ベランダガーデニングを始める方法!初心者でもおしゃれに楽しむコツ

ベランダガーデン

最近、ベランダやバルコニーで植物を育てたり家庭菜園を楽しんだりしている方も多いですよね。今回は、「緑あふれるベランダガーデンに憧れているけど、何から始めたら良いかわからない!」という方に、ベランダガーデニングの始め方と、おしゃれな空間づくりのコツをご紹介します。

目次

マンションやアパートでも楽しめるベランダガーデニング

マンションやアパートでも楽しめるベランダガーデニング

マンションやアパートに住んでいるからと、ガーデニングを諦めてしまっていませんか?実はベランダガーデニングでも、気軽に植物を育てたり家庭菜園を楽しんだりすることができます。

ベランダにグリーンがあることで雰囲気が変わり、気持ちも前向きになれるでしょう。さらに、お部屋から外を眺めるときに、ふとグリーンが目に入ると癒し効果もありますよ。

鉢植え一つからでも気軽に始められるので、気になっている方はぜひ挑戦してみてください。

ベランダガーデニングをはじめる前にチェックしておくべきこと6つ

ベランダガーデン

ベランダガーデニングを始める前に、チェックしておくべきことを6つご紹介します。限られたスペースでの条件を確認し、ルールとマナーを守ることが大切です。

また、植物を育てる環境に適しているかどうかを確認しておく必要があります。もし、あまり適していないなら、その環境に合った植物選びが必要となるでしょう。

制限

まず初めに、住んでいるマンションやアパートの制限を確認しましょう。そもそもベランダに植物を置いてはいけなかったり、鉢の数が決められていたりする場合もあります。また、ベランダの耐荷重制限をチェックしておくことも必要です。

スペース

次に、ベランダのスペースを確認し、どんなガーデン作りをするのかイメージしてみましょう。ベランダは洗濯物を干したり、避難経路になっていたりするため、自由に使えるスペースが思っている以上に狭いかもしれません。

できればメジャーを使って細かく測っておくことをおすすめします。どこにどんな植物を置きたいのか、見取り図を描いてイメージしておくと失敗しないでしょう。

日当たり

植物が育つために必要となる日当たりを、事前に確認しておくことが大切です。朝から日暮れまでどのように日が当たるのか、また日が当たりにくい場所があるかどうか、一度チェックしてみましょう。

日当たりが良くないと、植物が徒長してしまい元気に育ちません。また、日が強く当たりすぎる場所や、西日がきつく当たる場所では、葉焼けを起こしてしまう植物もあります。

ベランダの方角はもちろん、日当たりは季節によっても変わってくるため、できれば春夏秋冬の日当たりを確認しておくと良いでしょう。

風当たり

植物を健康に育てるためには、ある程度の風通しが必要です。風通しが悪いと株元が蒸れて根腐れしたり、害虫が発生したりする場合があります。

一方で、風が強く当たりすぎてしまう場合は、乾燥しやすくなるため水やりの管理を注意深くする必要があります。また台風などの強風時、植物が倒れることのないよう対策しなければいけません。

ベランダに空気が流れるような空間があるかどうか、一度チェックしておきましょう。

水場

植物の水やりをどのようにするのかも、考えておく必要があります。ベランダに水道がついているかどうかを確認し、もし無い場合は、どこから水を汲んで水やりをするのかイメージしておきましょう。

近くに水場がないのに、たくさんの植物や大きな植物を置いてしまうと、水やりがとても大変になってしまいます。

また、雨の吹き込みがどの程度あるのかによって水やりの頻度も変わってくるので、確認しておくと良いでしょう。

排水溝

排水溝が自分のベランダにあるかどうかも重要なチェックポイントです。マンションやアパートによっては、排水溝が両端にしかない場合もあります。

もし、排水溝が自分のベランダにない場合は、水やりが自由にできません。水が隣に流れ、隣の方に迷惑がかかってしまいます。その場合は、小さな植物や水やりの頻度が少ないサボテンや多肉植物を置くなどの工夫が必要です。

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ベランダガーデニングに必要なもの

ベランダガーデニングに必要なもの

ベランダガーデニングを始めるために、まずはコンテナを用意してみましょう。

【必要なもの】

  • プランターや植木鉢
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 用土
  • 肥料
  • シャベル
  • ジョウロ
  • グローブ
  • ハサミ

プランターや植木鉢には、さまざまな材質や大きさがあります。ベランダの耐荷重制限をふまえ、使いやすいものを選びましょう。慣れてきたらベランダの雰囲気に合わせ、デザイン性のあるものを使ってみるとよりおしゃれな空間づくりができますよ。

