ゴムの木が枯れる原因と対策|復活させる方法もチェック!

ゴムの木

ゴムの木は大きく色鮮やかな葉っぱが美しい人気の観葉植物です。花言葉も「永遠の幸せ」と縁起が良いのですが、それゆえに枯れてしまったときには「永遠の幸せが…!」と不安になりますよね。この記事では、ゴムの木が枯れる原因と対策から、復活させる方法までご紹介します。

ゴムの木が枯れる原因と対策とは?

ゴムの木

ゴムの木は頑丈で、初心者にもよく楽しまれている観葉植物です。枯らしてしまった場合には、「生育環境」に何かミスがあったのだと考えられます。

日光・水やりなどいくつかのポイントを押さえて生育環境を整えれば、今度こそ元気に育てられますよ。さっそく、ゴムの木が枯れる原因と対策を見ていきましょう。

日光の不足

もっともありがちな原因が、日光不足です。ゴムの木は日光が大好きな植物で、日光不足になると途端に元気を失ってしまいます。酷い場合には弱るだけではなく、葉っぱがポロポロと落ちてしまうため要注意です。

室内・室外どちらで育てる場合も、できるだけ日当たりの良い場所に設置しましょう。特に室内の場合は、なるべく窓際に置いてあげるなどの工夫が必要になります。

ただし、多くの観葉植物と同様に、夏場の直射日光を当てすぎるのはNGです。強すぎる日差しで葉っぱの細胞が死滅する「葉焼け」が起こります。

葉っぱが変色し始めたら、葉焼けが起きているサインです。

「様子がおかしいかな?」と感じた段階で、レースのカーテンで遮光した日光を当てるようにするなど、労わってあげてくださいね。

植物ライト

水やりの過不足

水のやりすぎ、もしくは、やらなすぎも、ゴムの木が枯れる原因です。ゴムの木に限らず、観葉植物は適量の水を与えてあげないと弱ってしまいます。

「水をやらなすぎて枯れるのはわかるけれど、やりすぎもダメなの?」と疑問な方も多いのではないでしょうか? 

観葉植物は水を与えすぎると根っこが酸欠状態に陥り、やがては腐り落ちてしまいます。

園芸用語で「根腐れ」と呼ばれる状態です。初心者が観葉植物を枯らしてしまう場合、この根腐れが原因のケースが非常に多いので、しっかりと気をつけましょう。

ゴムの木の水やりは、季節に応じて調節します。

冬以外の暖かい季節は、成長のためにたくさん水を必要とするため、しっかりと水やりを行いましょう。土の表面が乾いた段階で、鉢底からあふれ出るほど水を与えればOKです。

10月以降になり気温が下がってきたあとは、ゴムの木の成長も緩やかになりますので、水やりの量を減らします。土の表面が乾いているのを確認したあとに、さらに2~3日ほど経ってから水を与えましょう。

なお1回の水やりで与える水量自体は、しっかりと与えて大丈夫です。水やりの量よりも、回数を減らすイメージで調節してくださいね。

肥料の与えすぎ

「大きく元気に育って欲しいから」とたくさん肥料を与えすぎるのも、ゴムの木が枯れる原因になってしまいます。

観葉植物に肥料を与えすぎると、「肥料焼け」と呼ばれる異常が起こります。いくつか要因はありますが、おもに樹液の濃度が下がり、根っこが適切に水分を吸えなくなる現象です。

肥料焼けは、水をやりすぎたとき同様に、やがては根腐れにつながってしまいます。

肥料を与えるのは生育の活発な春~秋に限り、与える量も各肥料の基準量を守るようにしましょう。

「ハダニ」などの害虫

日光や水やり、肥料に問題がないのに枯れてしまう場合は、害虫が原因かもしれません。

「ハダニ」「カイガラムシ」のような害虫が繁殖すると、ゴムの木の葉っぱから栄養を吸い取ります。放置していると、ゴムの木は栄養失調状態に陥り、いずれは枯れてしまうので、適切に害虫対策を行いましょう。

害虫対策には、「早期駆除」と「葉水」の2点が大切です。

早期駆除

ハダニやカイガラムシは1cmにも満たない小型の害虫で、1匹ゴムの木についた程度では、ほとんど影響はありません。しかし、放置していると次々に繁殖してしまい、やがては専用の薬剤などがないと手がつけられなくなります。

