ザミオクルカス・ザミフォーリアの育て方(観葉植物)!初心者でも失敗しないポイントや植え替え方法を解説

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ツバキのような、厚く光沢のある葉を持つザミオクルカス・ザミフォーリアは、地面からいきなり枝が立ち上がる生命力溢れる姿が魅力的な観葉植物です。今回は、ザミオクルカス・ザミフォーリアの手入れ方法、トラブルの対処方法、植え替え、増やす方など、基本の育て方をご紹介します。

ザミオクルカス・ザミフォーリアは多肉植物の一種

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ザミオクルカス・ザミフォーリアは、肉厚な葉が特徴的な多肉性の植物です。

葉にたっぷり水分が蓄えられているため、乾燥に強く水やりを多少怠ってもすぐに枯れる心配がありません。

ザミオクルカス・ザミフォーリアに花は咲く?

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、白い棒状の花を咲かせます。花言葉は「輝く未来」です。

ザミオクルカス・ザミフォーリアの花は、決して華やかではありませんが、ザミオクルカス・ザミフォーリアの生命力溢れる生き生きした姿から、輝かしい未来が連想されたのかもしれませんね。

ザミオクルカス・ザミフォーリアの育て方!必要な生育環境と枯らさないコツ

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乾燥に強く、耐陰性のあるザミオクルカス・ザミフォーリアは、室内で育てやすい観葉植物です。

まずは、ザミオクルカス・ザミフォーリアの基本的な情報や特徴をチェックしましょう。

直射日光を避けた半日陰に置く

アメリカ熱帯雨林気候区で力強さを感じるザミオクルカス・ザミフォーリアは、一見直射日光が当たるような明るい場所を好みそうに見えますが、強い光には強くありません。

直射日光の当たらない場所でなければ問題はないのですが、午前中に日が差し込むような半日陰を好みます

ただし、真夏は午前中でも日差しが強いので、柔らかい日光が当たる場所に移動させましょう。

寒い季節は室内へ

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、あまり寒さに強くはありません。5度以下になると枯れてしまいますので、念のため秋頃に最低気温が15度を下回ってきたら、室内に入れて越冬させましょう

水はけの良い土を使う

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、水はけの良い土を好みます。

例えば、観葉植物用の培養土にパーライトを混ぜると、水はけの良い生育に最適な土になりますよ。

パーライト

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、ハイドロカルチャーでも育てられます。ハイドロカルチャーでは、粘土を高温で焼いて発泡させた人口の土・ハイドロボールを使用して植物を育てます。

ハイドロカルチャーは、無菌で清潔なので虫が寄ってきません。そのため、室内で観葉植物を育てる際、衛生面が気になる人にとてもおすすめです。

また、ハイドロカルチャーは水を溜め込む性質があるため、水やりのペースを減らせます。

ただし、ハイドロカルチャーだと、植物の成長は通常より緩やかになります。そのため、ザミオクルカス・ザミフォーリアを大きく育てたい人には不向きだと言えるでしょう。

ぜひ、目的に合わせて用土を選んでみてくださいね。

水やりは季節に応じて

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、乾燥気味の環境が好きな植物なので、水を与えるのは、土の表面が白く乾いてからでOKです。

水をかけるときは、鉢の底から水が流れ出るほどたっぷりあげましょう。そして、鉢底の受け皿に溜まった水はすぐに捨ててください。そのままの状態にしておくと、根腐れを起こすことがあります。

春から秋にかけては上記の通りで大丈夫ですが、秋の最低気温が20度を下回ってきたら、水やりのペースを徐々に減らしてください

水やりの頻度は、鉢の表面の土が白く乾いてから4、5日経ってからでOKです。寒い時期は成長がストップするので、水の与えすぎは根腐れの原因になってしまいます。

肥料は特に必要ないが与えると成長が早くなる

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、肥料を与えなくても育てられますが、与えた方が成長は早くなります

早く大きく育てたい場合は、生育期の春~秋にかけて、液体肥料を月に1~2回程度与えましょう。生育がストップする真夏と、休眠期の冬は肥料不要です。

剪定は春と秋に

ザミオクルカス・ザミフォーリアの剪定は、葉が成長する春と秋に行います。ただし、ハサミを入れる必要はなく、枯れた葉を取り除く程度でOKです。

こんなときどうする?ザミオクルカス・ザミフォーリアを育てる際に生じやすいトラブル

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ここでは、ザミオクルカス・ザミフォーリアを育てる際に生じやすいトラブルについての解説と、その対処方法についてお伝えします。

