サルビアの育て方!代表的な品種と初心者でも長い間花を咲かせるコツ

サルビア

夏になると花壇で咲き誇るカラフルなサルビアは、よく目にする植物のひとつです。開花時期が長く育てやすいので、ガーデニング初心者にもおすすめの花ですよ。この記事では、サルビアを上手に育てるポイントと、長い期間花を咲かせるコツをご紹介します。

夏の花壇をカラフルに彩るサルビア

サルビア

熱帯や亜熱帯地方原産のサルビアは、夏の暑さに強いシソ科の植物です。初夏から秋にかけて花が咲き続け、夏の花壇をカラフルに彩ります。

手がかからず育てやすいので、公園や街路などで見かけることも多いでしょう。自宅でも花壇に植えたり寄せ植えにしたりすると、夏の花壇が華やかになります。

サルビアの種類は900以上

サルビア

サルビアはラテン語が語源となっていて、英語圏ではセージと呼ばれています。つまり、ハーブのセージもサルビアの仲間とされていて、その種類は900以上もあるといわれています。

昔は燃えるような赤色の花が咲くサルビアが一般的でしたが、近年では白やピンク、紫、青などの花も見られるようになりました。また、宿根性のあるもの、一年草のもの、原産地では宿根性であっても耐寒性がないため日本では一年草扱いとされているものなど、性質もさまざまです。

サルビアの花言葉は、「良い家庭」「家族愛」なので、自宅で育てるのにぴったりな花ですよ。また花色によって、赤は「燃える思い」、青は「知恵」「永遠にあなたのもの」、紫は「尊敬」の意味もあります。

セージのように食用のものもありますが、この記事では主に鑑賞用のサルビアについてまとめました。まず、サルビアの代表的な品種を3つご紹介します。

サルビア・スプレンデンス

鮮やかな赤色の花が咲く、最もポピュラーでたくさん栽培されている品種です。園芸品種が多くあり、白や黄色、紫色などの花もあります。耐寒性がなく日本では一年草として扱われています。

サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア)

ラベンダーのような美しい青紫の花を咲かせる人気の品種です。草丈が50cmほどになるので、花壇のアクセントにしても魅力的です。日本では一年草として栽培されていますが、暖かい地域で条件が整えば越冬も可能です。

サルビア・コクネシア(トロピカルセージ)

赤の他、ピンクと白の2色咲きなど、大きな花びらが長い穂状に咲く品種です。開花時期が長く11月頃まで美しく咲き誇ります。耐寒性がないため日本では一年草として扱われています。

サルビアを上手に育てるポイント

サルビア

丈夫で育てやすいサルビアですが、より元気にたくさんの花を咲かせるためのポイントをチェックしておきましょう。

必要な生育環境

サルビアは、日当たりと風通しの良い場所で育てます。夏の暑さには強いですが、真夏の西日はなるべく避けるようにしましょう。

また、湿気の多い環境では枯れやすいため、水はけの良い土に植えることが大切です。弱酸性の土を好むので、地植えの場合は有機石灰を入れて中和させると良いでしょう。

鉢植えの場合は、草花用またはハーブ用培養土に元肥を入れて使用します。ブレンドする場合は、赤玉土6に対して腐葉土4の割合がおすすめです。

赤玉土
観葉植物と土

水やりのコツ

庭植えのサルビアは、根付いたら水やりは必要ありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。水切れすると、花やつぼみが落ちたり、下の葉が枯れてしまったりするので注意が必要です。

定期的に肥料を

サルビアの花を長く楽しむためには、定期的に肥料を与えましょう。鉢植えの場合は、植え付け時に元肥を入れておきます。

固形肥料の場合は月1回程度、液体肥料の場合は月3回程度を目安に与えますが、真夏は控えましょう。

サルビアの花を長い間楽しむためのお手入れ

サルビア

基本的な育て方をチェックしておけば初心者でも上手に栽培できるサルビアですが、さらにこまめなお手入れをすることで、より長い間花を咲かせることができます。

花がら摘み

サルビアの花が咲き終わったら、花穂ごとカット
しましょう。咲き終わった花の両側に次の花芽がつくので、そちらにエネルギーが行き渡るようにします。こまめな花がら摘みを繰り返すことで、次から次へと花が咲くでしょう。

