セーラーの万年筆おすすめモデル10選！その魅力と口コミや評判をチェック

「長く愛用できそうな日本製の万年筆が欲しい！」という方には、セーラーの万年筆がおすすめです。老舗ブランドである『セーラー万年筆』は、国内生産にこだわり、高品質な万年筆を世に送り出し続けています。今回はセーラーの万年筆の魅力と選び方、おすすめモデルをご紹介します。

セーラー万年筆の魅力

セーラーの万年筆は、『ラミー（LAMY）』製と並んで万年筆界隈では有名です。初心者から万年筆愛好家の方にまで幅広く愛用されており、現在でも、新しいモデルが続々と登場しています。

まずはセーラーの万年筆の魅力を見ていきましょう。

「日本」にこだわりのある万年筆

私たちにとってのもっとも大きな魅力は、「日本」にこだわりをもって生産されていることです。

『セーラー万年筆』は、今から100年以上前の1911年に、広島県呉市にて創業されました。創業以後、現在に至るまで国内での生産を重視しており、ほぼすべての万年筆が呉市にある「天応工場（てんのうこうじょう）」にて作られています。

日本で生まれ、日本での使用を想定しているセーラーの万年筆は、日本語の書きやすさに定評があります。

美しい日本語を書くために大切な「とめ・はね・はらい」を行いやすく、万年筆にあまり慣れていない方でも書くことを楽しめるのが特徴です。

「他の万年筆を試したけれど、綺麗に字が書けなかった」という方も、セーラーの万年筆なら使いこなせるかもしれませんよ。

手作業による安定した品質

セーラーの万年筆は国内での生産だけでなく、「手作業で作り上げること」にもこだわられています。

熟練の作業員が一本ずつ大切に作り上げているため品質が安定しており、使い始めからしっかりとインクが出てきます。

また徹底した筆記テストが行われており、できるだけ不良品が生まれないように細心の注意が払われているのも特徴です。

「万年筆は長く使うものだから、通販で買うのは少し不安」という方も安心できますね。

モデルが多く自分にぴったりの一本が見つかりやすい

モデルが豊富で続々と新しいものが登場しており、自分好みの一本を見つけやすいのもセーラーの万年筆の魅力です。

四季の美しさを表現したモデルや書きやすさにこだわったモデル、はたまた有田焼の窯元とコラボしたモデルなど、非常にバラエティ豊かな万年筆が用意されています。

「これだ！」と一目惚れできるような、自分にとって特別な万年筆にもきっと巡り合えるでしょう。

日本語が書きやすく、国内生産・手作業で品質が安定しており、自分好みの一本も見つけやすい万年筆として、セーラーの万年筆を選んでみてはいかがでしょうか。

セーラー万年筆の選び方

それでは、セーラーの万年筆の選び方をご紹介します。モデルが豊富なセーラーの万年筆は、初心者が選ぼうとすると「結局どれが良いのだろう……」と悩んでしまいがちです。

しっかりと選び方をチェックしてみてくださいね。

まずは予算を設定する

最初に行いたいのは「予算決め」です。セーラーの万年筆はモデルが豊富な分、価格帯も非常に幅広く、数千円程度のものから数十万円もするようなものまで提供されています。

あらかじめ「このぐらいの予算で」と決めておくと、自然と候補が絞られるためスムーズに選べます。

目安として、ひとまず万年筆に触れてみたいのなら数千円～10,000円と少しほどを、何年にも渡って愛用したいなら数万円ほどを予算に選ぶと良いでしょう。

どのモデルが良いか吟味する

予算決めの次は「モデル」を選んでいきましょう。上記でご紹介した通り、セーラーの万年筆のモデルは非常に豊富で、それぞれ特色も大きく異なります。

代表的なモデルには、以下が挙げられます。

ほかにもたくさんのモデルがありますので、自分の用途や重視するポイントと照らし合わせて吟味していきましょう。

どうしても悩んでしまう場合は、まずは書きやすさを重視した「プロフィット21」や「プロナード」あたりがおすすめです。

最後は見た目の気に入ったものを

予算やモデルが決まったなら、あとは見た目にこだわって吟味していくのみです。ラインナップを眺めながら、「これが良いかも！」と思えるデザインのものを探してみましょう。

