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清涼感のある青紫色の花が印象的なアガパンサスは、夏花壇に欠かせない定番の花です。植えっぱなしでも毎年花を咲かせ手がかからないので、ガーデニング初心者にもおすすめです。適切なお手入れをすることで花つきや花持ちが良くなるので、ぜひチェックしておきましょう。
アガパンサスは手がかからない夏の花
アガパンサスは、光沢と厚みのある細長い葉の間から、すっくと伸びた茎に爽やかな色の花を咲かせる夏の花です。南アフリカでは10~20種の原種が自生していて、園芸品種は300以上もあるといわれています。
植えっぱなしでも梅雨から夏まで毎年花を咲かせる丈夫な多年草なので、公園の花壇やコンテナによく使われています。優雅さのある見た目は、切花としてやフラワーアレンジメントとしても人気が高いです。
種類によって性質が異なる
多くの品種を持つアガパンサスは、種類によって花の形やつき方、性質が異なります。小さな花を花火のように放射状に咲かせるアガパンサスですが、その形状は、筒状の花、細長い花、星形やラッパ型などさまざまです。
また、品種によって常緑性のもの、落葉性のもの、またはその中間のものがあります。常緑性のものは温暖な地域での栽培が適していて、落葉性のものは比較的耐寒性があるため寒冷地でも栽培できます。
品種によっては30cmほどのコンパクトなものや、1m以上になる大型のものまであります。アガパンサスを購入する際は、性質をよく確認してそれに合った育て方をしましょう。
アガパンサスの花言葉
ギリシャ語で「愛の花」を意味するアガパンサスは、「恋の訪れ」「ラブレター」という意味の花言葉を持っています。
そんなロマンティックな花を、ぜひ夏のガーデンに取り入れてみましょう。
アガパンサスの苗の選び方
アガパンサスの苗を選ぶときは、ポットに3株ほど入ったものを選びましょう。株が小さいものだとその年に花が咲かない可能性があります。葉が大きくてたくさんついているもの、そして株がしっかりと安定したものを選ぶと良いでしょう。
また、品種によって育てるのに適した地域が異なり、生長したときの高さも異なるので、育てる環境や場所に合った品種を選ぶことが大切です。
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日陰でも育つ?
アガパンサスは耐陰性があるため、半日陰でも育つ植物です。また、土質を選ばず痩せ地でも育つので、他の植物を植えられない北側や、日陰になってしまう場所でも栽培できます。
ただし、日陰で育てると花が咲かないため、花つきを良くするためには、日当たりと水はけの良い場所で育てる必要があります。
植え付けのコツ
植え付けに適している時期は、4月中旬から6月中旬、または9月中旬から10月中旬頃です。
アガパンサスの根は生育旺盛で、横にも下にも良く伸びます。そのため、鉢植えにする場合は、6号以上の鉢や、深めの鉢を選びましょう。
また、数年で株がかなり大きくなるため、プランターや地植えにする場合は、株間を空けて植えるようにします。植え付けのときは、ポットから抜いた根鉢は崩さず、そのまま浅植えにします。
基本的に土質は選びませんが、乾燥を好むため水はけの良い土を使いましょう。鉢植えなら市販の草花用培養土を、地植えの場合は腐葉土を混ぜてから植えると良いでしょう。
水やりのコツ
アガパンサスは太い根を持ち乾燥に強いため、庭植えの場合は水やりは必要ありません。雨が当たりにくい場所に植えている場合は、様子を見ながら過湿に注意して水やりをしましょう。
鉢植えの場合は、用土が乾いてからたっぷりと水やりをします。水のやりすぎは厳禁ですが、成長期となる春は多めに水を与えましょう。
肥料の与え方
痩せ地でも育つアガパンサスは、肥料がなくてもよく育ちます。庭に植え付けるときは、堆肥や腐葉土を混ぜておけば十分です。
ただし、鉢植えの場合や花つきを良くしたい場合には、春と秋に肥料を与えると良いでしょう。月1回の置き肥、または月3回ほどの液体肥料を施します。
必要なお手入れ
