「過酷な夏にもスクスク育ってくれる、暑さに強い観葉植物を育てたい!」そんな方に向けて、この記事では屋内と屋外それぞれに置きたい、暑さに強いおすすめの観葉植物をご紹介します。夏に注意しておくべきお世話のポイントとあわせて、ぜひ参考にしてみてください。
夏にも元気に育つ!暑さに強い観葉植物12選
夏は観葉植物を枯らしてしまいやすい時期ですが、暑さに強い品種なら元気に育ってくれます。
早速、屋外・屋内それぞれに置きたい、暑さに強い観葉植物を見ていきましょう。
いずれも初心者でも育てやすく、鑑賞効果も高い植物です。自分が飾りたい場所に似合いそうなものはどれか、ぜひ吟味してみてくださいね。
屋外に置きたい暑さに強い観葉植物6選!
まずは、屋外に置きたい暑さに強い観葉植物たちです。いずれも日本の夏にも簡単には負けない、圧倒的な頑丈さを誇ります。
ガジュマル
最初にご紹介するのは、根が絡まって1本の幹になったような、ユニークな見た目で人気の“ガジュマル”です。
“ガジュマル”は沖縄に生育する植物で、現地では「キジムナー」という精霊が宿る縁起の良い木として愛されています。
もちろん暑さにも日差しにも強く、夏の間も健康に成長してくれますよ。
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ユーカリ
コアラが食べているイメージの強い“ユーカリ”も、夏におすすめの観葉植物です。もともとはオーストラリアなどの南半球で生育するため、暑さに強く寒さに弱い性質を持ちます。
“ユーカリ”は600種類以上ともいわれるほどに品種が豊富で、なかには虫除け効果のある香りを放つものもあります。
「植物は好きだけれど、夏は虫が発生しそうで怖い…」という方にも◎です。湿気は嫌うため、できるだけ風通しの良い環境に置いてあげてくださいね。
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アガベ
“アガベ”はウイスキーの原料にも使われる、リュウゼツラン科の観葉植物です。葉がプニプニした多肉植物の一種で、この葉に水をたくさん蓄えられるため暑さにも負けません。
お酒づくりに役立つ「アガベ・テキラーナ」が有名ですが、ほかにも「雷神」や「吹上(ストリクタ)」のようなかっこいい名前の品種も存在します。
品種数は300種類以上ともいわれており、ほかの方と被りにくい珍しい植物を育てたい方にもぴったりです。
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ユッカ
「青年の木」の別名でも知られるのが“ユッカ”です。太い幹からヤシのような葉が生える力強いシルエットをしており、見た目通りに頑丈で、初心者でも元気に育てられます。
存在感が強く、庭に飾ると周りの雰囲気をガラッと変えてくれるのも嬉しいポイントです。屋外でたくさんの太陽の光を浴びせながら、のびのびと育ててあげましょう。
投稿が見つかりません。パキラ
「占いや風水が好きで、観葉植物で金運アップを目指したい!」そんな方にぴったりなのが、ギフトに選ばれることも多い“パキラ”です。
“パキラ”は「発財樹」という別名を持つほど、お金にまつわる幸運を司る植物として愛されています。しかも、過酷な中南米が原産地であり、日本の暑さ程度ではほとんど枯れません。
“パキラ”は5年など長く育てていると、運が良ければ開花することもあります。育てていて愛着の湧きやすい観葉植物です。
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サボテン
数ある多肉植物のなかでも、おそらくもっとも有名なのが“サボテン”です。砂漠に生えているイメージ通りに“サボテン”は暑さに強く、夏の間も元気に育ってくれます。
“サボテン”は5,000種類以上もあるといわれるほどに品種が多様で、見た目もさまざまです。
なかには「トゲのないサボテン」などという品種まであり、どの苗を育てようかと探す時間も楽しいですよ。
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屋内に置きたい暑さに強い観葉植物6選!