必要な用土は植物によって変わりますが、市販の草花用培養土には元肥が含まれているものが多いので、初心者にもおすすめです。

植物によっては、キャスター付きのコンテナや、ツルを絡ませるトレリスなどを用意すると良いでしょう。

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ベランダでも育てやすいおすすめ植物

ベランダガーデン

ベランダではスペースが限られるためあまり大きくなる植物は育てられません。

季節ごとに楽しめる花や、料理にも使えるハーブ、収穫体験も楽しい野菜や果実などがおすすめです。寄せ植えにすると見た目もランクアップし、より育てやすくなります。

また、サボテンや多肉植物は管理が楽なので初心者でも育てやすいでしょう。

ベランダでも育てやすい植物を、種類ごとにご紹介します。

【おすすめの花】

【おすすめのハーブ】

【おすすめの野菜・果実】

ベランダガーデニングの注意点5つ

ベランダガーデニングの注意点5つ

準備が整ったら、ベランダガーデニングの始まりです。植物の管理をすることはもちろんですが、ベランダならではの注意点がありますので、きちんと確認しておきましょう。

周りに注意して水やりをする

水やりをするときは、下の階の人や、通行人に注意しましょう。

ベランダの柵付近に植物を置くことは多いですが、何も考えずに水やりをすると、下の階の洗濯物を濡らしてしまったり、歩いている人に水がかかってしまうなど、迷惑をかけてしまいます。

プランターをずらすなど、周りに水がかからないよう配慮して水やりをしましょう。

ベランダの外側には鉢を下げない

ベランダの柵に鉢を下げるのは止めましょう。落下の危険があるだけでなく、土や葉が落ちてトラブルの元となってしまう可能性があります。

避難経路や避難はしごをふさがない

ベランダには避難はしごや蹴破り戸があるはずです。災害があったときにスムーズに避難ができるよう、はしごの上や避難経路の周辺には物を置かないようにしましょう。

自分だけでなく、周りの方にも多大な迷惑をかけてしまう恐れがあるので、きちんとルールを守ることが大切です。

排水溝を詰まらせない

植物を育てていると、土や枯れ葉が落ちてしまうことはよくあります。枯れ葉や伸びたツルなどで排水溝が詰まらないよう、よく掃除をするようにしましょう。

排水溝を詰まらせてしまうと、雨水があふれて周りの方に迷惑をかけてしまいます。

強風・台風時の安全を確保する

強風や台風の時には、プランターやガーデニンググッズが吹き飛ばされないよう対策が必要となります。

飛ばされないよう固定をするか、室内に入れておくなど、いざという時を想像して管理できる分量の範囲内でベランダガーデニングを楽しみましょう。

狭い空間でもベランダガーデニングをおしゃれに楽しむコツ4つ

ベランダガーデン

せっかくベランダガーデニングを始めたら、おしゃれな空間づくりをして楽しみましょう。狭い空間でもおしゃれに楽しむコツを4つご紹介します。

棚を設置する

狭い空間を有効活用するために、棚を設置されてみてはいかがでしょうか。棚に植物を置くことで、日当たりや風通しが良くなるメリットもあります。棚の下段には、ガーデニンググッズを収納することもできます。

いろいろなデザインや材質の棚があるので、スペースにあったお気に入りのものを選びましょう。スノコを合わせてDIYしたり、ペイントしてリメイクしたりするとよりオリジナリティのあるおしゃれな空間づくりができますよ。

エアコンの室外機を活用する

ガーデニングの邪魔になってしまうエアコンの室外機には、カバーをかけてみましょう。カバーをかけると、上部を棚のように活用することができます。

ただし、室外機は風を取り込んだり出したりする必要があるので、きちんと設計された室外機専用のカバーを使いましょう。安全面も心配なのでDIYはおすすめしません。おしゃれなデザインの物も販売されていますので、雰囲気にあったものを選ぶと良いでしょう。

また、室外機前面はたくさんの風が出てきます。乾燥し枯れてしまう恐れがあるため、前面に植物は置かないようにしましょう。

フェンスや壁を活用する

限られたスペースを有効的に使うには、フェンスを設置したり、壁を活用したりしてみるのもおすすめです。

例えば木製のフェンスを柵側に設置すると、外側からの目隠しになり、ナチュラルな雰囲気に変わるでしょう。プライベート感も増すので、ベランダで過ごすのがより一層心地良くなります。

さらに、フックを引っ掛けて植物をハンギングしたり、オブジェを飾ったりしてコーディネートも楽しめます。

床をアレンジする

ベランダの床はコンクリートや防水塗装された無機質なものが多いです。おしゃれなベランダガーデンにするためには、床をアレンジしてみましょう。

レンガやタイルなどは重さもあり、床を傷つけてしまう恐れがあるため、ベランダ専用のジョイントパネルがおすすめです。レンガ調や木材、人工芝など、さまざまな素材やデザインの物が販売されていますよ。

購入前にきちんと設置スペースを測り、キレイに掃除をしてから設置しましょう。

ルールとマナーを守ってベランダガーデニングを楽しもう!

ベランダガーデン

マンションやアパートのベランダにグリーンがあると、気分も空間も明るくなります。鉢植え一つから、気軽にベランダガーデニングを始めてみませんか?

ルールやマナーを守り、周りの方へ迷惑がかからないよう注意して、限られたスペースをおしゃれなベランダガーデンにしてみましょう。緑あふれるステキなベランダガーデンがあれば、毎日がもっと生き生きと楽しくなるはずです。

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この記事を書いた人

biotonique 編集部です。観葉植物で多くの方の暮らしが豊かになれるような情報を提供していけたらと思います。

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