「室内で観葉植物を育てたいが、害虫や土汚れが気になる」そんな方の解決策となるかもしれないグッズが、テーブルプランツです。この記事ではテーブルプランツの特徴と魅力、おすすめの品種をご紹介します。よくあるQ&Aとあわせてチェックしていきましょう。
テーブルプランツは「スポンジで育てる観葉植物」。その魅力は?
テーブルプランツ(Table Plants)とは、GreenSnap株式会社が販売する「土の代わりにスポンジで育てる観葉植物グッズ」です。
土を用いないことから、普通の観葉植物と比べて以下の3つの魅力を持ちます。
- 害虫が発生しにくい
- (苗の周囲が)土で汚れる心配がない
- 初心者でも水やりが簡単
名前の通りに、テーブルの上でも手軽に育てやすいのが特徴です。早速、魅力を順番に確認していきましょう。
害虫が発生しにくい
テーブルプランツは、観葉植物の大敵である害虫が発生しにくい特徴を持ちます。土の代わりにスポンジを使っているため、普通の植木鉢と比べて害虫が寄りつきません。
実際、公式サイトのデータによれば、購入した方の95.2%が「虫がこなかった」とアンケートに回答しています。
普通の観葉植物を育てるときにありがちな、「(購入時から潜んでいた)土中の卵が後から羽化する」といった心配がないのも嬉しいですね。
土で汚れる心配がない
土汚れが一切発生せず、置き場所を選ばないのもテーブルプランツならではの魅力です。
室内で普通の観葉植物を育てるときには、どうしても土汚れが気になるもの。植木鉢の土は水やりやわずかな風でも動いてしまうため、なかなか土汚れをゼロにはできません。
一方、土を使わないテーブルプランツであれば、寝室やキッチンなどにも安心して置けます。土汚れや害虫が気になり、観葉植物を育てたことがない方にもおすすめです。
初心者でも水やりが簡単
初心者にとって嬉しい魅力となるのが、テーブルプランツは水やりが非常に簡単なこと。
テーブルプランツは透明なコップにスポンジと植物が入っており、どれだけ水が残っているのか一目で確認できます。
水やり作業は、水が尽きた後にコップの2/3ほど水を足すだけで良く、とても手軽です。
また、テーブルプランツは肥料を与えず水だけで育てることができます。枯らしてしまいにくい初めての観葉植物として、挑戦してみてはいかがでしょうか?
おしゃれで室内に置きたくなるテーブルプランツ3選!
テーブルプランツはシリーズ累計で40,000個以上販売されており、現在では多様な品種が用意されています。
ここでは、室内に置いてみたくなるおしゃれなテーブルプランツを3種類ご紹介します。
ガジュマル
ガジュマルは、生命力を感じさせる力強い姿が人気の観葉植物です。見た目通りに頑丈な観葉植物で、ベッドの横や洗面台など、日陰になりやすい場所に置いても元気に育ちます。
ガジュマルは沖縄ではキジムナーと呼ばれる精霊の宿る木としても愛されており、縁起の良い観葉植物でもあります。
「観葉植物を育てて、運気をアップさせたい」という方にもおすすめです。
パキラ
ガジュマルと同じく育てやすく、運気の向上も期待できるのがパキラです。パキラは「発財樹」の別名でも親しまれており、大切に育てていると金運をアップさせてくれるといわれています。
ヤシの木を思わせる、南国風の見た目もパキラの魅力です。インテリアとして涼しげな空間を作り出してくれるでしょう。
サンスベリア
すらりと天に向かって伸びる葉が格好良い観葉植物が、サンスベリアです。スタイリッシュな姿から「トラノオ(虎の尾)」とも呼ばれます。
サンスベリアは有害な物質を吸着する空気清浄効果に優れた植物としても愛されています。おしゃれさをプラスしつつ、過ごしやすい空間を手に入れてみてはいかがでしょうか?
テーブルプランツに関するよくあるQ&A
最後に、テーブルプランツに関するよくあるQ&Aをご紹介します。
植え替えは必要?
テーブルプランツは、そのままでは最大20〜30cmほどまでしか伸びません。そのため、購入から1〜2年ほどは植え替え不要でコップのまま育てられます。
もっと大きくしたい場合や、コップの中が手狭になってきた後は、大きめの器を使ってハイドロカルチャー(水耕栽培)に植え替えてあげましょう。
寒さや暑さには強い?
テーブルプランツは寒さには5〜10度(品種による)、暑さには約30度まで耐えることができます。もっとも元気に育つ気温は15〜30度です。
普段は暑さにも寒さにもそれほど注意する必要はありませんが、真夏のみ水があっという間に高温になりやすい点に気を付けましょう。
真夏は小まめに水を入れ替えつつ、日差しの当たりにくい場所で管理してあげてください。
日陰に置くことはできる?
テーブルプランツは耐陰性にも優れており、日陰でも元気に育てることができます。
ただし生きた植物である以上、最低限の日光は必要です。長持ちさせるためには、週1〜2回程度の頻度で置き場所を動かし、日光浴をさせてあげましょう。
テーブルプランツウォーターって何?
テーブルプランツウォーターとは、テーブルプランツと同じくGreenSnap社が販売する活力剤です。スプレータイプの一品で、7〜10日に1回程度、葉に吹きかけて使います。
テーブルプランツは水だけでも育ちますが、元気がないときにはこのテーブルプランツウォーターを与えましょう。アロマの香りが配合されていて、使用感も◎です。
テーブルプランツでハイセンスな室内を作ろう!
この記事ではテーブルプランツとは何か、魅力やおすすめの品種、よくあるQ&Aをご紹介しました。
テーブルプランツは、土の代わりにスポンジで育てる観葉植物グッズです。害虫が湧きにくい、土汚れがないなど嬉しいメリットがたくさんあります。
ご紹介したアイテムを参考に、ぜひ自宅を飾るのに活躍させてみてくださいね。