オリヅルランの増やし方は「株分け」か「子株」がおすすめ!適した時期やコツなども

オリヅルランの増やし方とは?おすすめの時期やコツなどを解説

初心者も育てやすく、シュッと伸びた姿が美しいオリヅルラン。観葉植物のなかでも人気のオリヅルランを増やす方法をご紹介します。お家にオリヅルランがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

オリヅルランの育て方!初心者にもわかりやすく解説!

オリヅルランの増やし方:適した時期

オリヅルランを含む、お家の観葉植物を増やしたいのなら、植物の成長期に合わせて作業するのがおすすめです。

観葉植物を増やしたり植え替えしたりする際に、ハサミやカッターで植物の一部を切ることがあります。

オリヅルランを増やす場合も、オリヅルランの茎から伸びる「子株」と呼ばれる部分をカットします。植物に少し傷をつけることになります。

もし植物の成長期に合わせて一部をカットしても回復するのが早いため、大きなダメージにはなりません。

オリヅルランを増やすのに適した時期は5月〜9月の間です。この期間に作業しましょう。

オリヅルランの増やし方は「株分け」か「子株」の2つ

オリヅルランの増やし方は「株分け」か「子株」の2つ

オリヅルランの増やし方は、「株分け」「子株」のどちらかがおすすめです。

どちらの方法も、根をしっかり張って成長したオリヅルランの株を増やすため、増やした後の手入れも複雑ではありません。

オリヅルランの増やし方「株分け」の場合

株分けとは、今あるオリヅルランをいくつかの株に分けて植え替えることです。

鉢からオリヅルランを取り出したら根をほぐしてから古い根をカットして、さらにハサミでオリヅルランを2つか3つの株に分け、それぞれ別の鉢に植えます。

オリヅルランの増やし方「子株」の場合

子株とは、花を咲かせたオリヅルランの茎の先に現れる苗のことです。茎はランナーとも言います。

この子株を切り分けたら、小さめの鉢に植え替えます。

子株の姿を見てみると、オリヅルランのミニチュアのように小さな葉が生えているのが分かります。子株に生えている葉が8枚以上あるものをカットして植え替えると元気に育ちます。

オリヅルランを増やした後の栽培方法

オリヅルランを増やした後の栽培方法

オリヅルランを株分けや子株で増やした後の栽培方法を見ていきましょう。

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新しい鉢に植える

オリヅルランを増やす場合、必ず別の鉢を用意しましょう。オリヅルランは元気に育つので植え替え前の鉢に植えても窮屈になって成長の妨げになります。

株分けしたり、子株を切ったりして増やすオリヅルランは、分けた株の数に鉢の数を合わせます。

水耕栽培する

増やしたオリヅルランは水耕栽培で育てることも可能です。透明なガラス瓶など、成長の様子が見えやすい容器に水道水を注ぎ、発根促進剤を混ぜます。

その容器にオリヅルランの子株を入れたら水耕栽培の準備は完了です。

後は発芽するまでは2日から3日に1回の頻度で水を替え、成長を見守ります。徐々に子株から根が生えてきます。

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オリヅルランボニーの増やし方に違いはある?

オリヅルランボニーの増やし方に違いはある?

オリヅルランボニーとは、葉の形は一般的なオリヅルランと同じですが、葉がくるっと反り返ったり曲がったりするのが特徴です。

オリヅルランボニーは一般のオリヅルランよりも小さめで、限られた場所でも育てやすく人気です。

オリヅルランボニーの育て方や増やし方は、他のオリヅルランと変わりはありません。好みのオリヅルランを選んで育ててみましょう。

初心者でも簡単!オリヅルランを増やしてグリーンインテリアを充実させよう

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オリヅルランは生育が旺盛で初心者でも簡単に育てられ、増やせる観葉植物です。

鉢から葉や茎(ランナー)がはみ出すほど育ってきたら、オリヅルランを増やすチャンス。ぜひオリヅルランを増やす楽しみを味わってみてください。