ワイヤープランツ(観葉植物)の育て方!初心者でも失敗しないポイントや植え替え方法を解説

ワイヤープランツの育て方!増やして楽しもう!

ワイヤープランツは、細いハリガネのような茎と、小さく可愛らしい葉が印象的な観葉植物です。耐寒性があり、冬でも緑色の葉を絶やさないので、1年中グリーンを楽しめます。今回は、ワイヤープランツを元気に育てる方法や、植え替え方法などについて解説します。

目次

ワイヤープランツは初心者でも育てやすい観葉植物

ワイヤープランツは、ニュージーランド原産のタデ科・ミューレンベッキア属に分類される、地面を覆うように成長する匍匐性の観葉植物
です。

20種類ほどの品種がありますが、最も多く流通しているのは、小さなツヤのある葉を持つミューレンベッキア・コンプレクサです。

ワイヤープランツは、秋頃に小さな薄黄色の花を咲かせ、花が落ちた後は、乳白色の可愛らしい実ができます。

まずは、ワイヤープランツがどのような性質を持つ植物なのか、具体的に解説していきます。

明るい日向が好きだが日陰でも育つ

ワイヤープランツは耐陰性があるため、室内でも安心して育てられる観葉植物です。

しかし、耐陰性があるとは言っても植物ですから、日光が大好きです。日が全く当たらないような場所に置いていると、株が弱ってしまう可能性があります。

元気に育てたい場合は、室内の明るくて風通しの良い場所
を選んで飾るのがおすすめです。

寒さには比較的強い

ワイヤープランツは、比較的寒さに強く、冬場も緑色の葉を絶やさず元気のある観葉植物です。

しかし、氷点下まで冷え込んだり、霜にあたってしまうと、葉っぱがごっそり落ちてしまうことがあります。

寒さの厳しい地域や、気温が氷点下まで冷え込むような時期は、屋外に置いてあるワイヤープランツも室内に取り込んで管理すると良いですよ。

生育が旺盛

ワイヤープランツは生育旺盛で、露路植えにすると、フェンスやほかの植物に絡まりながらどんどん成長するため、時折切り戻しをして形を整えるようにしましょう。

ワイヤープランツは生命力が強いので、挿し木で増やすことも可能です。

乾燥に弱い

ワイヤープランツを育てる上で注意して欲しいポイントは、「乾燥」と「水切れ」です。

ワイヤープランツは、葉が薄く葉の表面が乾きやすいうえ、生育が旺盛なので水が不足しがちです。

水が不足してしまうと、葉が黄色くなり落ちてしまうこともあります。葉が黄色がかっていたら、水不足というサインなので、葉の色にも注意しておいてください。

しかし、乾燥に弱いからと言って、水のあげすぎはNGです。土が常に湿っている状態だと、根腐れを起こす可能性がありますので、水やりは適度に行いましょう。

ワイヤープランツの育て方!必要な生育環境と枯らさないコツ

ワイヤープランツは丈夫で育てやすい観葉植物ですが、適した環境で管理し、世話をすることで生き生きと元気に育ってくれますよ。

ここでは、ワイヤープランツの好む環境や、水やりの方法などについてお伝えします。

直射日光を避けた日向に置く

ワイヤープランツは、ほかの植物と同じように日光が好きです。しかし、直射日光の当たるような場所に長時間置いてしまうと、葉っぱが焼けて枯れてしまうこともあります。

室内に置く場合は、窓から少し離して置いてみたり、レースカーテン越しに日光が当たるような場所を選んで、ワイヤープランツを配置してみてくださいね。

風通しの良い場所に置く

ワイヤープランツは風通しの良い環境を好む観葉植物です。じめじめした環境で常に土の中が湿った状態だと、根腐れを起こしてしまいます。

日の当たり方と風通しの良さに注意して、ワイヤープランツを飾るようにしましょう。

エアコンを使用する夏・冬は、乾燥しやすい時期なので、霧吹きなどで葉水をしてあげるとワイヤープランツが元気を取り戻します。葉の表側だけでなく、裏側や茎にもしっかり水を吹きかけてあげてくださいね。

