レストランやオフィスで見かけることの多いおしゃれな観葉植物のユッカは、初心者でも気軽に育てることができます。定期的に剪定をすれば、いつまでも元気で美しいユッカに育て上げることが可能です。今回は、適切なユッカの剪定方法についてご紹介します。
基本的な育て方はこちら↓
ユッカは剪定が必要な植物
ユッカは北アメリカから中央アメリカが原産の植物で、原産地では5,6メートルにまで成長する植物です。
カフェやレストランで目にすることの多い観葉植物で、置くだけで部屋の雰囲気をパッと明るくすることができます。
上向きに生える葉は風水的にも効果があるという点でも人気の植物です。また初心者でも容易に育てられるのがユッカ。
そんなユッカですが、実は剪定が必要な植物です。剪定方法について以下で細かく説明していきます。
ユッカの剪定方法
紹介した通り、ユッカは本来5,6メートルにまで育つ植物です。そのため部屋で育てるためには剪定して、綺麗に育てる必要があります。
難しくはないので、剪定方法について簡単に把握し、お手入れしてみましょう。
枝や幹を切り落とす
まず、葉先が傷んでいる場合や、密集している葉を切り落とします。間引きが必要だと感じるくらいであれば、葉の根元からカットしましょう。
次に枝や幹を確認します。枝が間のびしていれば枝元から切り、幹が間のびしている場合も同様に整えた部分をカットしましょう。
ユッカは日当たりの良い場所を好みますので、剪定が終わったら日が当たる場所に移動させます。(直射日光は避けましょう)
切口に癒合剤を塗る
剪定を終えたら、切り口の箇所に癒合剤を塗るようにしましょう。
癒合剤とは切り口から水分が抜けてしまうことを防止し、また病原菌の侵入を阻止するためのものです。
切り口をそのままにしておき、ケアを怠ると、その部分から病気にかかってしまう恐れがあります。
剪定した枝を挿し木にする
切った枝はそのまま捨ててしまうのではなく、挿し木にして、ユッカを増やしてみるのもおすすめです。
切り終えた幹や枝は、10から20センチほどに切って整えます。そのまま挿し木用の用土に植えると、1~2ヶ月ほどで発根し成長していきます。
芽が出てきたら、市販されている観葉植物向けの用土に植え替えれば完了です。
剪定の時期は5月~6月にしよう
ユッカの剪定は、成長期でもある暖かい時期、特に5月~6月に行うのが良いでしょう。
真夏でもできないことはありませんが、剪定してから成長し始めるころには、寒くなりだす秋になってしまいます。
そのため、これから暖かくなり始める5月~6月に剪定を行うのが最適です。
適切な剪定方法でユッカをいつでまも元気に育てよう
ユッカは初心者でも扱いやすい植物です。剪定も難しくなく簡単にできます。暖かい5月~6月に剪定し、傷んでいる葉や枝などを切ることで形を整えるようにしましょう。
定期的な管理で、お気に入りのユッカを大切に育ててみてください。