アガパンサスをより健康的に育てて、さらに花つきを良くするために必要なお手入れをご紹介します。
花茎切り
咲き終わった花をそのままにしておくと、種をつけるためにエネルギーが使われ、株全体が弱くなってしまいます。咲き終わった花は、花茎の根元から切り落としましょう。
種の収穫をしたい場合は、必要な分のみ残して他は取り除くようにします。
芽数の整理
株が混み合っているようなら、芽数の整理をしましょう。芽数が多いと栄養が全ての芽に行き渡らず、全体の開花に影響するため、適度に減らすことが大切です。さらに、風通しが良くなり蒸れや害虫発生の防止にもなります。
防寒対策
常緑種のアガパンサスは、地域によっては冬の防寒対策が必要です。
鉢植えは室内に取り込みましょう。地植えのアガパンサスは、株元に落ち葉やワラなどを敷くと、寒さや霜から株を守ることができます。上手に冬越しができると、夏にはたくさんの花を咲かせてくれるでしょう。
アガパンサスが注意すべき病害虫
アガパンサスがかかりやすい病気は特にありません。注意すべき害虫はアブラムシです。春から秋にかけて、柔らかいつぼみに発生することがあります。
見つけたらスプレータイプの殺虫剤を散布します。または、事前に株元に粒剤の殺虫剤を置いて予防しておくと良いでしょう。
鉢植えのアガパンサスの植え替えは?
庭植えのアガパンサスは、植えっぱなしにしていても5〜10年以上、毎年花を咲かせてくれます。
鉢植えの場合は、根詰まりや株の老化によって花つきが悪くなるため、3〜4年に一度は株分けを兼ねて植え替えをします。植え替えの際は、根をなるべく傷めないように気をつけましょう。
アガパンサスの増やし方
アガパンサスは3つの方法で増やすことができます。
株分け
何年か育てた鉢植えのアガパンサスは、春か秋頃に株分けをします。あまり小さく分けると花は咲かないため、4〜5つの芽と10枚ほどの葉がつく大きさを目安に分けます。新しい鉢に浅めに植え、たっぷりと水やりをしましょう。
挿し芽
株分けの際に折れてしまった茎や、根が少ない株は、挿し芽用土に挿しておくと発根します。茎は繊細なので、ピンセットなどを使って扱いましょう。
種まき
開花後、花をそのままにしておくと種ができます。サヤから黒い種を収穫しましょう。種をまくと株ができますが、花を咲かせるまでは3〜4年かかります。
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アガパンサスの代表的な品種
種類豊富なアガパンサスの、代表的な品種を5つご紹介します。
プラエコクス・オリエンタリス
花数が多い大型タイプの、日本でも流通の多いアガパンサスです。常緑種で、草丈は50〜100cmほどになります。花色は、白や青、紫などがあります。
プラエコクス・ミニムス
草丈が60cmほどの、比較的コンパクトなサイズのアガパンサスです。鉢植えで育てるのに適しています。
アフリカヌス
明治時代に日本に入ってきたといわれる、常緑性の品種です。斑入りの葉を持つものもあり、ガーデンに彩りと清涼感を与えてくれるでしょう。
ジューン・ブライド
草丈は50〜80cmになる、名前の通り純白な色の花を咲かせます。切花やフラワーアレンジメントにすると見栄えがするでしょう。
紫式部
草丈1mほどになる大型品種で、きれいな青紫色の花を咲かせます。夏花壇のアクセントとして取り入れると清涼感のあるガーデンになるでしょう。
清涼感のあるアガパンサスで夏の庭を彩ろう
丈夫で育てやすいアガパンサスは、優雅で力強い茎や葉と、爽やかな花色が魅力的な夏の花です。植えっぱなしにしておいても毎年花を咲かせてくれるので、ガーデニング初心者にもおすすめです。
上手に育てるためには、育てる環境に合った性質の品種を選ぶことが大切です。住んでいる地域や、植える場所に合ったアガパンサスを選びましょう。
日陰でも育つアガパンサスですが、花つきを良くするためには日当たりが必要です。また水はけの良い土に植え、花茎切りや芽数の整理をするとよりたくさんの花を楽しむことができるでしょう。
暑い夏に爽やかな清涼感を与えてくれるアガパンサスを取り入れて、涼しげなガーデンづくりをしてみてはいかがでしょうか。