パキラの植え替え方法|失敗しない時期や必要な道具などを丁寧に解説

パキラの植え替えはどうすれば?失敗しない時期や方法を丁寧に解説!

「パキラに植え替えが必要と聞いたけれど、どうすれば良いのかわからない」そんな悩みを抱えている方に向けて、この記事では、初心者でもできるパキラの植え替え方法を解説します。よくある質問や、早めに植え替えるべき兆候もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

パキラは植え替えをしないと「根腐れ」が起こる植物

パキラは植え替えをしないと「根腐れ」が起こる植物

パキラは圧倒的な生命力の強さで有名な観葉植物です。しかしそれでも、1~2年に一度は植え替えをしなければいけません

植え替えをしないと、土の中で根を伸ばすためのスペースが不足し、根詰まりを起こします。根詰まりを放置すると、やがては「根腐れ」という根が酸欠で腐る現象が起き、最悪の場合はパキラ全体が枯れてしまいます

もし、自分のパキラが以下のいずれかに当てはまるのであれば、植え替えをすべきタイミングです。

【植え替えの必要なパキラの見分け方】

  • 購入後2年以上経っている
  • 植木鉢に比べてパキラの苗が大きすぎると感じる
  • 鉢底の穴から根が出ている、あるいは根がぐるぐる巻きになっている様子が見える
  • 水やり時に水が土へ染みこみにくくなったと感じる
  • 土から何かが腐ったような臭いがする

植え替えは大変そうなイメージも強いものの、慣れてしまえば10分もかかりません。ぜひ、この記事で植え替え方法を知って、大切なパキラを長持ちさせてくださいね。

初心者向け!パキラの植え替え方法

初心者向け!パキラの植え替え方法

早速、パキラの植え替え方法を見ていきましょう。大まかな流れは以下の通りです。

  1. 必要な道具を準備する
  2. 一時的に水やりを控える
  3. 新しい鉢を整える
  4. パキラを取り出し根を整える
  5. 新しい鉢の中で固定する

今回は初心者でも挑戦しやすいように、知識も道具もゼロからの手順をご紹介します。

前提:パキラの植え替え時期は5月中旬~9月中旬

前提として、パキラの植え替えは5月中旬~9月中旬に行いましょう。植え替えは植物の生育が旺盛な時期に行う必要があり、パキラの場合はこの時期がベストです。

5月中旬~9月中旬であれば、植え替え時に根を多少傷つけてしまったとしても、自然に回復してくれます。初めての方でも安心して挑戦できますよ。

STEP1:まずは必要な道具(土や鉢など)を揃えよう

まず行うべきは必要な道具の準備です。ホームセンターや園芸ショップ、通販を活用して以下のアイテムを揃えましょう。

【パキラの植え替えで必要な道具】

  • 新しい植木鉢(現在よりも一回り大きめなもの)
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット
  • 水はけの良い土(初心者は観葉植物用と書かれたものが◎)
  • ハンドスコップ
  • 剪定ばさみ
  • 軍手
  • 新聞やブルーシート(庭など土がこぼれても良い場所で作業できるなら不要)

注意点として、土は必ず新品を使い、剪定ばさみとスコップは熱湯で消毒しておいてください。土の流用や汚れた道具の使用は、パキラが病気になるリスクを高めてしまいます。

STEP2:決行日の数日前から水やりを控える

必要な道具の準備と並行して、パキラを植え替える日を決め、その日の数日前から水やりを控えましょう

パキラは大型の植物で、そのままでは土から取り出すのも少し大変です。一時的に水やりを控えると、土が根から剥がれやすくなり、パキラを鉢から簡単に取り出せます。

STEP3:新しい鉢を準備する

いよいよパキラの植え替え決行日を迎えたならば、まずは引越し先となる新しい鉢の準備からです。以下の手順で新しい鉢を整えてください。

【パキラの新しい鉢の準備手順】

  1. 手順1:新しい鉢の底に鉢底ネットを敷く
  2. 手順2:ネットが隠れる程度にまで鉢底石を入れる
  3. 手順3:鉢の1/3ほどまで新品の土を入れる

STEP4:パキラを取り出し根を整える

新しい鉢の準備を整えた後は、ついにパキラを現在の鉢から取り出し、根を整えていきます。具体的な手順は以下の通りです。

【パキラの根を整える方法】

  1. 手順1:土を手やスコップで優しく掘り進めて、パキラの苗をそっと鉢から取り出す
  2. 手順2:根についている土を揉みほぐすようにして1/3ほど落とす
  3. 手順3:黒ずんでいる根をハサミで切り取る

パキラは頑丈で、前述の時期さえ守れば多少失敗してもビクともしません。気軽な気持ちで根をケアしてあげましょう。

STEP5:ぐらぐらしないように新しい鉢の中で固定する

パキラの根のケアが終わった後は、新しい鉢へ移してあげれば植え替えは完了です!