寒さに強いが冬場は室内へ

最初の方でもお伝えしたとおり、ワイヤープランツは寒さに強い植物です。しかし、寒冷地や氷点下になるような寒さの厳しい季節には、室内での管理をおすすめします。

室内での置き場所は、暖房の風邪が直接当たるような場所だと、乾燥して葉が落ちてしまいますので、注意が必要です。

水やりは季節に応じて

ワイヤープランツの水やりのタイミングは、土の表面が乾いたときです。

水は植木鉢やプランターの鉢底から水が出てくるくらい、たっぷりとあげてください。

このとき受け皿に水が溜まった状態で放置してしまうと、根腐れをする可能性がありますので、溜まった水はすぐに捨てるようにしましょう。

冬場は生育がストップして休眠期に入りますので、春~秋よりも水やりは控えめに行います。ただし、室温を15度程度に保てる場合は、冬場もこれまで同様に水やりを行なって大丈夫です。

通気性・水はけの良い土を使う

ワイヤープランツはジメジメした環境を嫌い、水はけと通気性の良い土壌を好みます。痩せた土壌でも育つくらい強健な観葉植物なので、肥料は特に必要ありません。

肥料を与えなくても健康に育つワイヤープランツですが、生育が旺盛になる5~10月に肥料を与えてサポートすると、より元気に成長しツルを伸ばします。

早く株を大きくしたいときは、肥料を与えてみると良いでしょう。

虫が湧いてしまった

ワイヤープランツに発生しやすい害虫は以下の通りです。

⚫︎ハダニ

梅雨が明け気温が上がった夏頃、乾燥する環境にワイヤープランツを置いていると、葉の裏にハダニが発生することがあります。

ハダニは繁殖力が強く、あっという間に増えてしまいますので、発見次第すぐに駆除してください。駆除方法は、水で洗い流す、テープで貼り付ける、ダニ用の殺虫剤を使用するといった方法があります。

ハダニの発生を防ぐには、定期的にワイヤープランツ全体に葉水を行うのが効果的です。葉の裏や茎もしっかり水を吹きかけましょう。

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⚫︎アブラムシ

アブラムシは春から秋にかけて発生しやすい害虫です。アブラムシも繁殖力が強いので、見つけ次第早めに駆除しましょう。

発生初期であれば、手で取ってしまえばOKです。固まって発生している場合は、テープを使用して一気に駆除することもできますよ。害虫用の薬剤もさまざまな種類のものが販売されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか?

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ワイヤープランツの葉が枯れ落葉する主な原因として「水不足」か反対に「水のやりすぎ」が考えられます

水切れで枯れてしまった場合は、水分を与えると回復することがありますので、あげすぎに注意しながら、いつもより水やりのペースを早めてみましょう。

また、室内に置いている場合は、冷暖房による乾燥が原因であることも多いので、ワイヤープランツの葉や茎に霧吹きで水を吹きかけて、葉水を行なってみてください。

それでも復活しない場合は、枯れた茎や葉を切り取り、切り戻しをすると新芽が出やすくなりますよ。

水やりをきちんと行なっていて、乾燥が原因でない場合は、水やりのしすぎで根腐れをしている可能性があります。根腐れを起こしている場合は、腐った根を切り取って植え替えを行うと良いでしょう。

<ワイヤープランツは植え替えが必要な植物

ワイヤープランツは、生育が早い観葉植物です。そのため、気がついたら鉢の中いっぱいに根が広がり、うまく給水や排水ができず株が弱ってしまうことがあります。

このような状態を根詰まりと言いますが、根詰まりは株より鉢が小さいことが原因なので、これまでより大きめの鉢に植え替えをすると、ワイヤープランツは元気を取り戻します。

定期的に植え替えを行い、ワイヤープランツを元気に育てましょう。

1~2年ほどで植え替える

ワイヤープランツを植え替えるタイミングは、1~2年に1回程度行いましょう。鉢やプランターの大きさにもよりますが、成長が早いので、最低でも2~3年に1回は植え替えてください。

「株分け」や「挿し木」で増やせる

ワイヤープランツは「株分け」や「挿し木」で増やせます。どちらで増やす場合も、成育期の5~8月の間に行うのがおすすめです。

それ以外の時期の植え替えは、ワイヤープランツの根がうまく張りづらく、枯れてしまうこともあるので、要注意です。

生育期を過ぎている場合は、無理に植え替えをするよりも、次の生育期を待ちましょう。

「株分け」

株分けは、植物は大きく成長した株をいくつかに切り分けて増殖する方法です。

根が付いているので、すぐに新たに植え替えた土壌に定着し、大きく成長するまで時間がかからないのが特長です。

【株分けをする際必要なもの】

  • 鉢植えのワイヤープランツ
  • 新しい鉢(株分けする数だけ用意する)
  • 観葉植物用培養度
  • 剪定バサミorナイフ
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット

