まったままにしておくと根腐れを起こす可能性があります。根腐れを避けるためにも、こまめに捨てるようにしてくださいね。
使い古しのトートバッグも鉢カバーとして使える
布カバーは、市販のものを購入して使用するだけでなく、自宅にあるものを再利用することもできます。
例えば、使い古しのトートバッグにそのまま観葉植物を入れるだけで、カジュアルでおしゃれなインテリアとして生まれ変わります。
汚れが気になる場合は、ビニールで観葉植物とトートバッグが直接触れないように保護すれば大丈夫です。
100均の材料だけでOK!布カバーを手作りする方法
100均の材料だけで布カバーを手作りしてみませんか?
今回は、100均のジュートバッグを使った布カバーの作り方をご紹介します。こちらは鉢がなくても、そのまま布カバーに土を入れて観葉植物を植えられますよ。
【揃えるもの】
- ジュートバッグ(内側が耐水加工されているもの)
- ハトメ(10mm)
- ハンダゴテ
- 鉢底ネット
上記は100均で手に入ります。
その他に金槌も用意してください。ハトメの取り付けの際必要です。
- ジュード風バッグの底に穴を開ける
ハンダゴテを使用すると、簡単に生地を溶かして穴を開けられます。
100均でも取り扱っているので、ぜひ使ってみてください。ひとつあると、さまざまなDIYに使用できて大変便利です。
- ハトメを取り付ける
ハンダゴテで穴を開けた部分に、ハトメの金具を取り付けます。
- 鉢底ネットを入れる
ハトメを取り付けた穴の部分に、鉢底ネットを入れたら完成です。ここに土を入れ、直接観葉植物を移植することができますよ。
もちろん鉢のまま入れるのもOKです。
【小型サイズ】3号・4号布の鉢カバー
まずは、小型サイズの布製鉢カバーを3つご紹介します。
【roomnhome】フラワーベース ライン
爽やかな雰囲気のデニム素材で、ストライプ柄の布カバーです。内側はPEビニールなので、水漏れする心配もありません。
ポケットに水やりのスケジュールのメモを入れておくと、いつ水やりをしたのか確認できて便利ですよ。
【Heads】鉢カバー バラエティポット/ジュート
こちらは汚れが付きにくい破水加工がされた鉢カバーです。ジュート(麻)素材なので、ナチュラルなインテリアとマッチします。
鉢カバーとして使わなくなったら、雑貨を入れたりお菓子を入れたり、自由自在に使うこともできますよ。
【ルーツポーチ】ガロン・持手あり
ルーツポーチは、リサイクルのペットボトルと天然素材を使って作られた不織布製の植木鉢です。通気性や透水性が良いため、優秀な鉢カバーとして人気があります。
軽くて持ち手が付いているので、移動も楽々できますよ。そのまま土を入れて植木鉢としても使用可能です。
【中型サイズ】5号・6号・7号布の鉢カバー
次に中型サイズの鉢カバーを6つご紹介します。
【スパイス】鉢カバー キャンバス生地 SFFL1736BE
丈夫でおしゃれなコットンキャンバス地の鉢カバーです。地面に接する部分には、水の浸み込みを防ぐ加工がされているので、安心して使用できます。
取手がついているので、壁にかけることも可能です。鉢カバーとしてだけではなく、小物入れとしても使えます。
【roomnhome】フラワーベース コルク
コルクを使って作られている鉢カバーです。植物との組み合わせによりシンプル、ナチュラルなどさまざまな空間に対応できるでしょう。
【INDRESSME】ミニサイズ 綿織りロープバスケット
こちらは綿織りロープのバスケットです。安心の素材を使用し、職人が丁寧に作り上げました。やさしい亜麻色で、ナチュラルな空間にぴったりです。
【アンバーアワー】ORIKAGO
ORIKAGOは、糸から一つひとつハンドメイドで作られています。通気性が良いので、根腐れしにくいのも魅力です。
レッドとナチュラルの2色があるので、部屋のインテリアや好みに合わせて選んでくださいね。
【大型サイズ】8号・9号・10号布の鉢カバー
最後に大型サイズの鉢カバーを4つご紹介します。
【roomnhome】フラワーベース ジュート
ナチュラルな色合いと素材の布製鉢カバーです。
とてもシンプルなので、どんな部屋にも合わせやすいでしょう。ナチュラルやシンプルな部屋とは特にマッチしますよ。
コルク、ジュート、ラインの3つのカラーがあります。
【ココチエ】ランドリーバスケット 鉢カバー
100%綿でできた1本のロープで作ったバスケットは、綿ならではのやさしい手触りが特徴です。不要なときはくしゅっと畳んでおけるので、場所を取りません。
シンプルなデザインで、部屋をすっきりシンプルに見せてくれます。
【YOSTORYA】綿織りロープバスケット
こちらも100%綿素材のロープでできたバスケットです。綿素材なので、畳んでしまえますし、汚れたら自宅で洗えるので、扱いやすいですよ。
やさしいラクダ色がナチュラルな雰囲気の部屋によく合います。シンプルなので、ほかのテイストの部屋にも合わせやすいでしょう。
布の鉢カバーでいつもの観葉植物をおしゃれにチェンジ!
布製の鉢カバーは、軽くて扱いやすく、使わないときは畳んでしまえるなど、たくさんのおすすめポイントがあります。
観葉植物は鉢のまま飾っても雰囲気がはガラッと変わりますが、鉢カバーを使えばさらにおしゃれ度がアップしますよ。
ぜひ、好みのカバーを見つけて試してみてくださいね。