【パキラを新しい鉢へ移す方法】

  1. 新しい鉢の中心にそっとパキラの苗を置く
  2. 残りの土(2/3)を優しく入れてパキラの根を隠す
  3. 土部分も含め、鉢全体にたっぷりと水を与えれば完了!

一度水やりをすることで、鉢の中でパキラを適切に固定できます。パキラは大型でそのままでは倒れやすいため、必ず一度水を与えてくださいね。

パキラの植え替えでよくある質問

パキラの植え替えでよくある質問

前述の通り、パキラの植え替えは要するに「根を整えて移動させるだけ」です。難しい手順はなく、初心者も自分で挑戦できます。

とは言え、初めての植え替え前には不安になるものです。最後に、パキラの植え替えでよくある質問を確認しておきましょう。

水耕栽培(ハイドロカルチャー)に植え替えできる?

パキラは水耕栽培(ハイドロカルチャー)への植え替えも簡単にできます。以下の道具を準備しましょう。

【パキラを水耕栽培(ハイドロカルチャー)に植え替えるための道具】

  • 水耕栽培用の器(底に穴が空いていないもの。成長の様子が見える透明がおすすめ)
  • ハイドロボール
  • 水耕栽培用の液体肥料
  • 根腐れ防止剤
  • バケツ

いずれも園芸ショップや通販で、水耕栽培用として販売されているものでOKです。道具が揃った後は、以下の手順で植え替えます。

【パキラを水耕栽培(ハイドロカルチャー)に植え替える手順】

  1. 新しい器の底に根腐れ防止剤を入れる
  2. 一度水洗いしたハイドロボールを1/3ほどまで入れる
  3. 前述の手順でパキラの根を整える
  4. 水を張ったバケツの中で、根に付いた土を完全に取り除く
  5. 新しい器にパキラを入れ、残りのハイドロボール(2/3)を入れて固定する
  6. 液体肥料を溶かした水を、器の1/4ほどまで入れれば完了!

水耕栽培の場合は、市販の水耕栽培用の肥料を用量・用法を守って与えてください。土から栄養を吸収できないため、そのままでは栄養失調になりがちです。

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植え替え後に枯れる(元気がない)ときはどうすれば?

植え替え後のパキラが枯れる(元気がない)場合は、適切な生育環境を整えて見守りましょう。少なくとも以下のポイントはチェックする必要があります。

  • 日当たり:遮光した日光をたっぷりと当てる
  • 風通し:湿気の少ない風通しの良い場所に置く
  • 気温:5度以下の環境は避ける
  • 水やり頻度:夏場にはたっぷりと、冬には控えめに与える

パキラにふさわしい生育環境は、以下の記事で詳しく解説しています。

葉がきれいなパキラ

注意点として、土栽培の場合は元気がないからと肥料を与えてはいけません

元気がないパキラは何かしらの異常を抱えている可能性があり、このような場合には肥料がかえって逆効果になってしまいます。

3月、4月、10月など時季外れに植え替えても良い?

前述の通り、パキラの最適な植え替えタイミングは5月中旬~9月中旬です。3月、4月、10月などはベストタイミングから外れており、ふさわしくありません

このような時期にパキラの植え替えを行うと、引越しのダメージから回復できなかったり、上手に新しい鉢の中で根を伸ばせなかったりしてしまいます。

熟練者であれば何かあっても自分で対処できるため、時季外れに自己責任で植え替える方もいます。しかし、初心者の場合はできるだけ避けておいた方が安心です。

大切なパキラを植え替えてこれからも元気に育てよう!

大切なパキラを植え替えてこれからも元気に育てよう!

この記事ではパキラの植え替えについて、必要性や具体的な手順、よくある質問をご紹介しました。

パキラの植え替えは大変そうにも思われがちですが、実際には初心者でも簡単に行えます。思い切って植え替えをして、大切なパキラを長持ちさせてくださいね。