【株分けの手順】

  1. 鉢に植えられているワイヤープランツを抜き出す
  2. 根についている土を落とす(枯れた葉も取り除いておく)
  3. 剪定バサミかナイフでワイヤープランツを2~3等分する
  4. 傷んだ根は切り取る
  5. 新しい鉢に鉢底ネットをセットし、鉢底石と土を入れる
  6. 新しい鉢に切り分けたワイヤープランツを植え付ける
  7. たっぷりと水をかける
  8. 直射日光を避けた明るい場所で、土が乾かないように管理する

株分けから1~2週間後からは、通常のワイヤープランツと同じように育てられます。

「挿し木」

挿し木は、枝やツルを切り取り発根させて増殖させる方法です。

観葉植物やハーブ、多肉植物など、種では増やしにくい植物などに用いられます。

【挿し木をする際必要なもの】

  • ワイヤープランツのツル
  • 植木鉢や育苗ポット
  • 挿し木専用の土
  • 剪定バサミ
  • 輪ゴム

【挿し木の手順】

  1. 固いツルを選んで15cmほどの長さに切り取り、10本ほど用意する
  2. 切り取ったツルの土に埋まる部分の葉を全て取り除く
  3. 切り取ったツルを輪ゴムで束ねる
  4. 鉢や育苗ポットの8割まで土を入れる
  5. 切り口が潰れないよう注意しながら、土にツルを挿す
  6. たっぷり水をかける
  7. 土が乾かないように管理する

挿し木したツルから新芽が出ていたら、根も生えているということです。新しい鉢に観葉植物用の土を入れ植え替えてください。

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ワイヤープランツのおしゃれな飾り方

ワイヤープランツが楽しめるおしゃれな飾り方

ワイヤープランツは、工夫を凝らしたさまざまな飾り方ができるのも魅力のひとつです。

室内の観葉植物として楽しむ場合だけでも、多様な飾り方があるので迷ってしまいそうですね。

ハンギングして茎を垂らす

ワイヤープランツの、つるが横に伸びる特性を生かせるのがハンギングです。高い所に吊るして飾ると垂れるように伸びるので、部屋のアクセントになりとてもおしゃれです。

増やして並べる

株分けなどで鉢が増えたら、いくつか並べてみるのも素敵ですね。鉢の形や色を統一したり、反対にあえてバラバラにしたりしても良いでしょう。窓際などに並べるだけで、おしゃれな雰囲気になります。

寄せ植えもおすすめ

他の観葉植物との寄せ植えも、人気の高い飾り方のひとつです。さまざまな植物と相性が良く、鉢から垂らすようにするとよりおしゃれに見えます。鉢やプランターに凝ってみても素敵ですよ。

横に広がるワイヤープランツは、背の高い植物や花の咲く時期が長い植物との相性がとても良いので、試してみてくださいね。

苔玉やトピアリーも楽しい

近年人気のある苔玉も、ワイヤープランツとの相性抜群です。愛らしい姿と盆栽のような風情があり、和の器で飾れば雰囲気が増しますよ。

また、トピアリーというおしゃれな楽しみ方もあります。針金などの枠型に、植物を巻き付けて作るオブジェです。ワイヤープランツがハートなどの形に育っていくのが楽しめます。

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ワイヤープランツは生育旺盛で育てやすい観葉植物

ワイヤープランツは、寒さにも強く育てやすい観葉植物です。日陰でも育つので、室内でも育てやすく人気があります。

生育も早くぐんぐん育つので、根詰まりや水切れには要注意です。生育旺盛なワイヤープランツを元気に育てるためにも、定期的に植え替えを行いワイヤープランツにとって快適な環境を整えてあげましょう。

今回ご紹介した方法を参考に、ワイヤープランツを大切に育ててあげてくださいね。

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この記事を書いた人

biotonique 編集部です。観葉植物で多くの方の暮らしが豊かになれるような情報を提供していけたらと思います。

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