万年筆は肌身離さず持ち運ぶアイテムですから、デザインを気に入ることも重要なポイントです。ずっと愛用したいと思えるような、お気に入りの一本を探してみてくださいね。

セーラー万年筆の口コミ・評判をチェック！

続いて、実際にセーラーの万年筆を使った方の口コミもご紹介します。

アイテム選びの参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。

金の高級感が嬉しい

たまたまデパートの万年筆売り場を通っていたとき、目に入ってきたのがこのsailorのモデル。すぐに目を惹き付けられてしまった。
店員さんにあれこれ聞き、本モデルの極細が気に入ったので、Amazonで探したところ、デパートの店頭よりも安く、購入を即決。
手にしたところ金の色合いが高級感半端ない。しかも手に馴染み、書き味も良い。
仕事でもプライベートでも、これから永く使っていきたい。

引用元：Amazon/ kazuさん

書きやすさに定評のある「プロフィット21」を購入された方の口コミです。ペン先や、全体に施された装飾の金の色合いに喜ばれています。

ペン先部分の21金は、見た目だけでなく「撓み（たわみ）」にも優れていて、筆跡が途絶えにくく、万年筆特有の美しい字を書けることで知られています。

手への馴染みやすさもあわさり、高級感と書きやすさを両立している一本です。

美しく気分も上がる

万葉の雪椿と迷って、おとぎばなしのかぐや姫にしました。書店で実物を見るまでは、雪椿にほぼ決めていたのですが、ショーケースでキラキラと光るかぐや姫がどうにも頭から離れなくなってしまいました。光が当たると細かい金ラメが光って、色も、コーラル系レッドのリップスティックのようでとても華やかなペンです。（写真よりも上品です。）
気分が上がります。太さや軽さ、書き味は期待通りで申し分ありません。愛すべき相棒になってくれそうです。

引用元：Amazon/購入者さん

「SHIKIORI―四季織―」の、おとぎ話をテーマにしたシリーズから「かぐや姫」を選ばれた方の口コミです。見た目の美しさ、書きやすさともに満足されています。

デザインの気に入った万年筆を選べば、使っているうちにより愛着が湧いてきますよ。期待されているように、きっと長く愛用できる一本となることでしょう。

かっこよく、書きやすい万年筆

全身黒なのがシックで良いです。
ペン先やクリップ等もテルニウム(?)メッキされています。
セーラーの21金は適度な柔らかさで大変書きやすいです。
中字ですが、やや細めの中字なので、個人的には大変好きです。
インクは、セーラーの極黒がやはり似合いますね。

引用元：Amazon/ ROLEチカさん

重厚感や威厳を感じる「プロフェッショナルギア」を選ばれた方の口コミです。全体を黒基調で統一したシックなデザインに喜ばれています。

こちらも、21金特有のペン先の書きやすさにも満足されているようです。

セーラー万年筆のおすすめ10選！

最後に、おすすめのセーラーの万年筆を10本ご紹介します。今回は、セーラーの万年筆のなかでも人気の高いモデルから選出しました。

自分の心にビビッとくるモデルはあるか、ぜひ目を通してみてくださいね。

プロフィット21 万年筆

まずご紹介するのは、スタンダードかつ高品質な正統派の万年筆である「プロフィット21」です。

ペン先に21金を使用しているほか、万年筆全体に金メッキをあしらうことで、高級感ある風貌に仕立てています。スーツの胸ポケットにそっと刺しておくだけで、「仕事のできる人」な印象を与えられそうですね。

21金特有の書きやすさはもちろんのこと、全体の形状が手にうまく馴染むように工夫されているため、初心者の方でも上手に握れます。

初めて万年筆を使う方から、高級すぎない普段使い用の万年筆が欲しい方まで、幅広い方に愛されているモデルです。

SHIKIORI―四季織― おとぎばなし 万年筆

「美しく、持っていて楽しい気持ちになれるような万年筆が欲しい！」という方におすすめなのが、こちらの一本です。古来より続く日本特有の四季の美しさを表現したシリーズで、色鮮やかなカラーが自然と気持ちを高めてくれます。