続いて、屋内で育てたい暑さに強い観葉植物をご紹介します。いずれも「耐陰性」と呼ばれる日陰でも元気に育つ力が強く、室内でも問題なく成長する植物です。
なお、あまりにも日差しが強い時期は、窓越しに直射日光を当てても葉焼けすることがあります。場所を少し移動させるか、レースのカーテンで日差しを弱めてあげましょう。
サンスベリア
圧倒的な耐陰性の強さを誇るのが“サンスベリア”です。葉が鋭く伸びるスタイリッシュな姿から人気も高く、個人宅はもちろんカフェなどでもよく育てられています。
“サンスベリア”は空気中の有害な物質を吸着し、代わりにマイナスイオンを出す「空気清浄効果」を持つことでも有名です。
寝苦しい夏に寝室へ置けば、いつもよりもすっきりと気持ちの良い朝を迎えられるかもしれませんよ。
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金のなる木
「暑い夏にも元気に育つ、何かインパクトのある観葉植物を試してみたい」
そんな方にぴったりなのが、“金のなる木”です。通称のようですが正式名称であり、外国でも「Dollar plant」として愛されています。
暑さに強いのはもちろん、花言葉も「一攫千金」や「富」といったゴージャスなものです。テーブルの隅や玄関に置いて、運気を向上させてみてはいかがでしょうか。
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ポトス
抜群の知名度を誇る観葉植物が“ポトス”です。卵形の可愛らしい葉が印象的で、“ポトス”の名前は知らなくても、カフェやオフィスで見たことのある方も多いのではないでしょうか。
“ポトス”は暑さに強く寒さに弱めな植物で、一年中室内で育てるのに向いています。
いわゆる「ツル植物」なので、壁に這わせたり高い位置から葉を下ろしたりと、工夫次第でおしゃれな置き方ができるのも魅力です。
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モンステラ
“モンステラ”はラテン語で「monstrum:奇怪、異常」の意味を持つ、一風変わった観葉植物です。独特の名前の由来は葉にあり、この葉は触らずとも自然に切れ込みが入る性質を持ちます。
切れ込みの入り具合は1枚1枚異なるため「自分だけのモンステラ」になると好評です。葉焼けには注意しつつも、たっぷりと日光に浴びせながら育ててあげてくださいね。
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テーブルヤシ
100円ショップで見かけることもあるほど、簡単に手に入るのが“テーブルヤシ”です。名前の通りヤシの一種で、夏に嬉しい涼しげなシルエットを楽しめます。
ヤシながらコンパクトなので、ミニスペースを上品に飾れます。肥料を与えずにお世話すれば、小さく可愛らしい姿のまま育ちやすくなりますよ。
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オーガスタ
最後にご紹介するのは、トロピカルな雰囲気の部屋を作りたい方におすすめな“オーガスタ”です。比較的大型な植物で葉のサイズも大きく、部屋の雰囲気を一変させてくれます。
暑さに加えて寒さにも比較的強く、一年中元気でいてくれるのが魅力です。乾燥にも強いため、水やりなどのお世話の頻度も少なく、初心者の方も育てやすいですよ。
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暑い時期の観葉植物のお世話は3つのポイントが大切!
最後に、暑い時期に観葉植物をお世話する際に知っておくべきポイントを見ていきましょう。大切なのは、以下の3点です。
- 直射日光を当てすぎない
- 水やりの量と時間を調節する
- 風通しの良さを意識する
たとえ暑さに強い観葉植物であっても、育て方を大きく間違えれば枯れてしまう可能性があります。必ずチェックしてみてくださいね。
直射日光を当てすぎない
1つ目のポイントは、直射日光を当てすぎないことです。
日本の夏の直射日光は多くの植物にとって負担が大きく、たとえ暑さに強い品種であっても葉焼けを起こしてしまいがちです。
葉焼けが起こると、光合成ができなくなるといったトラブルにつながり、最終的には枯れてしまいます。
夏の間は葉の様子を小まめにチェックしてあげましょう。チリチリする、変色するといった異常が見られた場合は、速やかに移動や遮光を行う必要があります。
水やりの量と時間を調節する
2つ目のポイントは、水やりの量と時間の工夫です。
具体的な品種にもよるものの、観葉植物の夏の水やりは、朝と夕方にそれぞれ鉢の底から水が流れ出るほどにたっぷりと与えます。
夏場の昼間は日光ですぐに水が蒸発し、植物が蒸れてしまうためです。害虫対策で葉水を行う場合も、同様に日中は避けましょう。
風通しの良さを意識する
3つ目のポイントは、置き場所の風通しの良さです。
上述の通り、夏は水分が蒸発しやすく、観葉植物が蒸れてしまいやすい時期です。しっかりと風の通る場所に置き、適切に空気を入れ換えて湿度を下げることが大切となります。
特に初心者向けとして売られている観葉植物の多くは、水やりの手間が少ない、乾燥を好み湿気を嫌う品種です。
病気や害虫のリスクを下げるためにも、ジメジメした環境は作らないように工夫してあげてくださいね。
暑さに強い品種を選んで夏にも観葉植物を楽しもう!
この記事では、室外・室内それぞれに置きたい暑さに強い観葉植物と、夏のお世話で大切なポイントをご紹介しました。
暑さに強い観葉植物であっても、猛暑日には葉焼けに注意が必要です。お気に入りの植物を鑑賞するついでに、葉に異常が出ていないかチェックしてあげましょう。
暑さに強い観葉植物を選び、適切な育て方を守れば、難しい夏にもパワフルに育ってくれます。夏に植物を育てる際の注意点は以下の記事でも解説していますので、あわせて参考にしてみてください。