切り戻し

8月頃になると株全体が疲れてきます。そのタイミングで全体を半分ほど切り戻しましょう。そうすることで脇芽ができ、茎数が増えます。

数週間は花は咲きませんが、夏の暑い時期にエネルギーを温存しておけば秋に美しい花が返り咲きます。9月以降は定期的に花がら摘みを行うと良いでしょう。

冬越し

もともと宿根性のあるサルビアは、日本で一年草扱いのものでも暖地なら冬越しも可能です。地際で切り詰め、カバーをかけたり土の周りを枯葉で覆ったりして防寒対策をしましょう。鉢植えの場合は室内で管理するようにします。

サルビアが気をつけるべき病害虫

サルビア

サルビアは基本的には病害虫の心配はありません。ただし、肥料の与えすぎや不足、水切れや日照不足で株が弱っていると、アブラムシやヨウトウムシ、ハダニなどが発生することがあります。

よく観察しながら適切な管理をして、虫を見つけたら殺虫剤などで対処しましょう。

サルビアの植え付けと種まき

サルビアの苗

サルビアを手に入れる方法は、苗を購入するか、種まきです。種まきは少し管理にコツがいるので、初心者の方は、苗を購入して植え付ける方法がおすすめです。

苗は4月後半頃から出回るので、葉が生き生きとしていて茎が太く、つぼみがたくさんついたものを選びましょう。事前に性質を確認し、それに合った管理をします。

品種によって草丈が低めのものは20cmほど、高くなるものは30cmほどの間隔を開けて植え付けます。

種まきに適している時期は4月下旬から5月上旬です。発芽適温は25~30度なので暖かくなってから行いましょう。また、サルビアは発芽の際に光が必要なので、土を被せすぎないよう注意しましょう。

種まきの手順

  1. 育苗トレーやプランターに赤玉土とピートモスを半量ずつ混ぜた土を入れる
  2. 重ならないよう種をまく
  3. 5mmほどのごく薄い土を被せる
  4. 寒さが残る朝晩は、新聞紙とビニールを被せて保温する
  5. 発芽までは乾燥しないように明るい日陰で管理する
  6. 発芽したら水は控えめにして日光に当てる
  7. 徒長したものは間引く
  8. 本葉が2、3枚ついたらポットに植え付ける
  9. 本葉が6、7枚つきしっかりと根が張ったら花壇や鉢に植え付ける
ピートモス

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挿し木と株分け

宿根性のサルビアは、挿し木や株分けで増やすことができます。

6〜7月頃、切り戻しをした茎の切り口を1、2時間水につけておき、その後土に植えます。または、摘心した時の芽をそのまま土に挿しておきましょう。

根付くまでは乾燥しないように水やりをして管理します。

株分けは、4月の植え替え時に手やナイフで株を分け、植え付けます。植え付け後は株が弱っているので、水や肥料を与えすぎないように管理しましょう。

多年草は春に植え替えを

鉢植えの場合、一年草のサルビアは植え替える必要はありません。多年草として育てる宿根性のサルビアは、毎年4〜6月頃に植え替えをしましょう。

植え替えの時は、根鉢を軽くほぐし一回り大きな鉢へ植え替えます。植え替え後はたっぷりと水やりをします。必要以上に大きな鉢へ植えると根腐れの原因となってしまいますので注意しましょう。

サルビアを上手に育てて長期間花を楽しもう!

サルビア

暑さに強く開花時期が長いサルビアは、自宅でも育てやすい花です。カラフルな花は夏の花壇に彩りを与えてくれるでしょう。

購入する場合は、どんな性質を持ったサルビアなのかを確認しておくことが大切です。日当たりと風通しの良い場所で育てて、こまめな花がら摘みと適切な切り戻しをすることでより長く花を楽しめます。

基本的なポイントを確認してサルビアを上手に育ててみてください。鮮やかな花を元気に咲かせるサルビアを庭に取り入れて、夏を乗り切りましょう。


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ガーデンにある花とテーブル