こちらの赤色タイプは、四季のなかでも、おとぎばなし「かぐや姫」で描かれた「中秋の名月」をコンセプトに作られています。

「かぐや姫が月に帰って行った夜は、こんな雰囲気だったのかな」なんて想像しながら使うのも、風情があって良いですね。

プロフェッショナルギア インペリアルブラック万年筆

「ビジネスシーンで役立つ、品格のある万年筆を」という方には、こちらの「プロフェッショナルギア インペリアルブラック」がおすすめです。

インペリアル（Imperial：威厳のある、最上級の）の名前通り、重厚な風格を感じさせる仕上がりですね。

昇進してこれまで以上の活躍が求められる方や、新しく部下を持つことになった方など、今まで以上に仕事へ打ち込みたい方へおすすめです。

自分へのご褒美もかねて、検討してみてはいかがでしょうか。

有田焼万年筆　古伊万里風楼閣桜図　（源右衛門窯製）

有田焼の窯元とコラボレーションした一風変わった万年筆です。蓋・胴の部分が『源右衛門窯』による有田焼で作られており、もはや単なる万年筆でなく芸術品ともいうべき一本に仕上がっています。

陶器を握っているかのような独特の温かみがあり、握り心地も書き心地もまさに最高峰です。他の方と被ってしまうことも少ないであろう、所有欲も存分に満たしてくれる特別な万年筆としていかがでしょうか。

プロフィット蒔絵万年筆（赤富士に鶴）

書きやすさに定評のある「プロフィット」に、「加賀蒔絵（かがまきえ）」を施した万年筆です。加賀蒔絵とは、漆塗りの上に金や銀を使って絵を描いたものを差します。

黒地に赤色の富士と金の鶴が描かれており、いかにも高級そうな印象を受けますね。重厚な印象で、所有感も存分に満足させてくれそうな仕上がりです。

プロフィットをもとに製作されているため使い勝手も抜群です。美しいだけでなく書き心地も良い、見た目と使い勝手を両立した万年筆としていかがでしょうか。

伝統漆芸 彩雅（いろみやび） 万年筆

筆のようにボリュームのある、一際大きな21金のペン先が目を惹く万年筆です。21金特有のやわらかさのおかげで、ペン先が十分にしなり、味のある筆跡を描けます。

また、撓みにより筆跡が途切れにくいため、「万年筆だと文字が途切れ途切れになってしまう」という悩みもきっと解決してくれるでしょう。

ボディには「エボナイト」と呼ばれる硬く光沢のあるゴムを採用し、「石目塗」という漆塗り技法で磨き上げられています。その結果、まるで石から加工されてできているかのような、自然の美しさを感じる一本に仕上がっています。

「良い万年筆」に特有の、重厚な所有感が欲しい方にもおすすめです。

DAKS ハウスチェック クロスリング万年筆

「見た目に重すぎず、気軽に使える万年筆が欲しい」という方にぴったりなのがこちらです。

ファッション性に重きを置いたモデルで、学生が私服で使っても違和感がないような軽快なデザインに仕上がっています。

ボディの真ん中に巻かれたハウスチェック柄のクロスが、おしゃれなワンポイントとして目を惹きますね。

「万年筆は欲しいけれど、おしゃれなものが少ない…」と悩んでいる方におすすめです。

プロムナード 万年筆

初めて万年筆を買う方にぴったりなのが、こちらの「プロムナード」です。特殊な要素を含まず、「万年筆とはこういうもの」というスタンダードを教えてくれるモデルで、年齢や性別を問わず最初の一本として活躍します。

留め具に「イカリ」のマークが付いていて、スーツやシャツの胸ポケットに刺せばさりげなく活躍しそうです。

高級感のあるケースに入って届きますので、息子や娘へのギフトにもぴったりですよ。

ファシーネ 万年筆

女性向けを意識して作られたのがこちらの「ファシーネ」です。「大人の女性が初めて出会う魅惑」をコンセプトに、繊細で美しいデザインに仕上げています。

主張しすぎずそれでもキラリと輝いているピンクゴールドは、日本人女性の肌の色とマッチすることで知られています。

宝石言葉は「引きつける魅力」とされており、意中の男性の目も惹く、なんてこともあるかもしれませんね。

プロフィット21 レフティ

「万年筆が欲しいけれど、左利きなのでなかなか手に馴染まない」という方には、こちらの「プロフィット21 レフティ」がおすすめです。

レフティは左利き用のモデルで、左利きの方にありがちなクセにまで注目して作られています。

今まで色々な万年筆でしっくりこなかった左利きの方も、こちらであれば満足できるかもしれません。

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セーラーの万年筆は日本語が書きやすく、これまでほかの万年筆を断念した方でも満足できるかもしれないのが特徴です。さまざまなモデルが提供されており、きっと自分にぴったりの一本が見つかりますよ。

この記事を参考にお気に入りの一本を見つけて、「書くこと」の楽しさを満喫してくださいね。

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