たとえ数匹であっても、見つけた段階で速やかに駆除することが大切です。ピンセットやテープ、あるいは水で洗い流して取り除きましょう。

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葉水

葉水は葉っぱの両面に対して、霧吹きなどを使って水を吹きかけてあげるお手入れです。害虫が寄りつきにくくなるほか、葉っぱ自体が喜ぶ効果もあります。

小まめに葉水をしながら虫がついていないか確認し、ついていたら早期に駆除するよう習慣づけましょう。

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植え替えの不足

ついつい見落としがちな原因が、植え替えの不足です。ゴムの木は植え替えが必要な植物で、長期間植え替えをせずに放置すると、根っこが鉢の中で成長しすぎてしまいます。

根っこが成長しすぎると上手に水を吸えなくなり、根腐れにつながるので。適切な頻度で植え替えてあげましょう。

ゴムの木の理想的な植え替えペースは1~2年に一度ほどです。時期は、生育が活発でゴムの木がダメージを受けにくい4月中旬~10月中旬が適しています。

植え替えは簡単で、大まかな手順は以下の通りです。

  1. ゴムの木をそっと植木鉢から取り出す
  2. 古くなった根っこと土を優しく取り除く(初心者は明らかに色のおかしな部分を取り除くだけでもOK)
  3. 少し大きめの鉢に植え付け、水を流して土のなかでゴムの木を固定する

植え替え後はデリケートな状態なので、直射日光を普段よりも避けるなど大切にケアしてあげるのがポイントです。

枯れたゴムの木を復活させる方法!

ゴムの木 挿し木

最後に、すでに枯れてしまったゴムの木を復活させたい方に向けて、3つの方法をご紹介します。

ゴムの木は頑丈な植物で、一見すると枯れたように見えても復活するケースも多いです。まだ諦めずに、それぞれの方法を試してみてくださいね。

適切な環境を整えて様子を見る

まず行いたいのが、適切な環境を整えて様子を見ることです。これまでの生育環境が間違っていて、なおかつまだゴムの木に生命力が残っている場合には、環境を整えてあげるだけで復活する可能性があります。

上記でご紹介した日光、水やりなどのポイントをチェックしてゴムの木が喜ぶ環境を作りましょう。

剪定で負担を減らしてあげる

「環境は整えたはずなのに、あまり元気にならない……」そんなときは剪定を行いましょう。

完全に枯れてしまったり元気がなかったりする部分を取り除くことで、健康な部分に栄養が行きわたるようになります。結果、自然とゴムの木も元気を取り戻しやすいです。

剪定は非常に簡単で、園芸用のハサミで枯れた部分を根元から切り落とすのみですので、明らかに変色している枝や葉っぱを切り落としていきましょう。

なお、ゴムの木の白い樹液は肌に触れるとかぶれる場合があります。手袋をしておくなど、手に触れないように注意してくださいね。

4つの剪定ばさみ

元気な枝を挿し木する

環境を整え、剪定しても元気にならないのであれば、残念ながらこのまま復活させるのは難しいかもしれません。元気な枝を使って「挿し木」を行い、新しいゴムの木として育てましょう

植え替えや剪定よりは気を使うものの、挿し木もそれほど難しくはありません。具体的な手順は以下の通りです。

  1. もっとも元気そうな枝を切り離し、枝先から10cmほどの長さになるようカットする
  2. 枝から葉っぱを1~2枚になるまで取り除く
  3. 残した葉っぱも、それぞれ横に半分ほど切り取る
  4. コップなどに水を張り、枝(切り口側)を入れて半日ほどたっぷりと水を吸わせる
  5. 水から取り出し、ミズゴケ(ホームセンターや園芸ショップで市販されている)で切り口を優しく覆う
  6. そのまま小さな鉢に入れて日陰に置き、根っこが出てくるまで様子を見る
  7. 根っこが生えたら、ミズゴケごと土に植えて完了

できるだけ元気な枝を選ぶのが、挿し木成功のコツです。成功したあとは、今度こそ元気に育つように環境を整えてあげましょう。

枯れる原因を取り除いて楽しくゴムの木を育てよう

ゴムの木

ゴムの木は枯れにくく、適切な環境さえ整えてあげればスクスクと育ちます。大きく濃い色合いの葉っぱは鑑賞効果も高く、育てていて楽しい植物ですよ。

水やりや日光など大切なポイントを押さえて、枯れてしまわないようにしっかりと良い環境を作ってあげてくださいね。

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