アンスリウム(観葉植物)の育て方|初心者でも失敗しないポイントや植え替え方法を解説

アンスリウム

アンスリウムは、赤い仏炎苞をつける可憐な姿が人気の観葉植物です。仏炎苞をつけ元気に育つ姿を楽しむためには、育て方のポイントがあります。この記事では、基本的なアンスリウムの育て方やトラブルへの対処法、植え替え・増やす方法を解説します。

目次

アンスリウムは600種類もある熱帯の植物

アンスリウムは600種類もある熱帯の植物

アンスリウムは、西インド諸島から熱帯アメリカにかけて自生する熱帯の植物です。アンスリウムと一口に言っても、実は600種類の品種があると言われています。

アンスリウムの特徴や花言葉などを見ていきましょう。

真っ赤な仏炎苞に黄色い肉穂花序をつける

アンスリウムと言えば、真っ赤で美しい仏炎苞が印象的です。

>仏炎苞が花と思われがちですが、仏炎苞は花ではなく、つぼみを包むように変形した葉のことを仏炎苞と言います。真っ赤で可憐な姿からフラミンゴフラワーという愛称を持っています。

アンスリウムの花は肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれ、黄色や白色の小花が密集しているのが特徴です。

熱帯産でも強い日差しが苦手

アンスリウムは熱帯地域に自生しているので、日差しを浴びて成長している印象があります。実際は、強い日差しは苦手としている植物です。

日差しが好きと勘違いして置き場所を間違ってしまうと、葉焼けしてしまうので注意しましょう

寒さに弱い植物

アンスリウムは耐寒性を持たないので、寒い場所では元気に育つことができません。

暖かい夏は問題ありませんが、冬には気温が下がり、アンスリウムにとって厳しい環境になります。

10℃が目安になるので、10℃以上を保った場所で育てるのがポイントです

花言葉は仏炎苞の色によって様々

アンスリウムの仏炎苞は、種類によって色が異なります。

アンスリウムそのものの花言葉は、「恋に悶える心」「煩悩」などがありますが、色によって花言葉が異なるのも特徴です

主なアンスリウムの色別に花言葉をチェックしてみましょう。

  • 赤:情熱
  • ピンク:飾らない美しさ
  • 白:熱心
  • 緑:無垢な心

アンスリウムの育て方!必要な生育環境と枯らさないコツ

アンスリウムの育て方!必要な生育環境と枯らさないコツ

アンスリウムの魅力である真っ赤な仏炎苞をつけ、元気に育てるためには日頃の手入れが欠かせません。

必要な生育環境や温度管理・水やりなどの枯らさないコツをしっかり理解し、実践しましょう。

置き場所は強い日差しが当たらない室内がおすすめ

アンスリウムの特徴でご紹介したように、アンスリウムは日差しに弱い植物です。

強い日差しが当たる窓辺やリビングなどに置いてしまうと、葉への刺激が強く、葉焼けを起こしてしまいます。

日差しの当たらない場所に置くか、置き場所を遮光するなど、日差し対策が欠かせません

最低10℃以上の温度管理が大切

アンスリウムは寒さに弱く、10℃以下になると成長が難しくなってしまいます。気温が低くなる夕方以降や冬場などは、10℃以上に保つことができる室内に移動することが大切です