園芸用ハサミ

虫が湧いてしまった

ザミオクルカス・ザミフォーリアを育てていると、虫がついて被害を及ぼすことがあります。ザミオクルカス・ザミフォーリアにつきやすい虫は以下の通りです。対処法についても解説します。

【ハダニ】

ハダニは、0.5mmほどの小さな害虫で、黄緑や赤色の体色をしています。葉の裏側に潜み、ザミオクルカス・ザミフォーリアの養分を吸ってしまう害虫です。

ハダニが座った箇所は、白い斑点ができるのですぐにわかります。見つけたらすぐに駆除してしまいましょう。

数が少ないうちは被害はあまり大きくなりませんが、繁殖力が高くあっという間に数が増えて、どんどん養分が吸い取られ生育に影響してしまいます。ひどいときは植物が枯れてしまうこともあるので要注意です。

ハダニが発生したら、テープで貼り付けて一気に駆除することもできます。数が多くて駆除できないときは、殺虫剤を散布してください。

ハダニの発生を予防するには、葉水がおすすめです。普段から葉に水を吹きかけてハダニの発生を防ぎましょう

【カイガラムシ】

カイガラムシは1~3mm程度で、丸いものや縦長の形状のものがいます。もしも葉や枝、幹にふわふわしたものや、殻っぽい白や茶色の点がついていたら、カイガラ虫の可能性があります。

カイガラムシに養分を吸われると株が弱り、枯れてしまう可能性もありますので、見つけたらすぐに対処が必要です。

爪楊枝など先の尖ったものを用意し、一つひとつ取り除くか、殺虫剤を散布して駆除します。

薬剤を使用したくない人は、牛乳を霧吹きで吹きかけて窒息させる方法もOKです。牛乳を吹きかけたあとは、水でしっかり洗い流しましょう。

ザミオクルカス・ザミフォーリアの植え替え方法

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ザミオクルカス・ザミフォーリアを育てていると、鉢の底から根っこが伸びて出てくることがあります。

これは、鉢の中いっぱいに根っこが広がっている状態です。このままにしておくと根詰まりや根腐れをおこしてしまうので、定期的に植え替えが必要です。

ザミオクルカス・ザミフォーリアの植え替え方法や頻度などをご紹介します。

1~2年ほどで植え替える

ザミオクルカス・ザミフォーリアの植え替えは、1~2年に1回程度を目安に行いましょう。春と秋が植え替えに適した季節です。

見た目は変わらなくても根はしっかり成長しています。もし、1年経たなくても根が鉢底から飛び出しているときは、植え替えのサインです。元気に育てるために、植え替えをおすすめします。

挿し木か株分けで増やせる

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、挿し木、株分けなどで増やすことができます。2つの増やし方を理解して、ぜひ試してみてくださいね。

挿し木

挿し木をする時期は、6月から7月頃がベストです。葉を2節つけた挿し穂を用意して、下部の節の葉をちぎって、その部分が土に埋まるように土に挿すと子株ができます。

用土は、赤玉土のような水はけの良い清潔なものを用いましょう。

赤玉土

株分け

ザミオクルカス・ザミフォーリアの株分けは、植え替えの時に一緒に行うのがおすすめです。ひっついた株を分けて、新しい鉢に植え替えしてください。

ザミオクルカス・ザミフォーリアを元気に育てるには環境に注目!

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ザミオクルカス・ザミフォーリアは、育てるのが難しい観葉植物ではありませんので、いくつかのポイントを押さえておけば元気に育てられます。

ザミオクルカス・ザミフォーリアは、直射日光を避けた半日陰の環境で、乾燥気味に育てましょう。定期的に葉水をすると、害虫の発生を抑えられます。

植え替えは1~2年に1回程度で、挿し木や株分けなどで増やすことが可能です。ザミオクルカス・ザミフォーリアの手入れの仕方を押さえて、元気に育ててあげましょう。

ザミオクルカス・ザミフォーリア