10℃以上でも40℃を超えると、暑すぎてアンスリウムがばててしまいます。日差しの少ない場所や温度の低い場所に移動し、高温になる環境を避けましょう。

春~秋は土が乾いたらたっぷり水をあげる

アンスリウムは高温多湿の環境が好みので、成長を続ける春~秋は土が乾いたらポットの底からあふれるくらいたっぷり水をあげましょう。

土の中が湿っている状態でたっぷりあげると、根腐れやカビの原因になりやすいので、土が乾いたかどうかをしっかり確認する必要があります

冬は成長がゆっくりになり、春~秋ほど水を吸収しなくなります。土が乾いてから2~3日後を目安にして、春~秋よりも少なめの水をあげましょう。

霧吹きなどで「葉水」をあげる

水やりは、土にたっぷりあげるだけでなく、葉に水分を与える「葉水」をしてあげるのもポイントです。

葉にツヤが出て、害虫対策にもつながります。霧吹きなどを用意して、定期的に葉っぱに水を吹きかけてあげましょう。

肥料は緩効性の置肥・液体肥料が最適

アンスリウムは肥料がなくても育つ観葉植物です。肥料をあげると、成長が早くなるので、アンスリウムの成長を楽しみたい方は肥料を与えましょう。

肥料をあげるときは、ゆっくりと効いていく緩効性の置肥・液体肥料が最適です。

毎日あげたり、薄めずにあげたりすると、肥料焼けを起こしてしまうので、液体肥料は2000~3000倍に希釈し、10日に1回のペースで与えます

成長が緩やかになる冬は、肥料を与えないようにしましょう。

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病害虫ではハダニ、カイガラムシなどに注意

アンスリウムは、害虫に注意が必要です。黄緑や赤色のハダニや白色のカイガラムシが葉っぱにつき吸汁すると、葉っぱの体力を奪い、最悪の場合枯れてしまいます

アブラムシは病気になるきっかけになりやすいので、早めの対処が必要です。

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剪定は古くなった花を切り取る程度でOK

アンスリウムの剪定は頻繁に行う必要はありません。

成長が進みバランスが崩れてきたり、花が古くなったりした場合は、立ち上がった茎を付け根から落としたり、古い花を切り取ったりするなどの手入れが必要です

古い花を切ると、新しい花が付きやすく、また色鮮やかな仏炎苞を付けてくれます。

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アンスリウムにありがちなトラブルの対処法

アンスリウムにありがちなトラブルの対処法

アンスリウムを育てていると、生育環境や手入れの仕方によっては、害虫がついたり、花が咲かなかったりすることもあります。

そのようなときには、どう対処したらよいのでしょうか?主なトラブルとその対処法を解説します。

ハダニやカイガラムシなどの害虫がついていたとき

ハダニやカイガラムシなどの害虫をついたまま放置してしまうと、アンスリウムが枯れる原因になります。ハダニはセロテープなどでくっつけて駆除するのがおすすめです

カイガラムシは、歯ブラシなどで優しく擦ると葉から落とすことができます。白い斑点など葉の変色に気づいたら、害虫をチェックして適切な方法で駆除しましょう。

葉が黄色くなってきたとき

葉が黄色く変色している原因には、直射日光による葉焼けや日当たり不足、水のあげすぎが考えられます。

日光の影響が大きいので、直射日光をの当たらない場所や遮光した場所に置いたり、適度に日に当てたりしながら、日光の当て方に気をつけて育てましょう

一度葉焼けすると回復できないので直射日光はNGです。

花が上手く咲かないとき

アンスリウムが花を咲かせるためには、十分な栄養が必要です。

日光や水分、肥料などを適切にあげるといった基本的な手入れでも花を咲かせることができますが、それでも咲かない場合には栄養が行きわたらない原因があります。

ポットの中が根でいっぱいになっている根詰まりや水のあげすぎなどで根腐れが起きていると、根が水や養分を吸収できなくなるので花を咲かせることができません

根詰まりは定期的な植え替えで対処し、根腐れは水やりの量に気をつけましょう。

全体的に元気がなくなっているとき

アンスリウムの葉や茎だけでなく、全体がくたびれて元気がなくなっているときは、肥料を与えるのがおすすめです。

効果が出るのが早い液体肥料を与えると、栄養がすばやく行き渡り、元気に取り戻してくれるでしょう

ただ、元々成長が緩やかな冬は効果が薄いこと、あげすぎは肥料焼けや根腐れにつながることには、注意する必要があります。

アンスリウムの植え替え・増やし方

アンスリウムの植え替え・増やし方

観葉植物に共通することですが、アンスリウムにも成長に合わせた植え替えが必要です。

植え替えのタイミングで挿し木や株分けをすると増やすことができるので、もっとアンスリウムを楽しめます。植え替えと増やし方について詳しくチェックしていきましょう。

1~2年に1回植え替えが必要

アンスリウムの植え替えの頻度は、1~2年に1回が目安です。1~2年でポットの中の根が窮屈になり、根詰まりをしやすくなります。

一回り大きめのポットと新しい土を用意して、新しい環境にリフレッシュさせてあげましょう。

1~2年が経過していなくても、ポットの底から根が飛び出していたり、元気がなくなってきたと感じたりしたときにも、植え替えをするのが効果的です

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挿し木・株分けで増やすことができる

アンスリウムは、挿し木や株分けによって増やすことができる植物です。アンスリウムが成長していくと、元株が大きくなったり、茎が伸びたりします。

植え替えの際に、子株を分け、新しい土に植えると新しいアンスリウムが成長していきますよ。

挿し木をするときは、元気な茎を10~15cmほどに切り取り、湿ったバーミキュライトに挿します。

定期的に水やりを行うと、新しい葉が出てくるので、鉢に移して仏炎苞や肉穂花序を付けるまでしっかり育ててあげましょう

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アンスリウムの鮮やかな仏炎苞を楽しもう

アンスリウムの鮮やかな仏炎苞を楽しもう

アンスリウムは、花を包むように変形した葉である鮮やかな仏炎苞が魅力的な観葉植物です。

熱帯地域に自生しているものの強い日差しに弱く、寒さを苦手としています。置き場所は、直射日光が当たらない場所、10℃以上保たれた場所が最適です。

高温多湿な環境を好むので、春から秋にかけては土が乾いたらたっぷりの水をあげ、霧吹きなどで葉水もしてあげましょう。

トラブルの対処方法や植え替え・増やし方もチェックして、仏炎苞や肉穂花序を付けたアンスリウムを楽しんでみてくださいね。

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この記事を書いた人

BIOTONIQUE編集部です。観葉植物で多くの方の暮らしが豊かになれるような情報を提供していけたらと思います。

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